ぷーこの家電日記

第225回

今年のお花見シーズンは天気もタイミングも最高!

 この頃は本当に暖かくて、春真っ盛り! 暑くもなく寒くもなく、ちょうど気持ちがいいなという季節は、1年の中でも数えるくらいしかないけれど、今がまさしくそんな季節。最高の季節だなと思っているのだけれど、今年の花粉は本当に多いみたいで、花粉症の人には地獄のような日々のようで、お見舞い申し上げます。

 私はというと、酷いアレルギー体質のため、年中かなり鼻炎だったり結膜炎だったりと、目も鼻も皮膚も痒くて仕方がないという事が多いので、よく分からない(笑)。この頃の目の酷い痒みは花粉症なのかなと思ったりはするけれど、痒みも鼻水も出ない日もあるので、おそらくまだ花粉症デビューはしていないと思われる。

 そんなポカポカ陽気の中、我が家のベランダのプランターは一気に青々としてきて嬉しい。そして東京では、先週末に桜も満開! 少し前に夫から、「今年の春は中目黒に桜でも見に行く?」と言われたけれど、「近所の公園くらいがいいなぁ」と、根っからの出不精な私なのでありました。

 そしてウチの近くの桜も、開花宣言から一気に満開! そんな絶好のタイミングで、ちょうど姪っ子家族が遊びに来ることになっていた。ここのところ結構予定が詰まってたもんだから、姪っ子たちと会うのは久しぶり。いつも誰かの誕生日やクリスマスなど、家族のイベントの時はみんなでパーティーというのが我が家の定番だけど、今回は2月の私の誕生日と、3月の義弟の誕生日と、そして春から小学校に入学する姪っ子の卒園パーティーを兼ねた盛大なパーティーとなりました。

 以前「第218回:40代突入! 体はボロでも心は錦。誕生日のご馳走はプライスレス!」でも書いた通り、毎年誕生日には、夫が腕によりをかけてご馳走を作ってパーティーを仕切ってくれるのだけれど、今年は誕生日前後に集まれなかったので、2人分のディナーを用意してくれようとした夫に、「みんなで集まるまで取っておきたい!」と言って、特製ご馳走は後日に取っておいて、外食で軽くお祝いしてもらってたんだ。そして1ヶ月半寝かせてから、とうとうその日がやってまいりました。

 夫は張り切って、事前にお肉屋さんや魚屋さんに出向いて下調べまでして、メニューや買い物リストを仕上げてから週末を迎えるという徹底ぶり! 当日は朝早くから買い物に出かけて準備をしていた。私はというと、当日の昼くらいまで二日酔いでグッタリ(笑)。ダメ人間すぎる。でもみんなが集まる頃にはバッチリ復活して、いざパーティー!

 お肉にお魚に豪華過ぎて言葉にならない! 1番嬉しかったのは、自分が出張に行った時に食べた「ブリなめろう」がとっても美味しかったので、あの味を食べさせてあげたい! という夫の想いが込められた鰤料理の数々。なめろうだけじゃなく、お刺身も照り焼きも! お酒もご飯もめちゃくちゃ進んじゃう! 他にもご馳走が一杯で、最高のパーティー! そしてご飯の後は、我が家恒例のUNO大会。この春小学校に上がる姪っ子は、以前からUNOもめっちゃ強くて、私たち大人も大人気なく必死になるんだけれど、これが負けちゃったりするし、めっちゃくちゃ盛り上がる。

 義妹が用意して来てくれたお祝いのケーキは、3枚のおめでとうプレートが乗った豪華なフルーツケーキでめちゃくちゃ美味しかった! お腹がはちきれそうになりながら、みんなゴロゴロ横になったりしながら「友達の家とかでは流石にここまでくつろげないからサイコーだよね」なんて言いながら、楽しく夜が更けていったのでした。

 そして翌朝。夫のパーティーはまだ続いていた。私が朝ゆっくり目を覚ますと、3段のお重にお花見弁当を作っていたのだ。姪っ子もお手伝いをしてくれたらしい。近所の公園でみんなでお花見。天気は最高。桜は満開。こんなにタイミングの良い週末ったら、何年に1度あるかないかだと思う。公園はかなり沢山の人で賑わっている。桜は綺麗だしお弁当は美味しいし、お昼寝出来るほどの居心地の良さ。実際、義弟は昼寝していた(笑)。やっぱり遠くの名所より近所の公園!

 お弁当を食べて散歩して公園で遊んで、最高のお花見だった。夫のパーティー能力にはただただ脱帽。姪っ子も大きくなると家族よりも友達と過ごす時間が長くなって……など考えると、あと何回みんなで桜が見れるかしら、なぁんてちょびっとセンチメンタルにもなってしまった気が早い私(笑)。桜ってこの短い時期だからこそ、綺麗だし切なくもあるよね。

 丸2日間ミッチリ頑張った夫は、帰ったら疲れてぐっすり眠りについたのであります。東京の桜は今週末くらいまで。天気も良いみたいだから、今週末は私がお弁当でも作って、ちょっとだけお出かけでもしようかな。と思っているのであります。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。