老師オグチの家電カンフー

酷暑・猛暑に向けて「春のファンまつり2026」開催中
2026年4月15日 08:04
今年の夏もクソ暑いらしいですね。
日本気象協会は、40℃以上の「酷暑日」が全国で延べ7~14地点発生すると予想。昨年2025年は、過去最多の30地点と異常でしたが、10地点でも直近10年平均よりも高い値です。また、気象庁も6月から8月にかけては全国的に平年より気温が高くなると予想しています。気象庁は、一般的に冷夏になりやすい「エルニーニョ現象」の発生が例年より高いと予測していますが、エルニーニョも昨今の気温上昇傾向に対しては無力なのでしょうか。冷夏は遠くになりにけり……。
というわけで、人々のお困りごとはメシの種と、メーカー各社がハンディファンや扇風機、サーキュレーターなどの新製品を続々と発表しています。題して、「春のファンまつり2026」です。
今年の特徴としては、まずは大手メーカーの参入です。ハンディファンは、どちらかというと安価で製造しやすく、これまで無名メーカーの製品も多かったのですが、ダイソンやシャークといったこれまでハンディファンを販売していなかったメーカーがガチ参入。この流れは、しばらく続きそうです。
そして、各社とも差別化のために複数の機能を備えるハイブリッド化・トランスフォーム機構を製品に組み込んできました。これは、ハンディファンに限らず、屋内用の扇風機やサーキュレーターにおいてもです。
今年の新製品の中でも異彩を放つのは、シャーク「Shark TURBOBLADE ハイパワータワーファン」でしょうか。いわゆる羽根のない扇風機ですが、細長いブレード(吹き出し口)が縦にも横にも設定可能。かつ、上下(左右)の吹き出し口の方向を別々に変えられ、首振り機能を使えば、部屋中360度に風を送り届けられます。
また、近年はサーキュレーターをエアコンの効率化や洗濯物の乾燥だけでなく、扇風機のように使う人も増えてきました。その流れに答えたのが、象印マホービン「2WAYサーキュレーター」です。外観は普通のサーキュレーターですが、可動式のルーバーを内蔵しており、直線的なサーキュレーターの風と、扇風機のようにやさしく広がる風を切り替えることができる製品です。
暑すぎる夏が今後も続くと推測されるとはいえ、ファンを備えた製品全般も、なかなかのレッドオーシャンに突入しているようです。まぁ、ユーザーとしては選択肢の幅が広がり、追い風といえそうです。









