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命に関わる危険も!あなどってはいけない肥満のリスク

年齢と共に痩せるのが難しくなったと感じている人も多いかもしれません。これは1日の消費エネルギーの7割を占める基礎代謝が年齢と共に減少しているから。でもダイエットを諦めて肥満を放置していると、様々な病気の引き金になる事も。意外と侮れない肥満について見ていきましょう。

肥満はどんな病気につながるの?

年齢と共に、私たちの身体の筋肉量や骨量は減少し、身体を支える力が弱くなって行きます。肥満はその弱った骨や関節にさらに大きな負荷をかけ、腰痛や膝の痛みなどを起こしやすくなります。さらに肥満は痛風や脂肪肝をまねくだけで無く、突然死の原因の1つとされている睡眠時無呼吸症候群の原因とも見られています。
また、肥満は高血圧や糖尿病などと共に生活習慣病の1つとされており、複合的に心筋梗塞や脳卒中にもつながります。
このように肥満は大きな病気の引き金になり得ることをよく認識して下さい。

肥満と体脂肪の関係

肥満と言えば体重や体験の変化ばかりに気を取られてしまいますが、生活習慣病との関連で見ると体脂肪の増加が最も大きく影響します。年齢を重ねるにつれて基礎代謝が減少しているのに、若い頃と同じようなペースで食べたり飲んだりしていると、体内でカロリーを消化しきれず体脂肪となって蓄積されます。
一見、体格が変わらず体重に変化が無くても、体脂肪率が増えている隠れ肥満という症状もあります。体脂肪の測れる体重計で、定期的にチェックしてみましょう。

体脂肪が内臓に付くと特に危険!

体脂肪には皮下に付く皮下脂肪だけで無く内臓に付く内臓脂肪の2種類があります。実は内臓脂肪こそが生活習慣病に最も悪い影響を及ぼします。内臓に蓄積する体脂肪は、皮下脂肪に比べて代謝が盛んで血液中の糖質濃度を高める原因となり、すい臓から分泌されるインスリンの働きを阻害し、糖尿病の原因の1つになります。
体脂肪の中でも内臓脂肪の増加に十分注意をするようにして下さい。

まとめ

体重や体型ばかり気にしてしまう、肥満。でも体脂肪の増加に注意が必要です。中でも内臓脂肪の増加には十分注意するようにしましょう。

Mako

神奈川県在住のMakoです。
7歳の娘と帰りの遅い旦那との3人暮らしです。