片付け過ぎない片付け術

【片付け過ぎない片付け術11】臭いと決別!おすすめ速乾「台ふきん」3種

臭いやすく消毒も面倒な「台ふきん」ですが、1回で使い捨てるペーパーを使うのももったいないですね。今回は、速乾性で臭いにくく、ある程度は繰り返して使える便利なふきんを、耐久性別に3種類ご紹介します。消毒の煩わしさから解放されるうえ、使い捨てよりもエコなので気兼ねなく使えます。3種類はそれぞれ、耐久性、吸水性、使い心地やデザインなどが異なりますので、お好みを見付けて、台ふきんの断捨離を考えてみませんか。

 

台ふきんの臭いは雑菌が原因!防ぐには「速乾」が重要

汚れを拭き取っては、すすいで繰り返し使う台ふきんは、湿っている時間が長く、汚れも完全には取り除けません。養分と水分がたっぷりあるので、あっという間に雑菌が繁殖し、臭いの原因になります。水分がなくなれば雑菌の繁殖は抑えられますが、布製の台ふきんは乾きにくいので、常に生乾きで臭ってしまいますね。速乾性のふきんは、耐久面で布製ふきんに劣りますが、早く乾くので雑菌の繁殖が抑えられて臭いを防げるうえ、汚れが蓄積する前に新しいものに取り換えてしまえば、消毒の手間も軽減します。

 

毎日交換するなら「洗って使えるペーパータオル」

「スコッティファイン洗って使えるペーパータオル(日本製紙クレシア)」は紙製のタオルですが、不織布タイプなので濡らして絞っても破れにくく、朝から夜まで1日使える程度の耐久性があります。厚手で布製の台ふきんの使い心地と比べると、薄くて物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、紙なので乾きが非常に早く、衛生面でも安心。汚れるたびに使い捨てのペーパータオルを使ってはもったいないという心配も、これなら解決です。1日の終わりにはコンロ周りの油汚れや床の汚れを拭き取ってゴミ箱へ。

 

3日~1週間使うなら「キッチンダスター」

「キッチンダスター(エージェントワン)」は、フードコートにテーブル拭きとして置かれているピンクやグリーンのふきんです。薄いメッシュ状の不織布製で、広げて干せば短時間で乾きます。繰り返し使って雑菌が気になる場合は、乾かすときにキッチン用除菌スプレーを吹きかけてもいいですね。人によっては、吸水性が物足りないと感じることもあるようです。カラフルな商品が多いイメージですが、無印良品のシンプルなタイプも人気ですよ。

 

1~3か月使うなら「セルロース製ふきん」

「セルロースクロス(スリーエム)」は吸水性がバツグンなうえ、乾きが早い天然繊維「セルロース」を使ったふきんです。1枚当たりのお値段は少し高めですが、そのぶん耐久性も高く、1~3か月ほど使えます。厚みがあって手に馴染みますが、乾くと固くなる点が気になる人もいるようです。たっぷりの水分を吸い取り水滴を残さず拭き取れるので台ふきんとしてはもちろん、広げた上に洗った食器を伏せて水切りにも使えます。付いた汚れが落ちやすく、漂白も可能なので、長く使う場合は安心ですね。

 

まとめ

今回ご紹介した3種類のふきんには、それぞれに長所・短所があるので、耐久性、吸水性、使い心地やデザインなど、ご自身の好みや使い方に合ったものを選ぶといいですね。速乾性とは言え、長期間の使用で汚れが蓄積したり繊維の中に雑菌が入り込んだりすると臭ってくる場合もあります。様子を見ながら取り替えて、家族の食を支える「キッチン」の衛生を保ちましょう。

 

 

NON(ライフオーガナイザー)

暮らしをシンプル=簡単にすることで、もっとラクに、ハッピーになれるアイデアをいつも探しています。片付け過ぎない片付け術、ラク家事、かんたん料理や手芸、子育てなどをテーマに、等身大のヒントを発信していきます。ブログは「のんびりシンプルライフ~NON*troppo」