ぷーこの家電日記

DAZNか!? パ・リーグLIVEか!? 紆余曲折したわが家のプロ野球観戦環境

 とうとうシーズンがやって参りました。野球の季節であります!

 昔から何度も何度も書いているので、ご存知の方も多いかと思うが、我が家はソフトバンクホークスのファン。ファンクラブも入っているし、福岡に帰省した時には必ず野球を見にいくし、旅行を兼ねて北海道や仙台などにも野球を見に行ったりもする。今年オープン戦には1度行ったけれど、やっぱり開幕すると一気に「今年も始まった!」と言う気持ちがグッと高まる。

 そんな我が家では、観戦に行く時以外は、もちろんテレビ観戦で応援する。だけれど、全試合の中継はやっていない。それで去年はスポナビライブに加入して、ライブ中継で見ていた。スマホでもタブレットでも、Fire TVのスポナビライブのアプリからでも観られるので凄く便利な上、ソフトバンクが運営していたので、通常月額1,500円くらいするところ、ソフトバンク会員かホークスファンクラブ会員だったら、月額980円くらいでセ・リーグ数チームのホーム戦を除く全ての試合を、CM無しで試合後のヒーローインタビューまで観られていた。動画を見すぎて、何度も携帯が速度制限されて、何度も追加でデータ量を購入しちゃって、野球散財もしてしまってた(笑)。

 ソフトバンクから「ウルトラギガモンスター」という、データ量50GBのプランが出たタイミングで、これならバッチリ安心じゃん! という事で、料金プランを変更して、なおかつ別で契約していたWi-Fiの契約を解除して携帯のテザリング機能を使うことで、持ち歩く道具と月々の通信料のコンパクト化に成功したんだけれど、1番の目的は野球中継(笑)。シーズンが始まったら大活躍だな! と楽しみにしていた。

 それが今年に入ってから、ソフトバンクが運営していたスポナビライブは、docomoが運営するDAZNに業務移管されたと発表されたのだ。

 DAZNの月額料金は1,750円。800円程度の差だけれど、正直「えー!?」って思った。もう準備万端だったのに、何かくじかれた感。オフシーズンも契約していた人は割引コードを配布されたようだが、日本シリーズ終わった後には解約しちゃった我が家。どうしようどうしようと、動画サービス難民になってしまったのでした。

 そして開幕まで1カ月を切った辺りから、SNSの広告で楽天パ・リーグspecialという動画サービスが表示されるようになった。2018年〜2022年までのパ・リーグのネット中継パートナーになった楽天が月額690円で提供するというサービスだ。「これいいじゃん!」と思ったものの、ホークスファンの私としては、何だかちょっと複雑な気分。色んな動画サービスがある中で、サービス難民。どうしようどうしようと迷っているうちに開幕前日になってしまった。

 そんな開幕前日に携帯を契約しているソフトバンクからお知らせメールが届いた。なんと、データ大容量プランのギガモンスター、ウルトラギガモンスター契約をしている人向けの生中継サービス「パ・リーグLIVE 2018」が追加料金無しで観られるという案内だった! 夫も興奮したのか、LINEで即連絡が来た(笑)。

 調整が難航したのかどうかは不明だが、まさかの開幕前日のお知らせ。慌てて他のサービスと契約しないで良かったー! と思いながら対応機種を見ていたら、スマホかタブレットのみ。テレビでは見れないっぽいのだ。

 ダメだったら次のサービスを検討しようと思い、とりあえず夫が使っているiPhoneにも、私が使っているiPadにも使えるHDMIケーブルを買ってみた。モバイルで再生させてテレビで映せば上手く行くんじゃないかと思って!

 ケーブルとiPadを繋げるとバッチリ! ミラーリングされた。これで観られる! と喜んだのも束の間、パ・リーグLIVEを再生してテレビに繋ぐと、音声だけ再生されて映像は全く動かなくなるのだ。おそらく著作権保護の何かしらの仕組みが作動しているんだろう。やっぱりダメだったかーと残念。テレビの大画面で観たいよー!

 諦めきれない私は、翌日試合開始前から再チャレンジ。対応機種の中には書いて無かったけれど、Fire TVで見れるかチャレンジ。Fire TVのアプリでブラウザのfirefoxをダウンロードしてみて、パリーグLIVEのURLを入力してみると、ソフトバンクのログイン画面を挟んで、何とあっさりバッチリ綺麗に映るではないですか!!!

 画質も「低画質」「標準」「高画質」と選べるので、通信環境などで選ぶと良さそうだけれど、高画質はかなり綺麗! おかげさまで、今年も楽しく白熱したシーズンをを過ごすことができそうであります。

 「これ、いらなくない?」と、早速HDMIケーブルがすでに不要となってしまったので、孫写真をテレビ画面で見たら? と親にでも渡そうかなと思ったけれど、残念なことに両親はiPhoneじゃないんだった……。

 これまた残念!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。