あってよかった
セリアで合計330円! トイレ掃除に3つの愛用グッズ
2021年9月30日 08:05
100円の価値を問い直す。
もう何年前に見たのか忘れてしまったが、某巨大匿名掲示板由来の話題に「500円でできる最高の贅沢」というものがあった。
ここに集積したそれぞれの「贅沢」の内容はまさに集合知と呼ぶにふさわしく豊かで、ひとつずつワクワクしながら読んだ。幾つかのアイディアは実際に試した。都度、いい意味で茫然とした。500円というのは蓋し大金だと感じた。
遠からず知命となる年代の筆者の子供時代には近所に駄菓子屋があったものだが、2020年代、わが家の近所には某特売お菓子チェーン店、その一角に懐かしい価格帯でのお菓子コーナーがある。
幼い子供たちはお駄賃10円でのバイトをし、時々その上がりを握ってここに買い物に行った。たった100円という予算内でもその限界まで駄菓子を厳選して買っては消費税に泣いたものだが、いい算数のトレーニングになったし、ひとことでいえばこの買い物は子供にとって「ロマン」だったように思う。
さて「100円ショップ」での買い物は、いい年をした筆者にとって、未だ充分にロマンたり得ている。星の数ほどと言いたくなる数多のこの商品群のなかで、必要不可欠なもの以外としてSeria(セリア)で購入、のちにリピートに至っている愛用品3つ(トイレ編)を、今回はご紹介したい。
ちょうどいいトイレブラシ「ソフトトイレクリーナー」
100円ショップにはかなりしっかりとした掃除道具が多いものだが、筆者は特にトイレ掃除グッズ、トイレ掃除用ブラシに長年注目して使い比べている。
トイレの汚れ方には使用者の傾向(性別、年齢、健康状態、人数)がかなり反映されるものであり、そのため市販品の形状や価格がいつもそれに合致するとは限らない難しさがある。
いろいろ比較した結果、筆者宅の場合はヘッドは硬いより柔らかい方が良く(跳ね飛びしにくい)、トイレ用中性洗剤を併用するので泡立ちを助ける方が好ましく、半年程度で使い替えるときに適度にへたっている方が後ろ髪を引かれずに済む、などの理由でこの「先っちょがポンポンしているタイプ」のトイレブラシを愛用するに至った。
しかし「100円ショップあるある」なのだが、同じ商品が永続的に入荷するという期待はあまり抱かない方がいい。気に入りがあっても、「だいたいこんな感じ」という緩さでリピートするのをおすすめしたい。
ブラシの受け皿に「両手付き ブリキバケツ L」
斯様に100円でトイレブラシを単体で購入した場合、おそらく戸惑うのが「受け皿」が無いことである。
生活雑貨店などで高価なトイレブラシセットを購入する場合、だいたい受け皿部分が非常に豪奢な造りになっている。しかしこの受け皿部分に水が溜まり、遠からず異臭やカビの温床となりやすく、しかし高価であったがゆえにそう簡単に買い換えられず、モヤモヤしている人も少なからずいるのではないかと思う。
筆者は100円トイレブラシの受け皿を、園芸コーナーの、100円の小さな鉢受けバケツ(ブリキ製)に見出し、非常に快適に使用している。
水や土に触れるものゆえ、そう簡単に傷まないので、ブラシを買い換えてもバケツだけは使用続行することが多い。でも汚れがひどく気になり出したら早晩廃棄して再購入してもいいと思っている。掃除道具の掃除のためにも洗剤や水や時間は必要なのだから。
気になる場所に「消毒用アルコール液対応スプレーボトル30ml」
単身住まいではない家のトイレは常に共用スペースである。
住まい内外の衛生というものについて、シビアな意識改革が迫られている去年から今年にかけてであるが、ことトイレを媒介する病原体対策として、消毒用アルコールの活用というのは他の薬剤使用に比べ比較的ハードルの低い提案である。
しかしこの消毒用アルコールに耐えられるスプレーボトルが案外少ないことに、実体験的失敗を伴いながら気づいた人も昨今多いのではないだろうか。
およそスプレーボトル本体や、吸入管(チューブ)や加圧部分(ポンプ)にはプラスチック系の樹脂が使われているが、このプラスチックの中には消毒用アルコールでヒビが入ったり割れたり溶けたりしてしまうものがある。
そのため、消毒用エタノールを入れて使うスプレーボトルは、専用を謳ったPE(ポリエチレン)かPP(ポリプロピレン)でできたものを使う必要がある。
一時は全国的に品薄になった消毒用アルコールだが、現況手に入れるのは難しくなくなった。さらに安価なこのボトルに小分けにすることで、便座やフラッシュバルブ、ドアノブ等の消毒が都度行ないやすくなる。外出時の携行も容易である。
この500円にも満たない300円(+消費税)の買い物という予算(価格)とその意義(価値)の途方もなさを思いながら、洗われた便座に座る今日この頃である。