美味しく「手抜き」クッキング

「スイートポテト大福」秋の味覚さつまいもの簡単おやつ

火を使わず簡単に作ります

秋はさつまいもが美味しい季節です。今回は、さつまいもをスイートポテトにして、お餅で包んだ「スイートポテト大福」をご紹介します。型やオーブンは使わずに簡単にできるので、お子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。

基本の材料

<材料(作りやすい分量:4個分)>
・さつまいも:200g
・牛乳:大さじ1と1/2
・砂糖:大さじ1
・ラム酒(お好みで):小さじ1/2
・バター(お好みで):小さじ1
▼餅
 ・白玉粉:70g
 ・砂糖:大さじ2
 ・水:100ml
・片栗粉:大さじ6~8

<材料の注意事項>
・ラム酒やバターはなしでも、どちらかのみを入れてもOKです
・甘さは控えめにしているため、甘くしたい場合はさつまいもに混ぜる砂糖の量を増やしてください

中くらいのさつまいも1本で200g程度です

スイートポテトを作る【1】

さつまいもの皮を剥き、厚さ1cmの輪切りまたは半月切りにしたら、耐熱容器に並べます。さつまいもに水を大さじ1/2程度掛け、ふんわりとラップをしたら、600Wの電子レンジで5分加熱しましょう。さつまいもに爪楊枝などを刺して、柔らかくなっているか確認します。まだ硬い場合は、再度電子レンジで時間を調整しながら加熱します。

水を少し掛けて蒸すように加熱します

スイートポテトを作る【2】

さつまいもが熱いうちにフォークなどで潰し、砂糖、ラム酒、バターを加えて混ぜます。舌触りをなめらかにしたい場合は、裏ごししましょう。

さつまいもは熱いうちが潰しやすいです

潰したさつまいもは4等分にして丸め、粗熱をとります。

アレンジとして、スイートポテトの中央に生クリームやバニラアイスクリーム、あんこを入れて作るのもおすすめです。生クリームやアイスクリームを入れる場合は、スイートポテトをしっかりと冷まします。餅が出来上がるまでは、生クリーム入りの場合は冷蔵庫に、アイスクリーム入りの場合は冷凍庫に置きましょう。

丸めて粗熱をとります

餅を作る【1】

耐熱容器に白玉粉、砂糖、水を入れてよく混ぜます。

しっかりと混ぜ合わせます

ふんわりとラップをしたら、600Wの電子レンジで1分加熱し、一度取り出します。

1回目の加熱では、液状の部分が残ります

取り出してよく混ぜ合わせたら、再度ふんわりとラップをして、1分加熱しましょう。取り出して、よく混ぜます。2回目の加熱で、白色から切り餅のような乳白色に変わります。白っぽさが残っている場合は、電子レンジで再度10秒ずつ加減しながら加熱しましょう。

切り餅のような乳白色になったらOKです

餅を作る【2】

バットなどに片栗粉をたっぷり広げます。電子レンジから取り出した餅を片栗粉の上に広げ、表面にも片栗粉をたっぷりとまぶしましょう。4等分にしたら、粗熱をとります。餅がくっつきやすいため、作業に慣れないうちは片栗粉を多めに使うほうが扱いやすいです。

片栗粉は大さじ6~8を目安にして、たっぷり使うのがおすすめ

餅で包む

手に片栗粉をまぶし、餅を手で少し広げます。餅に付いた余分な片栗粉は手ではたいて取り除きましょう。餅の中央にスイートポテトをのせ、餅の端を伸ばしながらスイートポテトを包み込み、包み終わりを指でギュッとつまんで閉じ、閉じ目を下にすれば完成です。砂糖が控えめのお菓子のため、日持ちはしません。作ったその日のうちに食べ切ります。

閉じ目を下にして置きます
じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。