ニュース

約10分で生麺が作れるフィリップスの「ヌードルメーカー」

1台でそば、うどん、ラーメン、パスタなどを作る

フィリップス ヌードルメーカー HR2365

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、約10分で生麺が作れる「フィリップス ヌードルメーカー HR2365」を6月下旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は32,200円(税抜)。

 本体上部から材料を入れ、内部で攪拌、圧力を加えて前面から生麺が出てくる自動製麺機。製麺用キャップを付け替えることで、1.6mm角麺、2.5mm角麺、1.6mm平麺、2.0mm平麺を作ることができ、そば、ラーメン、うどん、パスタなど様々な種類の麺を作ることができる。

製品本体
本体上部。カバーは透明で作っている様子を外から確認できる
麺が出てくる製麺キャップ部分
本体には4種類の製麺キャップが付属する
内部の製麺棒。回転して粉を混ぜる
そば、ラーメン、うどん、パスタなど様々な種類の麺を作ることができる。野菜などを混ぜてオリジナルの麺を作ることも可能

 作り方は簡単、まず準備した粉を本体上部から入れてカバーを閉める。その後こね時間を設定し、こね動作が始まったら水などの材料を加える。こね動作が終わると製麺が自動で始まる。

 一般的に麺を手打ちで作る際は、途中に生地を寝かせる必要があるが、ヌードルメーカーではこの工程を省略、約10分(2人前約250g)で本格的な麺を作ることができる。なお、寝かせ工程とは、生地を薄くのばす時に生地が切れないように行なうもので、ヌードルメーカーのように生地を押し出して麺を作る場合は必要ないという。

最初に粉を入れる
操作パネルでこね時間を設定
その後水を約1分かけてゆっくり入れる
カバーには水を入れるための穴が3つあいているので、ここから水を投入する
こね工程中の様子
麺が自動で押し出されてくる

日本向けに仕様を大幅変更

 ヌードルメーカーは、2013年4月に中国で、同年11月に台湾で発売、売上が好調だったため、日本での発売が決まった。日本に発売するにあたり、内部機構やメンテナンス性を見直している。コシのある麺を作るために、製麺棒の回転時、キャップ押し出し時、製麺時の3段階で、約720kgの圧を加える「3段階押し出し製麺」を採用。これは、日本の製麺業者からヒントを得たものだという。

本体カットモデル
段階的に圧を加える「3段階押し出し製麺」を採用
約720kgの圧が加わる

 また、日本人はうどんなどコシのある麺を好む傾向があるため、こね時間調整機能を新たに搭載、基本設定は5分だが、好みに合わせて最大8分まで延長が可能。

 製麺キャップについては、日清フーズのアドバイスを得て、4種類にしたという。メンテナンスについては、製麺キャップ専用のクリーニングキットを付属するほか、本体各部は分解して手入れすることができる。

日清フーズからのアドバイスを受け、4種類の製麺キャップを付属
各製麺キャップに専用のクリーニングキットが付属。剣山のように製麺キャップに通すことで穴に付いた粉などを落とす
製麺キャップやクリーニングキットは本体下に収納
本体各部は分解して手入れすることができる

 本体には36のレシピが掲載された専用のレシピブックが付属。レシピは日清フーズと共同開発しており、日清フーズの製品名でレシピが紹介されている。

 本体サイズは215×343×300mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は7.8kg。消費電力は200W。電源コードの長さは約1.8m。最大製麺量は600g。

第三の主食を変える

フィリップス エレクトロニクス ジャパン 佐野泰介氏

 フィリップスによると、日本人は麺類を好んで食べる傾向があり、90%以上の人が週に1回麺を食べており、ラーメン、うどん、パスタなど様々な種類の麺を食べる傾向があるという。フィリップスでは、これらの現状から麺を、米、パンに次ぐ「第三の主食」と定義、米を炊く炊飯器やパンを焼くトースターの普及率が高いのに対して、麺を作る調理家電はほとんど普及していない点に着目した。

 フィリップス エレクトロニクス ジャパン 佐野泰介氏は、「時短や簡単であるということはもちろん、自宅のキッチンではこれまでできなかった調理体験を提供できる」と話し、初年度の売上目標を5万台とする。

日本人の約90%は週に1回以上麺を食べているという
食べる麺の種類はラーメン、うどん、パスタ、焼きそばなど様々
麺は第三の主食であるのに、専用の調理家電は普及していない

(阿部 夏子)