e-bike日々徒然

熊鈴モードに切り替えもできる自転車用ベル「クリケットベル」を装着

最近知った非常にユニークな自転車用ベルがあります。グラナイトデザインの「クリケットベル」です。国内では2,000円弱で売られています。リンク先の動画を見れば、わりとシンプルな製品でどういうベルなのか一目瞭然ですが、写真を交えてご紹介しましょう。

クリケットベルはハンドルに装着するベルで、レバーを引いて離すと1度鳴るシングルストライクモードと、自転車の振動などに合わせてチリンチリンと鳴るカウベルモードを使い分けられます
こんなサイズ感。シングルストライクモード時は67.5×34.5mmで、カウベルモード時は73.5×34.5mmです
ベルの内側は西洋式の鐘のような構造で、分銅があります。この分銅は固定したりフリーにしたりできます。左下のようにベルを縮めるとシングルストライクモードとなって分銅が固定され、レバーを引いて離すと1度鳴ります。右下のように伸ばすと、分銅がフリーになってカウベルモードとなり、自転車の動きや振動に合わせてチリンチリンと鳴ります(レバーで鳴らすことも可能)
自転車に取り付けた様子
少し斜めにして取り付けて、カウベルモードにすると、路面からの振動に応じてジッジリジリッという感じで鳴ったりも。チリンチリンと強くならさず、小さめで金属的な音を連続的に鳴らしたい場合にいいかもしれません

普通のベルとして使えつつ、引っ張ると熊鈴的にも使えるというわけです。MTBなどで山のなかを走るとき、熊鈴を自転車から吊して走るという人がいます。ただ熊鈴を取り付ける位置によっては自転車が傷ついたり、うまく鳴らなかったり。クリケットベルなら、そういった不都合をうまく解消してくれるでしょう。

なお、ベルはむやみに鳴らすと違法行為になる可能性があります。道路交通法第54条第2項に「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときはこの限りでない」と定められています。ベルを鳴らす場合はこの法律に抵触しないかどうか正しく判断する必要があります。

スタパ齋藤