e-bike日々徒然
中学生の頃に愛車ランドナーで必死に上った顔振峠。今はe-bikeで風景を楽しむヒルクライムに
2023年1月24日 10:05
e-bikeで峠に行くのが好きな筆者。とくに好きな峠は埼玉県内にある顔振峠(こうぶりとうげ・こおぶりとうげ・かあぶりとうげ)です。中学生の頃に自転車で行ったことがあり、その記憶に誘われて、モーターサイクルやクルマでよく行っていました。そして、坂に強いe-bikeでも行くようになりました。
話がちょっと飛びますが、業者に写真フィルムのデジタル画像化を依頼しました。たくさんの古い写真がPC上などで見られるようになったのですが、そのなかから「中学生の頃に顔振峠へ行った写真」が出てきました。うわ懐かしい!
写真の筆者は疲れ切っている様子。笑顔を見せることさえ忘れているようです。確かに、自宅から顔振峠まで行くと……元気な中学生とはいえヘトヘトだったと思います。
ところで顔振峠へはどんな感じでヒルクライムできるのか? ダイジェストでご紹介しましょう。
筆者の場合は少し遠回りしつつ顔振峠へとe-bikeヒルクライムすることが多いです。理由は風景を楽しみたいから。それにしても約12km・獲得標高440mのヒルクライムを、この歳になって「楽しむ」とは思いませんでした。e-bikeならではですね。
ところで、前出の「中学生の頃に友達と顔振峠に行ったときの記念写真」をよくよく見てみると、新たな発見がありました。下記の写真からの発見です。
写真の順番から、正丸駅→恐らく刈場坂峠(かばさかとうげ・かりばさかとうげ)→奥武蔵グリーンラインを通って顔振峠、というルートを辿ったものと思われます。健脚の人にとっては、なかなか楽しいサイクリングルートかもしれません。
このルート、自宅から正丸駅まで約30km。正丸駅から刈場坂峠を経由して顔振峠まで約18km。獲得標高約760m。帰途は下り基調で約25km。合計約73kmのヒルクライム含みのサイクリングですが、この数値を見て筆者は「すごいな中学生パワー!」と思ってしまいました。
約45年前の写真のなかの自転車大好き中学生らは、どちらかといえばスポーツは苦手な2人組。でも自転車は好き、みたいな。そんな彼らでも「約73km・獲得標高約760m」のサイクリングができちゃうんですね。やっぱり若いってすごい!
でもまあそれから45年が経ち、e-bikeというものが存在しているおかげで、同じようなサイクリングができている現在。e-bikeがなかったら、体力的にきっと自転車で顔振峠へ行けてなかった(そうする気もなかった)と思うんですが、いや~e-bikeがあってくれてよかった。今後もe-bikeを楽しんでいきたいと思います。