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パナソニック、ネット環境不要で使えるモニター付き屋外カメラ
2018年7月17日 17:34
パナソニックは、インターネット環境やスマートフォンがなくても使えるモニター付き屋外カメラ「VS-HC105」を、8月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,000円前後(税抜)。
室内に設置するモニター親機と屋外カメラとで構成された防犯カメラ。モニター親機と屋外カメラは、あらかじめペアリング済みで、ネット接続等の設定は不要で、購入後にすぐに使える点が特徴。
なおモニター親機と屋外カメラとは、デジタルコードレス電話機などの標準規格であるDECT準拠方式で接続。電波干渉による通信障害が少なく、安定した通信が可能とする。
カメラには動作検知と人感(熱)センサーが搭載され、センサーが反応すると映像と音でモニターに知らせる。また、カメラ内蔵のスピーカーやマイクで、屋外カメラの近くにいる人との会話も可能。センサーが反応する約1秒前の映像から、モニター親機に録画でき、センサーが反応した瞬間を撮り逃さないという。
さらに屋外カメラには赤外線LEDによるナイトモードを備え、夜間でも自宅のガレージや庭など、家の周りを白黒映像で確認できる。
スマ@ホーム システムとの連携も可能
同社ホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」の関連機器を制御する「ホームユニット KX-HJB1000」(別売)とつなげれば、無線LAN環境を通してインターネットと接続可能。登録したスマートフォンに専用アプリ「ホームネットワーク」を
インストールすることで、外出先でも屋外カメラの映像を確認したり、屋外カメラの内蔵スピーカーとマイクを通じて会話もできる。
屋外カメラの本体サイズは約75×173×75mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約460g。屋外カメラの撮像素子は30万画素のCMOSセンサーを採用し、解像度はQVGA(320×240ピクセル)。最低被写体照度は0ルクス、撮影範囲は水平約70度/垂直約53度。IP54の防塵防水仕様。
モニター親機の本体サイズは約80×24.5×123mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約150g。搭載モニターは約2.7型のQVGA解像度。