暮らし
現役保育士のアイデア、「缶ぽっくり」を作って遊ぼう【発達年齢3歳~】
2017年 3月 3日 11:20
日ごろ元気な子どもでも、寒いとついつい家の中にこもって遊びがちになりますね。そんなときは、昔懐かしの「缶ぽっくり」を作って、お外で遊んでみませんか?空き缶に飾りを付けてヒモを通すだけで簡単にできて、外で楽しく遊べますよ。作り方を、小中学生の子どもをもつ現役保育士がお伝えします。
材料を揃える
缶ぽっくりは、空き缶にヒモをつけて下駄のようにして遊ぶ昔懐かしい遊びです。作り方も遊び方も簡単で、遊びながらバランス感覚まで養えますよ。
まずは材料を揃えましょう。食べ終わったフルーツ缶を用意します。大きさもさまざまなので、お子さんに合わせて選んでください。身近な材料でできるのも魅力のひとつです。外で使うため汚れやすいので、飾りは耐水性のあるものを選ぶといいですよ。
<材料>
スチール缶(フルーツ缶が最適):2個
ヒモ:1.5m×2本
キリや先の尖ったドライバーなど(缶に穴を開けられるもの)
マスキングテープ、シールなど(缶の全体をおおえるサイズ)
<作り方1>スチール缶に飾りを付ける
スチール缶を洗ってよく乾かしたら、ラベルを剥がします。上下のフタは片側だけ全て切り取っておきます。フタが付いた方が足を乗せる側になります。スチール缶に付ける飾りのテープを空気が入らないように貼り付けていきましょう。缶のフチで手を切らないようにテープの端を折り込んでおきます。
<作り方2>キリで穴を開けてヒモを通す
スチール缶の上部から1.5センチほどのところへ、にキリで穴を2カ所開けます。手を切らないように気を付けて作業してください。穴にヒモを通して、ヒモの先を缶の裏側で玉結びにします。ヒモは地面からお腹までの長さの倍くらいが目安です。お子さんに合わせて調整してくださいね。
缶ぽっくりで遊ぼう
缶の上に足を乗せ、ヒモがたるまないよう引っ張りながら、交互に足を出して歩きます。初めての子どもにとって、バランスを取るのはなかなか大変なもの。始めたばかりのころはすぐ足が落ちてしまうかもしれませんが、次第に慣れますよ。何度もやっているうちにバランス感覚も養われます。子どもは単純な遊びほど喜んでやりますよ。
まとめ
昔懐かしの缶ぽっくりも、飾りを付けることで現代風のかわいい缶ぽっくりに変身。マスキングテープ、カラーテープなどさまざまな素材があるので、一工夫すればオリジナルの缶ぽっくりができますよ。また子どもでも、寒い時期だからとあまり体を動かさないでいると、体調を崩しやすくなったり、機嫌も悪くなりがちです。外で元気に遊ぶことで、風邪も引きにくくなり、お昼寝や夜の寝付きもよくなりますよ。