家電製品ミニレビュー

子育てママは導入すべし! 簡単に設置できる「スマ@ホーム」の安心感が半端ない

留守番させている息子が心配

パナソニックのホームネットワークシステム「スマ@ホーム」屋内カメラキット

 まだ小さいと思っていた息子もいつの間にか成長し、留守番をする機会が増えてきた。携帯電話は持たせているが、学校から帰ってきたときに出迎えてあげられないと「寂しくないかな」と思ってしまうし、万一、電話すらかけられない不測の事態が起きてしまったら……! と不安になることがある。

 ちょうどそんなとき、外出先からスマートフォンで自宅の様子が確認できる「スマ@ホーム システム」がパナソニックから発売され、「これだ!」と思った。防犯カメラとなるとハードルが高いが、これは設置工事不要だし、定額料金もかからない。しかもスマートフォンでやりとりできるというから、外出中でも手軽に確認できそうだ。

メーカー名 パナソニック
製品名 スマ@ホームシステム 屋内カメラキット KX-HJC200K-W
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 20,150円

 室内の様子を確認したい場合は、ホームユニットと屋内カメラがセットになった「屋内カメラキット」を使用する。基本設定は、ホームユニットとスマートフォンをWi-Fiで接続するだけだというが、本当にそんなに簡単に使えるようになるのかしら? さっそく使ってみた。

 ちなみに、このシステムを使うためには、スマートフォンに「ホームネットワーク」アプリケーションをインストールする必要がある。使用中のスマートフォンと無線ルーターが機器に対応していることが前提になるため、事前に確認したほうがいいだろう。

 結論からいうと、初期設定は非常に簡単だ。取扱説明書にも詳しく書いてあるが、実際はアプリをインストールすると、その後やるべき操作を指示してくれるので、その通りに実行するだけ。迷うことなく、初期設定は完了した。なお今回は「屋内カメラキット」を使用したが、ホームユニットとカメラを単独で購入した場合には、カメラの登録が必要になる。

ホームユニットは130×130×42mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトサイズ
カメラはシンプルなデザインなので、インテリアになじみやすい
スマホに「ホームネットワーク」アプリをインストール
カメラは、リビングが見渡せる場所に置いた。

 複雑な操作はほとんどなく、設定が完了した。さっそく部屋の様子を見るべく、アプリを立ち上げてみる。果たしてどんな感じで見えるのか、ワクワクする。

ホームネットワークのアプリを立ち上げる
「カメラ」をタップする
お〜! 部屋の中が見える〜!

自宅の様子が見える! さらにそのまま会話も

 見えるはず、と思っていたが、やはり実際に見てみると感動する。こんな簡単に、外出先から室内の様子が見えるようになるなんて。さっそく、子どもに留守番を任せた日に、外出先から部屋の様子を見てみることにした。ちなみにアプリの設定画面で、「スマホ/タブレットへの通知設定」にある「音反応」をONにすれば、部屋で物音がしたときに、スマホに通知されるため、子どもの帰宅が分かって便利だ。

外出中、スマホに「屋内カメラ(音)が反応しました」の通知が
お、帰って来たらしい。ただ逆光でよく見えない……
ランドセルを下ろしている……かな?

 逆光のせいか、シルエットしか見えなかったが、ひとまず帰宅の確認をすることができた。続いて、会話をしてみる。

カメラに向かって「ただいま〜」と息子。スピーカーから声が聞こえる
こちらが話すときは、「通話」ボタンを押す
「おかえり〜」。交互に話すプレストーク方式だ

 映像を見ながら会話するため、スマホからはスピーカー状態で声が聞こえて来る。「ただいま〜」「お帰り〜」「これから遊びに行って来るね」「帰ったら、ちゃんと宿題するんだよ」なんてプライベートな会話が周囲に丸聞えになるため、ちょっと恥ずかしいし、公共の場では迷惑にならないよう気をつけないといけない。しかし、ひと通り会話した後、込み上げて来る安心感。元気に帰って来たことを声だけでなく、表情でも確認できる安心感と言ったらない。

 残念なのは、向こうからはこちらの表情が見えないこと。どんなに満面の笑みで対応しても、向こうからは見えないどころか、声をかけるまでは見られていることにも気づいていないため、ちょっと抜き打ち的な感じがするかもしれない。

外出からスマホでチェック
「宿題をやる」と言いながら、寝そべって新聞を読んでいる
遊びに来たお友達と、ツイスターやゲームをやっている様子を隣の部屋から見てみたり(笑)

