10分こそうじ

無印の「仕切り」で誰でも収納上手に! バッグもタオルも立ててスッキリ

年に一度の大掃除より、日々の“小”掃除。整理収納アドバイザーとお掃除スペシャリストの資格を持つ筆者が、1日の終わりに10分でできる掃除や片付けのポイントをお伝えします
無印の仕切りスタンドがあれば、しまったものが倒れてこないから整理された状態をキープできます。写真は「重なるブリ材長方形バスケット・大」と「スチロール仕切りスタンド 3仕切・大」を組み合わせています

スッキリした部屋の特徴のひとつは、モノを使った後、簡単に戻せる収納になっていること。限られた収納スペースを上手に使うには、カゴや引き出し、ファイルボックスなどを取り入れるのもいいでしょう。

ただ、収納グッズを入れすぎたり、それぞれのサイズが微妙に違っていたりすると、使いにくい収納になってしまいます。

そんな時に活用したいのが「仕切りスタンド」。筆者が愛用しているのは無印良品のものです。定番商品が多く継続的に使いやすい、収納ボックスと仕切りスタンドなど製品同士でサイズを合わせやすいといった点で、無印を選んでいます。

それでは、家中の収納スペースで地味にいい仕事をする仕切りスタンドの使い方をご紹介します。

無印良品の「仕切りスタンド」。アクリル製とスチロール製があります

自立しないバッグもスッキリ

自立しない柔らかな素材のバッグは、取り出そうとしたバッグ以外のバッグも一緒に出てきてしまう、一度出したらなぜか戻せない……などなど、収納が難しいと感じるのでは?

仕切りスタンドで見つけやすく、取り出しやすく、戻しやすいバッグ収納に。バッグの厚みにあったスタンドを使えば、スッキリと一目瞭然のバッグ収納ができあがります。

ノートパソコンは立ててスッキリ

ノートパソコンを平置きするスペースがない場合にも仕切りスタンドが活躍します。仕切りを使って立てて収納するとデスクの上が広々。作業スペースがしっかり確保できます。

仕切りスタンドにはアクリル製や木製などがあるため、インテリアに馴染みやすいものを選ぶといいでしょう。

ノートパソコンやタブレットの収納には、リビングにも馴染む「木製収納スタンド」をチョイス

キッチン用品がスッと取り出せて料理もはかどる

カッティングボード、トレー、バットなども仕切りスタンドに立てて収納。使いたい道具だけを、ほかのモノが倒れる心配なくスッと取り出せるので作業がはかどります。

洗ったり拭いたりのお手入れがしやすい材質のスタンドを選ぶと、衛生的にも安心して使用できます。

重ねると下のものが取りにくいですが、立てて収納することで取り出しやすくしまいやすい

タオルも仕切って使いやすく

実はタオルの収納にも仕切りスタンドがおすすめです。取り出すときに隣のタオルが倒れないのでストレスがありません。ぜひ引き出しの幅にピッタリのサイズを選んでくださいね。

タオルも立てて並べるとスッキリ

ボックス+仕切りで収納上手

無印良品の仕切りスタンドは、同じく無印のブリ材やポリエチレン素材の収納ボックスにもぴったり! ボックスの中に仕切りができて使いやすさがアップします。

無印良品の「スチロール仕切りスタンド 3仕切・大」は「やわらかポリエチレンケース・中」にジャストフィット。ボックスとの組み合わせでこまごました食材もきちんと収納できます

ついつい重ねて入れてしまいがちな食品やお掃除用品も、仕切りをプラスするだけで見つけやすく、出し入れがしやすい「立てる収納」が自然にできます。

何だかモノが自立していて、「お利口さん!」に見えませんか? 単品でも、ボックスや引き出しと合わせても使いやすくなる仕切りスタンド。様々なシーンで活用してみてはいかがでしょうか。

丸 マイ

整理収納アドバイザー、クリンネスト(お掃除スペシャリスト)講師。個人宅の整理収納サービス「mawaru暮らし」主宰。片づけ苦手主婦だった自身の経験から、楽に片づく収納提案を行なっている。ほかにも、子供からシニアまで幅広い層へ片づけや掃除の楽しさを伝える講師としても活動中。