今日のいいね!
HARIO「フタつき保温マグ」はこぼれにくくて仕事中にぴったり
2025年4月7日 09:05
長時間、飲み物の保温・保冷ができる「フタつきマグカップ」。ホコリが入りにくく、倒しても飲み物がこぼれにくいため、デスク上でも安心して使えます。
在宅ワーク中に毎日コーヒーを飲む筆者も、通常のコーヒーカップからの切り替えを検討していたところ、「HARIO フタ付き保温マグ300 SMF-300」(価格:2,200円)を見つけました。
スライド式のフタが特徴的なマグカップで、コーヒーをおいしく楽しめそうなフォルムに惹かれて購入を決めました。最初は、フタつきマグに大きな差はないと思っていましたが、実際に使ってみるとコーヒー好きの筆者にはぴったりで、今では手放せない一品となっています。
容量は300mlで、一般的なコーヒーカップ(約150ml)の2杯分。マグカップでたっぷり飲みたい人にも最適なサイズです。熱湯はOKですが、電子レンジ、オーブン、食洗器、IH、直火の使用はすべてNG。カラーはグレーとブラックの2色展開です。
本製品の特徴は、ドリッパーを直接セットできる点です。筆者はコーヒー好きですが、このドリッパーの機能自体には当初それほど惹かれませんでした。しかし、この仕様から「コーヒーへのこだわり」が感じられ、結果的にこのカップで飲むコーヒーがより一層おいしく感じられるような印象を持ち、購入の決め手になりました。
そもそも、筆者がフタつきのマグカップを探していた理由は、在宅ワーク中によくベッドの上でうつ伏せになって作業をすることにありました。ベッドに置いた板の上でパソコン作業をしながらコーヒーを飲むため、こぼれる心配のないフタつきマグカップが必要だったのです。
このマグカップは、そんなシチュエーションにぴったりのデザインなんです。マットな質感の落ち着いたグレーカラーは、パソコンの横に置いても主張しすぎず、かつ視認しやすい絶妙な存在感。コーヒー器具メーカーHARIOのロゴがカップ中央に控えめに刻印されており、コーヒータイムへの期待を高めてくれます。「目立ちすぎないけれど、コーヒーがおいしく感じられそうな佇まい」が、私のお気に入りポイントです。
使ってみて驚いたのは、スライド式のフタの使い勝手の良さです。写真では、スライド部分が固くて開けにくそうに見えましたが、実際はほとんど力を入れずにスムーズに開閉できます。それでいて、意図せず開いてしまうこともありません。この使いやすさと安心感を両立したバランスが大きな魅力になっています。
飲み口は適度なサイズで、こぼれる心配が少なく、飲み口が小さすぎて必要以上に傾けるといったこともありません。表面はザラつきのある心地よい質感で、プラスチック特有の違和感がなく、快適に飲むことができます。
フタは簡単に着脱できる設計でありながら、安全性も十分に考慮されています。カップをその場でコテっと倒しても、フタが外れることはありませんでした。ただし、飲み口の隙間から飲み物がチョロチョロと漏れるので注意は必要です。
直感で購入を決めましたが、これは正解でした。仕事用とはいえ、コーヒーアイテムは個人の趣味嗜好が大きく関わるものなので、やはり好みで選ぶのが一番だと実感。
フタつきマグカップは製品間で機能に大きな違いが出にくい印象があるため、使い勝手の細かな違いが満足度を大きく左右すると思います。本製品はストレスフリーで使いやすいですし、何よりもコーヒーをおいしく感じさせてくれる点がよかったです。
個人的には通常のコーヒーカップで飲む方が、コーヒーはおいしく感じられます。しかし、このカップが仕事用として定着したことで、普通のコーヒーカップでコーヒーを飲むと「憩いのひと時」感が強くなったのは、意外な収穫。カップの選択肢が増えたことで、コーヒーライフがより充実したものになりました。