ぷーこの家電日記

我が家はコロナ太りにコロナ汚れ。気が抜けすぎて黄色信号

コロナ離婚にコロナ鬱。この頃色々と「コロナ○○」って言葉が出てきたけれど、我々夫婦はまさしくコロナ太り。食べる事くらいしか楽しみがないから、他のストレスを溜め込んでも仕方ないしと放置しておいたら、私は大きく増えることはないものの高止まりのまま、夫は完全なる激太り。彼は昔かなり太っていて、結婚した頃30kgものダイエットをした(させた)事があるので、元々大きくなれる才能(?)はあるのだ(笑)。

今でも目の前に食べ物があると、なくなるまでずっと食べ続けるし、昔から染み付いた癖はなかなか抜けないんだなって思う。そして、お腹が空いてなくても時間通りに「ご飯の時間だ!」みたいに食べたがるので、もうどうにもお手上げ状態でございます(笑)。

落ち着いたらダイエットも頑張るかなと思ってたりもしたけれど、そもそもこのご時勢が落ち着く様子も見られなければ、たとえしばらくして落ちついたとしても、「落ちついたら行きたいねー!」なぁんて言っている場所もお店もたっぷりあるから、我々の体重は落ちつきそうにもない。きっと痩せるよりも洋服のサイズを合わせにいくんだろうなぁ……(笑)。

我が家のもう一つの「コロナ○○」は「コロナ汚れ」かな。これは私の方の問題が大きい。もともと料理以外の家事全般が超苦手だし大嫌いな私。それでも今までは、定期的に友達が家に遊びにきてくれていたので、嫌でも少しは片付けなきゃいけない状況を作れていたんだ。

それがこのコロナ禍で、もちろん誰も呼べないし誰も来ない。「あー、片付けなきゃなぁ」と思いながらも、「ま、いっかー。明日明日」なぁんて思っちゃうダメ人間なのであります。急に思い立って「今日は大掃除だー!」なぁんて片付けを始めて、1部屋を何とか片付けたら、「やっぱり気持ちがいい。よし! この調子で毎日1部屋ずつ!」と毎度思うのだけれど、全部屋片付いている状態は今のところないんじゃないだろうか(笑)。

そして先日、「泥棒さん入りましたっけ?」みたいに散らかってて「さすがに酷すぎる!」と、2人で気合入れて掃除した。取り憑かれたようにキッチンを磨き上げる私と、心を無にして捨てまくる夫。小一時間掃除して、ある程度スッキリしたところで「ま、今日はここらへんでいっかー。あとは明日にしよう!」と、完成まで行かないのは我々の悪い癖。

そして翌日テレワークをしている途中に玄関のチャイムが鳴って「誰?」と思ったら、マンション全戸のガスの定期点検日だった。完全に忘れていた! お風呂場・キッチン・ベランダと3カ所点検で、「すみません。散らかってて」風を醸し出した私だけれど、内心「やっベー! たまたま片付けてて本当よかった。あのままじゃ恥ずかしくて倒れてたー!」とドキドキしてしまった。

やっぱり、定期的に人に来てもらわなきゃ我が家は崩壊しちゃうな。まぁ、コロナ汚れとか言ってみたかっただけで、ただのズボラ散らかりである(笑)。でもでも、早くまた友人にも来てもらって、一緒にご飯食べたりしたいなぁー!

ダイエットにしても片付けにしても、我々夫婦は自分に甘すぎるのだ。夫は完全に自分にも他人にも甘いタイプ。そして私は自分にだけ甘いタイプ。2人で暮らしていると、「ま、いっかー」が横行して、なかなかどうにも捗らない。それでもこのままじゃダメだよなぁって思って、8月はダイエット期間にするぞ! と宣言の力。ダイエットって、カロリーが摂取<消費になればいいだけの、頭で考えると単純な法則だ。なのに実践って本当に難しい。

そして何よりも食べたり飲んだりするのが夫婦で大好きすぎるのだ。運動量が減っているのもあるけれど、たとえちょっと運動してハーハーゼーゼーなっても、消費カロリーがビール1杯分にもならなくてがっかりする(笑)。運動も大切だけれど、ダイエットにおいては、out(運動)を増やすよりも、in(食事)を減らす方が大切だし簡単だ。私が唯一得意というか好きな家事「料理」で何とかするしかないのだ! と、俄然燃えてきた。

7年前に夫が30kgダイエットした時は私が主導で甲斐甲斐しく頑張った。その頃を思い出す。かなりの肥満で落とす体重も多かったので、まずは意識改革から始めた。「たくさん食べる事」に幸せを感じていた夫に「美味しいものを食べる事」が幸せだと洗脳していくところから(笑)。

とにかく良い食材を買っていた。素材の味が良ければ薄味でも美味しく食べられるし、素材自体の味が濃くて少量でも満足度が違うのだ。最初の10kgくらいまでは結構スムーズに減って、身軽になったところで運動も取り入れてウォーキングからランニングになり、次の10kgも落とせた。問題は最後の10kg。肥満から体重落とすのは結構簡単だけれど、絞るのは我慢と努力が必要で苦痛を伴うものだ。

最後は「僕はこんなに頑張ってるのに、口だけで簡単に正論ばかり言うな!」と、スパルタの私に八つ当たりも酷く、私も私で「1人で成功した気になってるんじゃねーよ!」とガチギレ(笑)。結構険悪なダイエット後期のトラウマで、「体質的に太りやすいから、今後もちゃんと自分で調整していかないと戻ると思う。そして、もう2度と協力はしない。自分で頑張って」と言っていたんだ。八つ当たりもゴメンだし、何で私が悪者になっているのか……的な悲しさとかやるせなさとか。

まぁ、自分にも人にも甘い夫がちゃんと自分をコントロールできるわけがなく、30kg減らした体重は7年で20kg近く戻っている(笑)。もう少しで大台100kg行っちゃうぞ! ヤバすぎる。そしてこの7年で私の心の図太さも増している。多少八つ当たりされても10倍返し出来ちゃうぞ(笑)。

今後も健康で一緒に美味しく飲んだり食べたりを続けたいもの。という事で、ちょっくら私も本気モードになってきた。自分にだけ甘い私は、夫のダイエットって名目だったら厳しくできちゃうので(最低!)、回り回って自分のダイエットになるのであーる。前みたいに人と安心して会えるまでもう少し時間はありそう。「久しぶりー!」って友人と会う前にこっそり太ってた事実を無かった事にしよう計画始動でございます。「コロナ痩せ」とか言いたい言いたい(笑)。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。