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現役保育士のアイデア、「缶ぽっくり」を作って遊ぼう【発達年齢3歳~】

日ごろ元気な子どもでも、寒いとついつい家の中にこもって遊びがちになりますね。そんなときは、昔懐かしの「缶ぽっくり」を作って、お外で遊んでみませんか?空き缶に飾りを付けてヒモを通すだけで簡単にできて、外で楽しく遊べますよ。作り方を、小中学生の子どもをもつ現役保育士がお伝えします。

 

材料を揃える

缶ぽっくりは、空き缶にヒモをつけて下駄のようにして遊ぶ昔懐かしい遊びです。作り方も遊び方も簡単で、遊びながらバランス感覚まで養えますよ。

まずは材料を揃えましょう。食べ終わったフルーツ缶を用意します。大きさもさまざまなので、お子さんに合わせて選んでください。身近な材料でできるのも魅力のひとつです。外で使うため汚れやすいので、飾りは耐水性のあるものを選ぶといいですよ。

 

<材料>
スチール缶(フルーツ缶が最適):2個
ヒモ:1.5m×2本
キリや先の尖ったドライバーなど(缶に穴を開けられるもの)
マスキングテープ、シールなど(缶の全体をおおえるサイズ)

 

<作り方1>スチール缶に飾りを付ける

スチール缶を洗ってよく乾かしたら、ラベルを剥がします。上下のフタは片側だけ全て切り取っておきます。フタが付いた方が足を乗せる側になります。スチール缶に付ける飾りのテープを空気が入らないように貼り付けていきましょう。缶のフチで手を切らないようにテープの端を折り込んでおきます。

 

<作り方2>キリで穴を開けてヒモを通す

スチール缶の上部から1.5センチほどのところへ、にキリで穴を2カ所開けます。手を切らないように気を付けて作業してください。穴にヒモを通して、ヒモの先を缶の裏側で玉結びにします。ヒモは地面からお腹までの長さの倍くらいが目安です。お子さんに合わせて調整してくださいね。

 

缶ぽっくりで遊ぼう

缶の上に足を乗せ、ヒモがたるまないよう引っ張りながら、交互に足を出して歩きます。初めての子どもにとって、バランスを取るのはなかなか大変なもの。始めたばかりのころはすぐ足が落ちてしまうかもしれませんが、次第に慣れますよ。何度もやっているうちにバランス感覚も養われます。子どもは単純な遊びほど喜んでやりますよ。

 

まとめ

昔懐かしの缶ぽっくりも、飾りを付けることで現代風のかわいい缶ぽっくりに変身。マスキングテープ、カラーテープなどさまざまな素材があるので、一工夫すればオリジナルの缶ぽっくりができますよ。また子どもでも、寒い時期だからとあまり体を動かさないでいると、体調を崩しやすくなったり、機嫌も悪くなりがちです。外で元気に遊ぶことで、風邪も引きにくくなり、お昼寝や夜の寝付きもよくなりますよ。

 

 

Izumi(保育士)

小中学生の2人の子どもを持つ保育士です。
たくさんのお子さんやご家族に出会った経験を生かし、子育てや生活が楽しくなるような記事を執筆できたらと思っています。
手芸やDIY、インテリアや雑貨も大好きです。