家電製品ミニレビュー
昭和レトロな形が気に入ったら、買って損なし!!
2017年9月15日 07:00
自宅で使っているアイロンは約20年前に買ったもので、アイロン面が汚れていたり、スチームが吹きこぼれたりし始めているので、そろそろ買い替えを考えている。
買い替えようと思ってから、これまでに最新のアイロンを何台か試してみた。だが、もっとデザインやフォルムに愛着が持てて、使い続けたいなと思えるようなアイロンはないかと思いたち「DBK THE ACADEMIC J80T」を使ってみた。
メーカー名 | DBK |
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製品名 | THE ACADEMIC J80T |
価格(編集部調べ) | 4,899円(Amazon) |
30-40年前の少しレトロな雰囲気が良い
ほとんど機能を考慮せずに、見た目だけでセレクト。部屋に置いてみると、子どもの頃に母親が使っていたアイロンを思い出す。そうした思い出があるからか、ほんわかした雰囲気に感じる。でも若い人には、クロームメッキ仕上げのスチールボディは、金属っぽさが目立って、無骨にも感じるのかもしれない。
重量は1.5kgで、持つと、ズシッと手応えを感じる重さ。最新のアイロンは、重くても1kg強くらいなので、1.5kgは重い方だ。ただし、アイロンなので、重いことが、一概にデメリットとは言えない。
実際に使ってみると、最新モデルと比べてしまうと、スムーズさがイマイチ。例えば前回試したパナソニックの「Wヘッドアイロン カルル NI-WL703」は、生地の上をスゥ〜っと滑るように動かせた。これが「THE ACADEMIC J80T」だと、ズルズルズルっといった感じ。
その代わり、自然とゆっくりと動かすことになるので、アイロン掛けした場所はしっかりとシワが伸びる。ゆっくりと動かすのはアイロンの基本。「THE ACADEMIC J80T」では、意識せずに、その基本の動かし方が身につけられるとも言える。
アイロン掛けしている際の、重さの感じ方についても、やはり最新モデルと比べると重い。4-5枚くらいのシャツであれば我慢できますが、それ以上となると、「もっと軽ければなぁ」と思ってしまう。それもこれも最新モデルの良さを知ってしまっているからだろう。
スチームに関しては、本体前部の穴から水を注ぐ。電源を入れて、レバーをSTEAMの位置に設定すれば、シュ〜っとスチームが出てくる。アイロン面の前方に25個の穴があり、アイロン面の全体にスチームが回っている。ちなみに、アイロンのトレンドとなっている、スチーマー機能はない。