941のイクメン徒然
小2の娘に職業図鑑を3冊購入。興味を持ったのは?
2021年8月12日 07:00
まいど、どうも! くしいです。
オリンピックは親子で応援している選手がいて、テレビの前で声援を送っていたところ見事に金メダルを獲得されていて、娘と大喜びしておりました。いろいろなことがあった今回のオリンピックでしたが、長年の苦労が報われる瞬間はよいものですね。
さて、小学2年生になる娘とのやりとりでこんな会話がありました。
親「大きくなったらどんなことをしたい? どんな仕事をしてみたい?」
娘「うーん。ちょっと興味あるのはいろいろあるけど、どんな仕事があるのかわからない」
親「そうだね、娘ちゃんが目にするものはすべて誰かの仕事でできてるよ」
娘「そうなんだ、どんな職業? があるのかよくわからないんだよね」
なんとなーく人気の職業のことは知っていましたが、娘が働くことをイメージするにあたって、世の中にはどんな仕事があるのかを伝えられていませんでした。「そうか! 知らないのか!」という当たり前の驚きと、これはちゃんと伝えてあげないといけないなという気持ちで3冊ほど本を購入してみたので、紹介していきたいと思います。
レビューなどを見ながら、小学生が読んで理解できそうなものを探して、買ってみたのはこちらの3冊。
- 朝日新聞社「おしごと年鑑(みつけよう、なりたい自分)」2,200円
- 誠文堂新光社「こども手に職図鑑:AIに取って代わられない仕事100」2,860円
- 西東社「ミラクルハッピー お仕事ずかんDX」1,045円
「おしごと年鑑(みつけよう、なりたい自分)」
「世の中にどんな仕事があるのか、職種はどんなものがあるのか、その仕事で何が世の中に影響を与えるのか」を子供に知ってほしくて本を探していたのですが、こちらの本は今回の目的でいうと完全に失敗。企業が伝えたいことをベースに構成されているので、主旨に合いませんでした。
例えば、
- ガードマンのお仕事
- セキュリティという仕事
という切り口で仕事内容が紹介されることを期待していましたが、この本の場合は、
- ホームセキュリティってどんな仕事なの?
- 人は1日に何回トイレに行くの?
といった形式で、子供の疑問をテーマとして設定して企業が答えるという構成です。切り口の問題だと思いますが、子供がそもそも疑問として思っていそうにないテーマありきにみえて、とっても違和感があって、子供には渡しませんでした。新聞社が出版していて、ここまで企業とガッチリ組んでやっているものなので期待値は高かったのですが、私の目的とは噛み合わなかったようです。(購入したのは2019年版。毎年最新版が出ているそうで2021年版もあるようです)
「こども手に職図鑑:AIに取って代わられない仕事100」
大型本で239ページ、しっかりとしたボリュームで「将来性があり」「長く続けられ」「AIに取って代わられない」をテーマに仕事を紹介してくれます。ざっくりどんな仕事なのか、どんな能力を求められるのか、どう稼いでいるのか、必要な資格、勤務時間、休日、働ける年齢、目安の年収がわかりやすく書かれています。
推奨年齢は小3からで、漢字には全てルビがふってあります。小2の娘が興味を持っているファッションデザイナーの仕事のページを開いてみましたが「文字ばっかりなのでちょっと読みにくいかな」と、あまり興味を示しませんでした。ちょっと早かったようです。「一生モノの職業が一目でわかるマップ」がついていたり、現実的な内容が網羅されているので親としては一番子供に勧めたい内容でした。
「ミラクルハッピー お仕事ずかんDX」
イラストが中心で、ビジュアル的にわかりやすく仕事を紹介してくれます。勤務時間や給料の目安の他に「ココが楽しい」「ココが大変」と、子供でもわかりやすく仕事を理解できるような工夫があって読みやすく感じます。絵柄や全体の雰囲気から、女の子が好む仕上がりになっています。
全ての仕事ではないですが、漫画で仕事現場の様子を紹介してくれたりしているのもありました。小2の娘もイメージしやすかったようで、今回購入した3冊の中では最も気に入ったとのことです。2016年発売ですが、古さはあまり感じません。
娘は本を一通り読み終えて、自分が興味のある分野にはどんな仕事があるのか何となく見えてきたようです。「まだこれに決めるってことができないから、いろいろな仕事をしてみたいなあ」とも言っていたので、今回の作戦は成功したと考えてよさそうです。パパやママの仕事を説明するきっかけにもなると思いますのでぜひ!