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Acer、外出先からペットに餌をあげたり遊んだりできるスマホ連携カメラ
2017年4月4日 13:48
日本エイサー(Acer)は、スマートフォンで操作するペット用カメラ「PAWBO+(パウボプラス) PPC-21CL」を、4月11日に発売する。価格は29,800円。Amazon.co.jpおよび、Acer Direct 楽天市場で予約を開始し、4月10日までは先行特価として19,800円で購入可能。いずれも税込。
犬や猫などのペットとコミュニケーションがとれるワイヤレスカメラ。無線LAN機能を搭載し、スマートフォンなどにインストールした専用アプリ「Pawbo Life」から操作する。外出先からペットの様子を確認できるほか、話しかけたり、おやつをあげたり、遊んだりすることも可能。
写真と動画を撮影でき、そのままSNSに投稿可能。カメラの視野角は水平130度、上22度、下45度の広角レンズで、部屋の中を遊び回るペットを、しっかり撮影できるという。対応解像度は、1280×720と、640×360。
アプリの対応端末は、Android 4.0.3以上、iOS 8.0以上。同時接続可能台数は、最大8台。なお、撮影した動画の保存にはDropboxまたはGoogle Driveのアカウントが必要となる。
スマホからおやつを与える機能や、ねこじゃらしレーザーなど
本体にはおやつをセットできる「おやつディスペンサー」を搭載。アプリのおやつボタンをタップすると、本体からおやつが出てきて外出先からでもおやつをあげられる。トレイは取り外しがしやすく、簡単に掃除して清潔に保てるという。
ペットと遊べる機能として、「ねこじゃらしレーザー」を採用。本体にレーザーポインターを備えており、手動と自動の2種類でアプリから操作できる。マイクとスピーカーも搭載されているため、ペットに話しかけたり、ペットの声を聞くことも可能。
ペットだけでなく家族ともコミュニケーション。留守中のペットの様子を確認
日本エイサー プロダクトマーケティングマネージメント部 部長 谷 康司氏は、製品について次のように語った。
「実際に僕も10年前に犬を飼いはじめて、外出している間にテーブルの脚やスリッパがボロボロになっていることがよくありました。当時から、留守にしているときにペットは何をしているかというのは気になっていました。パウボを自宅に設置してからは、犬が何をしているのかがわかるのはもちろん、家族とのコミュニケーションが多くなったのもポイントです。外からペットに話しかけると、『今は寝てるよ』と奥さんが応対してくれることがあります。最大8台のスマホと接続できるので、離れて暮らす家族と共有するのもオススメです」
会場では、日本エイサー プロダクトマーケティングマネージメント部 プロダクトマーケティングスペシャリスト Cody Lin氏が、台湾の実家で飼っている猫と、PAWBO+を使ったコミュニケーションも行なった。
アプリを起動すると、室内で遊ぶ猫の様子がリアルタイムで映し出されていた。おやつを与えるとすぐに食べ、レーザーポイントを操作すると左右に動き回り、無線LANを接続していれば海外からもコミュニケーションをとれることが確認できた。
「レーザーポイント機能は犬も遊んでくれますが、特に猫の反応が良く興味を示してくれます」(谷氏)という。
このほか、ペットの気を引く6種類の効果音を内蔵。「小鳥のさえずり・ねこ(3パターン)、ポリオレフィン袋(レジ袋)、ねずみ」を用意し、アプリから鳴らせる。効果音を使い分けることで、犬や猫などのしつけにも活用できるという。
本体サイズは、約112×200mm(直径×高さ)で、重量は約455g。無線LANは、802.11b/g/n(2.4Ghz)を備える。カメラレンズは、1/4" CMOS メガピクセルで、焦点距離は2.8 mm、F値はF2.0。視野角は水平130度、上22度、下45度。対応解像度は、1280×720と、640×360。