ぷーこの家電日記

第476回

夜の遊園地で大人気のリアル謎解きゲームに挑戦

先日友人と「リアル謎解きゲーム」というものに行ってきた。パソコンでする謎解きゲームは20年近く前にものすごくハマって、夜な夜なポチポチクリックして謎を解きながら閉じ込められた部屋から脱出していた。でもリアル謎解きゲームは初めて! 結構盛り上がっている雰囲気は感じていたものの、お作法や雰囲気などまるで分からない私は、友人に誘ってもらわなかったら、行ってみようと思わなかったかもしれない。

私が参加したのは「夜の仮面サーカスからの脱出」という、夜の遊園地を舞台に繰り広げられるゲーム。夜の遊園地というだけでワクワクしてしまう。そして仮面サーカスということで、友人とのドレスコードは「サーカス」と決まり、「これ買っちゃった!」とか「届いたよー!」とか、行く前からお互いの衣装で盛り上がる。遊びに全力を注ぎ込む友人が大好きだ。私もサーカスっぽい服を身に纏い、楽しみだったリアル謎解きゲームへレッツゴー!

ワクワクしながら待ちに待った当日。夜の遊園地での開催なので、待ち合わせは夕方。開催地は「よみうりランド」という東京都稲城市にある遊園地で、我が家からは1時間半ちょっとかかる場所にある。

昼間はダラダラゴロゴロして過ごしてて、「そろそろ準備しようかなぁ」と思い動き出した時に「今日は東京ドームシティ(我が家から40分ほどの場所)のどこで待ち合わせだったっけ?」と、やり取りのメッセージを見直して青ざめる。「東京ドームシティじゃない! よみうりランドだ!」と。何でそんな勘違いしていたのかの謎解きの答えは、「よみうりと読売ジャイアンツの混同」と「共に遊園地」である(笑)。

何を言っているか伝わるか分からないけれど、とりあえず状況をそのまま伝えて、そこからは超高速で準備して家を飛び出して、奇跡的に約束時間の4分遅れで待ち合わせの駅に到着した。そのあとの移動も含めちょっと待たせてしまったけれど、参加できないという致命傷は何とか免れた。

慌てて家を飛び出したもので、モバイルバッテリーを忘れたのに気づいたのは、電車に飛び乗って汗と息切れが落ち着いた頃。リアル謎解きゲームではスマホを使うらしく、そんなにバッテリーの持ちが良いとは言えない私のスマホにモバイルバッテリーは必需品なのである。「やばい!」とかなり焦ったけれど、どうしようもない。

「モバイルバッテリー忘れてしまった重大ミス!」と友人グループにメッセージすると、「駅の中にChargeSPOTあったよ!」と返信が。ChargeSPOTは充電器のシェアリングサービスで、好きなスポットで借りて、好きなスポットで返却できるという便利なサービスである。危機一髪助かった! 普段モバイルバッテリーは持ち歩いているので、シェアリングサービスは使ったことがなかった。初めて利用したけれど、アプリから簡単に申し込めて「何これめっちゃ便利じゃん!」と凄く感動した。

そこからまたダッシュしてみんなが待っている場所まで。坂道と階段が堪える。脱出ゲームが始まる前にかなりスリリングな綱渡りで過ごしている私だけれど、何とか合流してホッとしつつ謝りつつ、みんなでゴンドラに乗り込む。遊園地はどうやら山の上にあるらしい。

到着した遊園地は閉園間際の夕暮れ時で、楽しかった1日が終わるちょっと寂しさが漂うような感じでグッとくる。これが「エモい」ってやつだろうか。そして閉園後の遊園地で遊ぶなんて、とにかくテンションが上がる。

謎解きゲームの参加者の集合場所へ案内してくれるピエロさんがあちこちにいて、我々の浮かれたサーカススタイルにも「いいね!」と褒めてくれるノリの良さ。イベント中もピエロたちのホスピタリティの高さは終始私たちの楽しい気持ちを増し増しにしてくれた。

そうこうしているうちに時間が来て、いざ初めての謎解きスタート。最初にホールで前説を含めた演劇パートがあり、その最初のヒントを元に遊園地の中をヒントの順番に移動していく。友人におんぶに抱っこで着いて行くくらいの軽い気持ちだったけれど、いざ謎を目の当たりにすると、考えずにいられないというか夢中で考える。めちゃくちゃ面白いけれど、分からないし時間もどんどん無くなり焦る。1,000人規模のゲームだったようだけれど、早い人はずんずん先に進んでいて、「みんな天才なの!?」と驚いた。

結局最後はこれだ! という答えを導き出せず、謎解きは失敗。最後の種明かし演劇パートを見ながら、「わぁ、これは私には絶対に辿り着けない!」と、とにかく感心しきり。いやぁ、考えた人も凄いし、謎解き成功者をざっと見ただけで20%くらいの人が解けているのも凄すぎる。

夜の遊園地や遠くに見える夜景を堪能しながら「楽しかったねぇー」と満足でゴンドラで下山し、帰路に着く。行きも綱渡りだったけれど、帰りも何故か綱渡りばかりの私。

友人と軽くご飯を食べて途中まで一緒に帰り、新宿駅でお別れ。都営新宿線直通の電車に乗ったつもりだったので、楽しかった写真を見返しながらニヤニヤしていると、そのまま折り返し運転をしていて7駅も戻ってしまい危うく帰れなくなりそうだったり、終電の乗り継ぎ2回で泣きそうになりながら走ったり、モバイルバッテリーで充電するの忘れてて終電の検索とかしながらスマホの充電切れそうになったり、リアル謎解きゲーム+綱渡りハラハラゲームのダブルの1日となった。綱渡りはともかく、とにかく楽しかったので、また友人と共に成功目指して参加したいなぁと思っているのであります。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。