美味しく「手抜き」クッキング

第56回

カット野菜にちょい足しで満足感アップ! サラダのアレンジ4選

カット野菜をそのまま食べるだけでなく、ちょい足ししてバリエーション豊かに

洗う手間もなく、袋から出してそのまま食べられるカット野菜(袋サラダ)。今回は、食材をプラスして満足感をアップする「ちょい足しアレンジ」をご紹介します。手軽に追加できる食材で、サラダのバリエーションが豊かになります。

さまざまな種類のカット野菜

そのまま食べられるカット野菜には、千切りキャベツ、大根サラダ、オニオンスライス、レタスなどがあります。単品として売られているだけでなく、レタスとオニオンスライスがミックスされたものなどもあり、種類は豊富です。お好みの野菜を手軽に食事へ取り入れることができます。

カット野菜にはさまざまな種類があります

ちょい足しアレンジ1:蒸し大豆

千切りキャベツと蒸し大豆をマヨネーズで和えれば、「大豆のコールスロー」の完成。調理の手間なくそのまま加えられる市販の蒸し大豆は、弾力のある柔らかな食感でサラダの噛み応えがアップします。

また、さまざまな野菜との相性も良く、ドレッシングの種類も限定されません。市販の蒸し大豆は、賞味期限が1カ月ほどのものもあります。自宅にストックしておくと、ちょい足しに便利です。

マヨネーズの量は調整しながら混ぜ合わせましょう

ちょい足しアレンジ2:ポーチドエッグ

カット済みレタスの中央にポーチドエッグをのせ、クリーム系のドレッシングを掛けて粉チーズを振り掛けると「シーザー風サラダ」の出来上がり。ポーチドエッグをプラスすることで濃厚さも加わります。時間があればフライパンで焼いたベーコンを追加するのもおすすめです。

ポーチドエッグは鍋に湯を沸かして作る以外に、電子レンジでも作ることができます。耐熱容器にMサイズの卵を1個割り入れ、爆発防止のため卵黄に爪楊枝で5~6カ所ほど穴を空けましょう。水150mlを入れ卵を沈めたら、ラップをせずに600Wの電子レンジで50秒加熱します。取り出して固まっていなかったら5~10秒ずつ追加で加熱してください。ポーチドエッグの水けをきりサラダにのせます。

卵が水面から顔を出さないように水を入れます

使用する容器の大きさや電子レンジの機種によって、加熱時間が前後することがあります。また、加熱時間が長くなると卵が爆発する可能性もあるため、様子を見ながら行ないましょう。

卵を崩しながら食べると濃厚な味わいになります

ちょい足しアレンジ3:乾燥わかめ

乾燥わかめを水で戻し、大根サラダやカット済みレタス、オニオンスライスにトッピングすると「わかめの和風サラダ」の完成です。和風ドレッシングのほか、中華風ドレッシング、ごまドレッシングを掛けてどうぞ。

乾燥わかめはストックもでき、水で戻すだけで手軽に使える食材。戻したわかめは、しっかりと水けをきってサラダにのせると味がぼやけません。わかめをちょい足しすると、エネルギー摂取量を抑えながら満足感のあるサラダになります。さらに豆腐を加えるのもおすすめです。

わかめを加えると、手軽にボリュームアップできます

ちょい足しアレンジ4:ドライマンゴー

ドライフルーツのマンゴーをキッチンバサミで細切りにし、大根サラダやオニオンスライスにのせると「デリ風サラダ」の出来上がり。和風ドレッシング、クリーム系のドレッシングと相性が良いです。生ハムがあれば、一緒にトッピングするのもおすすめ。また、生ハムの上に大根サラダと刻んだドライマンゴーをのせてクルッとまけば、オードブル風にもなります。

ドライマンゴーの甘味がアクセントになります
じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。