洗面台すっきり! ポーチに入れて持ち運びもしやすい無印のヘアドライヤー

　歯ブラシに化粧水、シェーバーなど洗面台にはモノをたくさん置きがちでゴチャゴチャになってしまう。極力すっきりとさせたいが、毎日使うものが多く収納しづらいのが悩みどころ。少しでもキレイにまとめられれば、と思っていたところで発売されたのが、無印良品のヘアドライヤー。ポーチ付きでコンパクトに収納できるということで、さっそく購入してみた。

無印良品「マイナスイオンヘアドライヤー」。ポーチが付属する

　本体はとてもシンプルで、ポーチも含めて白で統一されている。ノズルなどは付属されておらず、ポーチにはドライヤーと取扱説明書のみ入っていた。

　操作部は、メインスイッチ「HIGH/LOW/COOL/OFF」のほか、ターボスイッチ「ON/OFF」を搭載し、風量の調節ができる。ターボ時の風量は2.0m3/分で、温風温度は110℃。ターボOFF時の風量は、1.6m3/分で、温風温度は115℃。

本体と説明書がポーチに入った状態で売られていた

ドライヤー本体。ノズルなどは付属していない

送風口は広め

操作部。メインスイッチのほか、ターボスイッチを用意

　まずは最大風量の「HOT/ターボ」にセットして乾かしてみた。風量はしっかりあり、吹き出し口も広いので力強い温風が広範囲に届く。乾きにくい髪の根元にも温風が届きやすく、すばやく乾かせる。筆者の場合、普段髪を乾かすのに掛かる時間は5分くらいで、MJ-HD1でも同じくらいの時間で乾かせた。

　ターボスイッチをOFFにすると風はかなり弱まるので、早く乾かしたい人はターボスイッチをONにした方が良い。最後にCOOLモードにして仕上げに入ったところ、ターボスイッチをONにしていても弱風になった。髪をいたわりながらケアができそうだ。なお、本体は約510gと軽く、ロングヘアも疲れずに乾かせる。

　仕上がりに関しては、手触りにそれほど感動はないが、乾かした翌朝も毛先がまっすぐだったので問題なかった。マイナスイオン機能を備えているが、パナソニックやシャープのように独自のイオンを搭載している訳ではないので、仕上がり重視というよりはすばやく乾かしたい人におすすめできる。

本体は約510g軽い

仕上がりは感動するほどではないが、乾かした翌朝も毛先がまっすぐだったので問題ない

ポーチに入れてすっきり収納

　使っていて一番良かったと感じたのは、やはりポーチ付きで収納しやすいところ。洗面台にモノを置きっぱなしにしたくないので、普段は使い終わったあとに片付けるようにしているが、コードを束ねたりとなかなか面倒くさい。

　しかし、MJ-HD1はポーチがあることで、この中に本体を入れてしまえばすっきり片付けられる。疲れているときはコードを束ねなくても、とりあえずポーチに収納してしまえば見栄えはなんとかなる(笑)。

　ポーチごと引き出しに収納して使う度に出し入れしてもいいし、ポーチ自体がシンプルなので、出しっぱなしにしてもそこまで気にならなかった。ポーチサイズは、320×120×155mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトなので目立ちすぎない。また、ドライヤーを収納した後も余裕があるので、ヘアケア用品などを一緒に入れてもいいだろう。

折りたたんだところ

ポーチの中には仕切りが付いている

ドライヤーを収納。多少ぐちゃぐちゃに入れても、ファスナーを閉じれば見栄えはなんとかなる

　もうひとつ印象的だったのは、本体の手触り。すべすべで、ずっと触っていたくなる気持ち良さがある。質感の良さはデザインにも影響していそうだ。シンプルでサニタリー空間に馴染むドライヤーとして、オススメできるアイテムだ。

ポーチはシンプルなデザインで、出しっぱなしにしても気にならなかった