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[始めよう薬膳レシピ39]消化良い「初夏の疲労に効くつくね」をあんかけで
2018年 7月 13日 18:00
初夏の暑さで、早くも疲れを感じていませんか。今回は、春や夏の熱冷ましになる「豆腐」のつくねを、風邪予防や免疫力UPに役立つ「青ネギ」を使ったあんかけダレでいただく、疲労回復レシピをご紹介します。「青ネギ(ネギ類)」は消化力を上げるのに一躍買うため、代謝が落ちたときに役立つ食材です。消化が上がると、栄養素を取り込みやすくなるので、体が楽になっていきますよ。
「初夏の疲労に効くつくね」の食材効果
今回ご紹介するのは、体の熱を冷ます「豆腐」と、「鶏ひき肉」で作る「初夏の疲労に効くつくね」です。「豆腐」と「鶏ひき肉」は、どちらも消化・吸収しやすい食材なので、お子さんやご年輩の方も安心していただけるうえ、夏バテでも食べやすくエネルギーを補いやすいですよ。
あんかけダレに使った「青ネギ」や「梅干し」は、消化力を上げるほか、「ネギ類」は夏風邪対策に使えます。代謝が落ちてくると疲労感やだるさを感じやすいため、消化力をUPしながら代謝を良くし、初夏の暑さで疲れた体を建て直しましょう。
さらに、【旬の薬膳43】でご紹介した「梅干し」は、春に感じやすいのぼせやイライラ緩和のほか、疲労回復、食欲増進も期待できます。
「初夏の疲労に効くつくね」の材料
<材料:2人分>
豆腐:170g(1/2丁)
鶏ひき肉:100g(合びき肉でも可)
青ネギ:2本(つくねとタレに使用)
ショウガ:適宜
塩:少々
コショウ:少々
醤油:小さじ1~1.5
片栗粉:大さじ1(1/2ずつ、つくねとタレに使用)
ゴマ油:適宜
水:200ml(タレに使用)
梅干し:小5~6個(お好みで増減可)
ウスターソース:少々(なくても可、代わりに醤油でも)
「初夏の疲労に効くつくね」の作り方
1.青ネギは小口切りに、ショウガは刻むかおろしておきます
2.豆腐はキッチンペーパーで水分をしっかり拭き取り、ボールへ入れて、手でくずしながら、鶏ひき肉、青ネギ、ショウガ、塩、コショウ、醤油、片栗粉と混ぜ合わせましょう
3.2.を1口大に丸めたら、ゴマ油を熱したフライパンで両面を焼いていきます
4.小鍋で湯を沸かし、刻んだ梅干し、青ネギ、ショウガ、塩、ウスターソースを加えて混ぜ合わせてタレを作り、最後に水溶き片栗粉を回し入れて、とろみを付けましょう
5.3.を加熱してからお皿に盛り付け、4.を回し掛けていただきます
薬効1「豆腐」
「豆腐」は春から夏にかけて、気温が上がる時季の熱冷ましに効果があるほか、疲れをとるのにも最適です。便秘改善にも役立つ食材ですよ。
便秘を改善する食材については、下記の記事を参考にしてみてくださいね。
◇【不調の薬膳8】胃腸の機能を高め、夏の体を楽に「便秘改善」食材4選