家電製品ミニレビュー

カプセルもコーヒー粉もOK! シーンに合わせて選べるタイガーのコーヒーメーカー

タイガー「1杯抽出用 コーヒーメーカー ACV-A100」

 本格的なコーヒーを手軽に飲みたい! ということでUCCのカプセル式コーヒーメーカーを使っていたが、だんだん専用のカプセルだけでなく、コーヒー粉を使ってさまざまな味を楽しみたいと思うようになってきた。

 そこで使用したのが、タイガーのコーヒーメーカー「ACV-A100」。UCC専用のカプセルと、コーヒー粉を使用するドリップ、どちらも対応する2WAYタイプの製品だ。

メーカー名 タイガー魔法瓶
製品名 1杯抽出用 コーヒーメーカー
品番 ACV-A100
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 11,891円

 ACV-A100は、1杯抽出型のコーヒーメーカーで、マグカップをトレイに置いて直接抽出することができる。2種類のドリップスタイルを楽しめ、挽きたてのコーヒー粉を個包装した専用カプセルを使う「ドリップポッド」と、一般的なコーヒー粉を使う「レギュラードリップ」から選べる。なお、カプセルはUCCオリジナルの製品に対応している。

 ドリップのスタイルによって、フィルターを使い分ける。ドリップポッド式のときはピンクのフィルターを、レギュラードリップ式は緑色で中にメッシュフィルターが備えられたものを使う。ペーパーレスなため、エコで経済的だ。また、色が異なると間違える心配もなく、わかりやすい。

本体
コーヒー粉を個包装したUCCの専用カプセルが使用できる
一般的なコーヒー粉を使った「レギュラードリップ」方式でも抽出可能
本体上部にフィルターを入れて使い分ける
ドリップポッド式のフィルターはピンク
レギュラードリップ式は緑で、中にメッシュフィルターを入れる

 本体サイズは、199×264×249mm(幅×奥行き×高さ)で設置面積はA4サイズとコンパクト。タンク容量は0.45Lだ。10gの計量カップが付属している。

 操作時は、ポッドを使う場合は「DripPod」、コーヒー粉を使う場合は「Regular」を押す。操作ボタンが分けられているのは、それぞれ抽出時に細かな違いがあり、最適な方法でコーヒーを味わうためとしている。なお、運転時に共通しているのは、抽出前にスチームで15秒間蒸らすということ。これにより、粉とお湯が馴染みやすくなり、コーヒー成分を抽出しやすい状態にできるという。

 また、湯量も設定でき「Cup(約140ml)」「Mug(約180ml)」「Ice(約70ml)」から選択する。

タンク容量は0.45L。取り外せる
操作部。抽出方式を選ぶ「DripPod/Regular」のほか、湯量も選択する
10gの計量カップ(中央)が付属する
「ドリップポッド」と「レギュラードリップ」では蒸らし方や抽出時に細かな違いがある

その日の気分に合わせてコーヒー粉をチョイス

 まずは、コーヒー粉を使った「レギュラードリップ」で抽出。付属の計量カップはすり切りで10g。お湯の量は「Mug(約180ml)」に設定するとちょうど良い。少なめの「Cup(約140ml)」で抽出したいときは、計量カップの内側のライン(約8g)までコーヒー粉を入れると最適としている。

 湯量は説明書を見ながらだったのでわかりやすかったが、操作部だけ見ていると正直わかりにくい。「Cup/Mug/Ice」それぞれに目安量が表示されていたらより良いと感じた。

すり切り1杯のコーヒー粉をフィルターに入れる
フタをして本体にセット
モードは「Regular」、湯量は「Mug」に設定。目安の量がわからない……

 フィルターにコーヒー粉を入れ、フタをしたら本体にセット。運転をスタートすると、上部からスチームが出てくる。中で蒸らしが始まっているようだ。抽出に掛かった時間は約3分だった。

 なお、本体の動きが止まって抽出が完了したかな……? と思ってもアラーム音などは鳴らず、ランプは点灯したまま。5秒ほど経ってから完了のアラームが鳴ってランプも消えたのだが、この間がちょっともどかしい。

 お湯が垂れてきてヤケドした場合のことなどを考えられているのかもしれないが、せっかちな筆者は気になってしまった。抽出中はほかのことをするなどして、のんびり待ったほうが良さそうだ。

 抽出したコーヒーは、ハンドドリップしたコーヒーと遜色なく美味しかった。香りもしっかり引き立っていて、朝の目覚めに飲むとシャッキリする。

抽出完了
抽出後のコーヒー粉

 アイスコーヒーを抽出する際は、「Ice」モードで70mlと少量の濃いコーヒーを抽出し、氷を入れて冷やしながら濃さを調節して飲む。

 美味しくできたのだが、Iceモードは一度に調節できる量が少ない。「Mug」モードなどでまとめて抽出して、冷蔵庫で冷やす方が筆者には向いていると感じた。

70ml抽出のIceモード
カップ半分以下と少量だ
氷を入れて冷やしながら濃さを調節する

カプセル式はとにかく手軽!

UCCが展開する専用カプセル。今回はさまざまな味が入ったコーヒーセレクションを購入

 カプセルを使った「ドリップポッド」式は、とにかく手軽。忙しい朝にサクッと美味しいコーヒーが飲みたいときに重宝した。UCCのカプセルは煎茶や紅茶も出しているので、コーヒー以外を飲みたい時にも気分によって変えられる。

 ただし、カプセルに表示されている湯量目安と、本体で調節できる湯量が一致していないので注意が必要。このカプセルには1〜7段階でオススメの湯量が表示されているが、対応するのはUCCのコーヒーメーカー「DRIP POD」のみ。

 取り扱い説明書には、コーヒーのカプセルは「Cup」モード、煎茶や紅茶は「Mug」モードがオススメと記載されていた。細かな調節はできないが、オススメのモードでも十分美味しく飲むことができた。

カプセルには湯量目安が表示されているがこのモデルの湯量とは一致しない
フタをはがしてセット
コーヒーは「Cup」モードがちょうど良いという
抽出中
トレイの高さを変えられるのでお湯がハネるのを防げる
紅茶のカプセルは「Mug」モードの湯量が適している

フィルターは水洗いでき、手入れも簡単

 なお、使用後にフィルターを入れ替えると、その際にコーヒーが垂れて本体が汚れることがある。その場合は固くしぼったふきんで水拭きすれば問題ない。汚れがひどいときは水で薄めた中性洗剤を含ませたふきんを使うと良い。

 フィルターはすべて水洗いすればキレイになった。洗うパーツが少なく、手入れは簡単だった。

フィルターを外した部分にコーヒーの汚れが付きやすいので水拭きする
コーヒー粉使用後のフィルター
水洗いすればキレイになる

 2WAYコーヒーメーカーは、忙しい朝はカプセル式で手軽に美味しく、休日はこだわりのコーヒー粉でくつろいで楽しめる。また、カプセル式は使いきってストックがない! ということも多々あるが、コーヒー粉なら1回の消費量も少ないし、複数用意しておけば間に合うだろう。1台で2通りの楽しみ方ができ、シーンによって使い分けられるのはやはり便利だと感じた。

 コーヒー粉にこだわりだすと、今度は豆にも興味が……。次は豆挽きもできる全自動のコーヒーメーカーに挑戦したいと思い始めている。

(西村 夢音)