あってよかった
無印のタオルが優秀 色違いで買いたい使いやすさ
2026年5月8日 08:04
MUJI(無印良品)じゃなくても「無印かと思った」と言われる商品が世の中にはたくさんある。それは四十数年にわたる独特なものづくりが、私たちのセンスを静かに教育してきた成果のようにも思える。
実は筆者、それほど世に行き渡ったMUJIの「タオル」というものについては、なぜかあまり着目することなくここまで来ていた。しかし、先日の無印良品 2026年春夏新商品展示会で、改めてタオル類のラインナップを知った。そこで2月半ばから店頭に並び出した新顔のものも含め、いくつか購入、良かったものをご紹介したい。
「のびのびターバンタオル」は「ターバン」を謳うだけあり、被れる筒状に形成された伸縮性のあるタオル。スモーキーピンクとグレーとペールグリーンは発売済みであるが、ブルーが新たに加わった。
いずれもMUJIっぽいふんわりグレイッシュなカラーリングだが、グレーは特にジェンダーレスに受け入れられそうだ。言わなければ冬場に首へ巻いても、ただの洒落たネックウォーマーに見えるくらいにはスタイリッシュでもある。
この「のびのびターバンタオル」の主用途は、いわゆる風呂上がりに頭に巻くタオル代わりに髪の水滴受けに利用するものとなる。女性など入浴後すかさず肌の保湿をしたい向きには明らかに便利なのだが、既発のものが男性の「サウナハット」や「スイミング帰りの子供用」などとしても活用されていると展示会で聞き「なるほど」と思った。
触れてみるとわかるが予想以上によく伸びる。子供から、既製の帽子類に拒絶されやすい頭囲の大きな成人男性まで、安心して被れる。
筆者は短髪なので入浴後にこれを被ってスキンケアしたり着替えたり歯を磨いたりしているうちに、あらかた髪の水分がタオルに吸い込まれてしまうのでドライヤーの時間が(元々短いのに)ますます短縮でき大変快適となった。
若干の難点は形状から想像がつくが洗濯後の乾燥がややしにくいところ。少し内部を開くようにピンチハンガーに干して真下から風を当てるような工夫が必要。とはいえこれで590円は安い。色ち買い必至。
ごくたまに店頭で見かけるのだが、その後しばらく目にしないことが何度かあって、展示会にて「人気商品で常に品薄」だと訊き納得した「残反ミニハンドタオルセット(ハーフ)」。
通常のハンカチサイズのハンドタオルは便利だがポケットに入れるには嵩張りすぎる。けれどこのミニハンドタオルはタオルなりの吸水力があるゆえにハーフサイズでも用途には充分であり、ポッケに入れてもまったく嵩張らない。このサイズでもいいのが、正直、目から鱗だ。
子供の学校用など含め純粋に「ハンカチ」として使う他に、都度洗う洗面所の手拭きやダイニングの台拭きとしてなど、家庭事情に応じて使いようがいくつも挙げられそうなところもよい。
「残反」というがタオル地自体に瑕疵はなく、逆にバイピングの糸との相性によってなんともいえない個性と味が出ている。うまい商品だ。11×22cmサイズの5枚組で590円。
「ガーゼのタオル」という存在については当コラムでも既に触れ、挙げたことがあった。
他社製品だが筆者はここ10年以上、「かさばらない」「すぐ乾く」という魅力から「ガーゼタオル」を活用し、推してもいる。
ただ、今ひとつ世に浸透しきれない理由のひとつに「ふんわり」度ではパイルの足元に及ばないという点があるとは感じていた。
私たちは無意識に「タオル=ふんわり」と期待している。その点、たくさんの細い糸が輪っかになっているパイルのタオルに比べ平織のガーゼは明らかに分が悪い。
ものが違うので仕方がないところだ。しかし、このMUJIの「洗いざらしガーゼ」商品は触感がかなりわかりやすい「ふんわり」なのである。
どうも薄いガーゼ地を「4層」重ねているそうで、そのあたりに構造の秘密がありそうだ。
390円という安価でもあるので、まずこのハンドタオルを試験的に導入してみたのだが、顔に触れる触感、洗濯時の乾きやすさ含めてこれはパイルタオル派にも受け入れられる「ガーゼ」であると感じた。
初めて「ガーゼタオル」体験をするならここからがおすすめ。筆者、次は「フェイスタオル」を買うと決めている。





