片付け過ぎない片付け術
【片付け過ぎない片付け術16】衣替えを楽に「オールシーズン服」の考え方
2016年 12月 15日 07:15
季節の変わり目にクローゼットの服を入れ替える「衣替え」、たくさんの服を移動させるので、面倒なうえに結構重労働ですね。今回は、クローゼットの衣替えを楽にするシステム作りをご紹介します。ポイントは入れ替え不要な「オールシーズン用」の服を分け、季節ごとに入れ替える服を少なくすること。これで衣替えがうんと楽になりますよ。また季節外れの気候や空調の効いた建物が増えたことで、起こりがちな「あの服出しておけば良かった」を減らす効果もあります。
オールシーズン着られる服は「出しっぱなし」が楽
季節を問わずアウターにもインナーにも使える素材のTシャツやキャミソール、ジャケットインにも羽織り用にも使えるシャツ、コートのインナーにも羽織り用にも着られる薄手のカーディガンなど、使用頻度の高い服は、「衣替え」でしまい込まずいつも手に取れるようにしておくと便利です。衣替えが楽になるだけでなく、季節の変わり目で急に着たくなったときにも、探すことなくサッと取り出して着られます。
手持ちの服を「夏用」「冬用」「オールシーズン用」に分ける
まずは、手持ちの服を「夏用」「冬用」「オールシーズン用」に分けます。私は「暑い時期にしか着ない=夏用」「寒い時期にしか着ない=冬用」で分け、それ以外は、シーズンを限定しない「オールシーズン用」としてカテゴライズしています。また、分ける段階で「来シーズンも着るかどうか」「ほつれや破れ、シミなどを修復してまで着たいか」をチェックし、手放せる服は手放すようにしましょう。
今だけ着る服+オールシーズン用を出し入れしやすく収納
クローゼット内の使いやすい場所に、「今の季節だけの服」と「オールシーズン用」を配置します。夏なら「夏用+オールシーズン用」、冬なら「冬用+オールシーズン用」となります。よく着る服ほど、ハンガーに掛ける、引き出しの手前に入れるなど、ストレスなく出し入れできる場所を選びましょう。また、実は季節の変わり目にだけ登場する服も少なからずあるもの。例えば、薄手のコートなど、着る期間が短くしかもかさばるものは、着る季節には出し入れしやすい場所へ、着ない期間はクリーニングして奥の方へ入れてもいいですね。
「今着ない服」を手の届きにくい所へ収納して衣替え完了
秋冬シーズンなら「夏用」を衣装ケースに入れて高い所へ、また押し入れなど別の場所に収納して衣替えの完了です。春になって冬用を着なくなったら、「夏用」を衣装ケースから取り出し、入れ替わりにクリーニングした「冬用」を収納します。写真は私の夏用ニットを入れた衣類の引き出しです。冬が終わったら冬のニットを収納するので、入れ替える時にわかりやすいよう、シーズン毎の中身の内容を100均の「きれいにはがせるシール 多目的ラベル」に記入して貼ってあります。
まとめ
私の場合、オールシーズン用としてカテゴライズしている服は、
- シャツ、ブラウス合計2点
- カットソー、キャミソール合計10点
- カーディガン5点
- スカート4点
- ワンピース4点
- 薄手ジャケット3点
- 薄手のコート2点
の計30点でした。これらは衣替えはせず、いつでもサッと取り出せます。クローゼットや押し入れなどが使いにくいほどいっぱいな場合は、収納に対して服の量が多すぎるというサインです。衣替えの際に見直し、リサイクルやリユースなども検討を。