10分こそうじ
大掃除をやりきるには「時間をかけすぎない」がポイント!
2022年12月14日 06:30
早いもので、12月となりました。2カ月に渡って、「今年こそ満足するためのスッキリ大掃除計画」と題して、大掃除の準備から実施方法をお伝えしていますが、今回は実践編。お部屋と収納内部のお掃除についてです。
普段から行なっているお掃除に“プラス1”することで、効率よくキレイにすることができます。
お部屋と収納の内部のお掃除は、以下の3つのポイントが大切です。
- 洗剤や道具をあらかじめ準備しておく
- お掃除しやすい環境を作る
- 効率の良い手順で行なう
洗剤や道具をあらかじめ準備しておく
掃除を始める前に、洗剤や道具を揃えておきましょう。ほとんどは家にあるもので十分です。
あらかじめ準備しておくことで、掃除道具を取りに行ったり、洗剤がないから諦めたりといった、やる気が途切れる原因を取り除きます。
洗剤は住宅用の中性洗剤、道具はふきん、掃除機、ホコリ落としを用意しましょう。
ふきんは濡らしたものと乾いたものの2種類。掃除機はゴミフィルターをキレイにし、コードレスのものは充電しておきます。
ホコリ落としは家電や棚のホコリをとる静電気吸着のモップタイプと、布製品のホコリや隙間のゴミをかき出すブラシタイプの両方があるといいです。
お掃除しやすい環境を作る
お掃除をするときはホコリや汚れが見やすいように、カーテンを開け、電気をつけて明るくしましょう。
ホコリが風で舞い上がることを防ぐために、窓は開けすぎない程度で2カ所、風の入り口と出口を作るようにします。
お掃除の時間はあっという間に過ぎてしまいます。汚れ落としに夢中になりすぎると、予定していた箇所まで終えられないことも。時間をあらかじめ設定しておくと、広範囲のお掃除ができます。目安はリビング40分、ダイニング15分です。
効率の良い手順で行なう
掃除をする順番も重要です。例えば掃除機をかけた後にエアコンの上に溜まったホコリを落とすと、また床が汚れてしまいます。効率の良い手順で掃除していきましょう。
1.ホコリ取り
掃除といえばすぐに掃除機を掛けたくなりますが、まずはホコリ取りから。思っている以上に、目線から上にはホコリ溜まりスポットがあります。電気のかさ、カーテンレール、エアコンの上部、鴨居など高い場所から始めましょう。
テレビボードや棚の上はホコリ取りの後、濡らしたふきんで拭き、すぐに乾いたふきんで拭くとピカピカに。洗剤を使う必要はありません。
2.掃除機・モップで床面をお掃除
掃除機をゆっくりかける意識で、力を入れ過ぎないのがポイント。こうすることでヘッドを引く時にも床に密着し、吸引力を損ないません。
また窓際から部屋の出入り口へと下がりながらかけるようにしましょう。一度掃除機をかけた場所に踏み入らないようにするためです。
3.床の水拭き(水拭き可能なフローリングのみ)
フローリングは固く絞ったふきんで拭きます。水拭きで十分ですが、洗剤を使いたい場合はバケツの水に適量を溶かし、ふきんに染み込まることをおすすめします。洗剤を直接床に吹きかけてしまうと、シミや変色の可能性があります。
収納内部の掃除は晴れた日に
押し入れ、クローゼット、下駄箱などの収納の内部も順序よく掃除していきましょう。
1.晴れた日に行なう
収納内部の掃除は湿度が高い雨天を避けます。床や収納棚を水拭きしますが、しっかり乾くまでの時間を節約するためです。扇風機を使ってもいいですね。
2.拭く前に掃除機がけ
モノを出したら、まずホコリが溜まった部分の掃除機がけから行ないます。その後、内部までしっかり拭きましょう。
収納の内部は頻繁にお掃除できない場所なので、1年に1度くらいは、水拭きまで行ないましょう。カビが発生している場合は広げないよう、エタノール(アルコール)で拭きます。空気が変わったような収納空間になりますよ。
多用途なふきんとブラシで家中キレイに
最後に、筆者が愛用しているお掃除に便利なアイテムを紹介します。
あっちこっちふきん
テイジンの「あっちこっちふきん」は、髪の毛の100分の1の細さのマイクロファイバーが汚れを落とし、洗剤なしでもキレイになります。水拭き後のケバが残りにくいので、仕上がりが良いのが特徴。
様々な箇所に使用できますが、鏡やテレビ台、ガラステーブルなどが特に効果を実感できます。