美味しく「手抜き」クッキング
第57回
薬味を長持ちさせて使い勝手もアップ! ネギ・青じそ編【食品の保存】
2022年3月18日 06:30
香りの良いネギや青じそ(大葉)は、冷奴や冷しゃぶ、そうめんなどに欠かせない薬味です。しかし、少量しか使わない日もあり、気が付いたら冷蔵庫の中で傷んでいたこともあるかもしれません。
今回は、ネギと青じその保存方法をご紹介します。冷蔵庫に入れる前にひと手間加えるだけで、ぐんと長持ちしますよ。
長ネギを生のまま長持ちさせる方法
空に向かって伸びる長ネギは、立てて保存すると長持ちしやすいです。室温が低い時期は、新聞紙に包んで風通しが良い場所に立てて置きます。室温が高い時期には冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
そのままでは長くて冷蔵庫の中に立てられないため、長ネギの根元を切り落として3等分に切り、水で濡らして固く絞ったペーパータオルで包み、ジッパー付き保存袋に入れます。この状態で、野菜室に立てて保存しましょう。保存期間は2週間が目安です。
冷凍保存で料理にすぐ使える
長ネギや小ネギは、小口切りや斜め薄切りなど用途に合わせてカットし、冷凍しておくと便利です。ジッパー付き保存袋に薄く並べて入れると、固まってしまった場合も手で割ることができ、使いたい分だけ取り出せます。保存期間の目安は1カ月。使用するときは自然解凍するほか、冷凍のまま加熱する料理に加えます。
青じそを生のまま長持ちさせる方法
青じそを購入したままの袋に入れておくと、水分が抜けてしんなりとしてしまいます。生のまま長持ちさせるには、茎を水に浸けましょう。空き瓶に5mm~1cmほど水を入れ、青じその茎を1mmほど切り落とし、瓶に立てて入れ軽くふたを閉めます。
葉の部分に水が付くと傷むため、茎の部分のみが水に浸かるようにします。保存期間は、野菜室で2週間が目安です。
刻んで冷凍するとすぐに使える
青じそを冷凍する場合もネギと同様に、みじん切りや千切りなど用途に合わせて切り、ジッパー付き保存袋に入れます。保存期間の目安は1カ月。使うときは、自然解凍するほか、冷凍のまま加熱する料理に入れます。