防犯カメラとしても使える

 スマ@ホームは、防犯カメラとしても充分機能しそう。空き巣が家に入ってきたときなど、いきなり「誰ですか! 警察を呼びますよ!」などと威嚇すれば、驚いて逃げてくれることも期待できる。赤外線LEDを搭載しているため、暗闇でも映像を捕らえることができるのは安心。部屋の真ん中にぬいぐるみを置き、見え方を比べてみた。

照明を点けず、自然光のみ。部屋の様子がほとんど分からない
照明を付けると、ぬいぐるみの姿が見えた
カーテンを閉め、照明を点けない状態では、やはり部屋の中は見えない
カーテンを閉め、照明を点けると、はっきり見える
夜、真っ暗な部屋でも、赤外線LEDのおかげで意外と見えている

玄関に設置すれば、帰宅や外出が確認できる

 このスマ@ホームを使い始めてから、留守中の子どもの様子が見られるようになったと同時に、もう1つ大きな安心感が生まれた。それは、「留守中の家の様子が見られる」ということだ。例えば外出先で、火の始末が不安になったとき、現状ではキッチンの様子は見られないが、少なくともわが家が“いつも通り”であることが確認できてホッとする。

 しかしある日、少々パニくってしまった出来事があった。わが家では、カメラをリビングに置いていたのだが、ある日、子どもが帰宅時間を過ぎても帰ってきた様子がないのだ。「音反応」もないし、カメラで見ても、いつものように投げ捨てたランドセルもない。必ずかけるよう言ってある電話もないし、こちらが何度かけても出ない。「何かあったのでは?」とパニック状態に陥ってしまったが、結局、1時間後に息子から電話が。 聞けば、学校からの帰宅が遅くなったため、友達との待ち合わせに遅れてしまうと、玄関にランドセルを置いて、そのまま家を飛び出してしまったという。脱力……。

 そこで、リビングに置いておいたカメラを玄関に設置することにした。ここに設置すれば、出入りするたび「音反応」で通知されるため、リビングに来なくても帰宅したことは分かる。息子も「リビングで好き勝手に過ごしているのを見られなくてすむからありがたい」と言っている(笑)。監視しているつもりはまったくなかったのだが、確かに結果的にはそうなってしまっていたかも。

カメラの土台裏。壁掛けできるようになっている
カメラも向きも、自由に動かせる
息子が帰って来たら、「音反応」で通知

 ちなみにカメラは最大4台まで設置できるため、カメラを単体で購入し、玄関とリビングの両方に置くという手もある。また家の中の変化を察知するには、「音反応」のほか、別売りの「人感センサー」や「開閉センサー」を設置することもできる。

 「人感センサー」は、人や動物の動きを赤外線による温度変化で検知し、スマートフォンで通知するというもの。音では反応しなかった場合も、人感センサーが反応してくれる。また「開閉センサー」は、ドアや窓のサッシに取り付け、開閉など動きがあった場合に通知がある。これは、空き巣対策としてはもちろん、やはり子どもの帰宅時にも役立つだろう。

「人感センサー KX-HJS200」も、73×39×72mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクト
電源は、単3形アルカリ乾電池2本で設置場所を選ばない
「開閉センサー KX-HJS100」(28×23×126mm)は、ドアの開閉に反応する

ベビーモニターとして! 高齢の親の見守りカメラとして!

 今回は、留守番する子どものために「スマ@ホーム」を導入したが、これはベビーモニターとしても優秀だ。家事をしながら、別室で寝ている赤ちゃんの様子を見ることができるし、目を覚まして泣いたり声を上げたりしたら、「音反応」で知らせてくれるからだ。すぐに様子を見にいけないときも、カメラを通して声をかけてあげられるし、なんと子守り歌を流してくれる機能もついている。

 さらに離れて暮らす高齢の親の様子の見守りにも使える。毎日通るであろう廊下やトイレの前などにセンサーを設置しておけば、動きがあることが確認できるし、万一反応がないときなどは、カメラで様子を見たり、電話をかけたり、家に様子を見に行くなど、早めに対応することもできるだろう。

 そう考えると、スマ@ホームのもたらす安心感はかなり広範に及ぶ。定額使用料がかからないことを考えると、どの世帯にも、今すぐにでも導入をおすすめしたいシステムだ。

(田中 真紀子)