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寒い冬でも外に出かけたくなる! 「USBあったかアイテム」5選

ヒーター付きのあったかアイテムがあれば、寒い冬でも外に出かけたくなる。写真左はアイリスオーヤマの「ヒートベスト インナー FC21620」、同右はBRIDの「2023 MOLDING USB QUILT BLANKET BICOLOR」

11月に入って気温がグンッと下がり、驚いたり体調を崩したりする人が多いことでだろう。一方、気象庁の見通しによれば、今年の冬は総じて暖冬が予想されている。だが、暖冬と言っても「暖かい」わけではなく「平年よりも暖かい」だけ。冬は冬なので、基本は寒い日が続くのだ。

また、それほど気温が低くなくても、スポーツ観戦へ行ったり、公園で遊ぶ子供を見守ったり、キャンプやBBQをする時などは、ぶるぶると体を震わせることも多いはず。そうしたシーンで、USB給電でヒーターを駆動させて体を温める、「あったかアイテム」を紹介していく。

体を積極的に温めるヒーター内蔵ジャケット

外で何時間も過ごす時や、真冬の通勤・帰宅時などに、冷たい風の侵入を防ぎつつ、中の暖かい空気を閉じ込めるジャケットやベスト。USB駆動のヒーターを内蔵することで、より積極的に体を温めてくれるアイテムが続々と発売されている。

そんな中で、ジャケットやベストなどのバリエーションが多く、用途別に選びやすいのが、アイリスオーヤマの「FNCT(ファンクト)」シリーズ。同シリーズの中でも冬に最適なのが、ヒーター内蔵のジャケットやベスト、パーカーなどだ。

なかでも「ヒートベスト インナー FC21620」は、通勤時はもちろんプライベートなシーンでも活躍する。直販価格は6,980円。

ヒートベスト インナー「FC21620」

薄さ0.05mmのシート状ヒーターを内蔵し、4段階で温度調節が行なえる。容量6,700mAhの付属バッテリーを使った場合、約3〜約8時間の連続使用が可能だ。

首元をVネックとクルーネックの2パターンで切り替えられ、Vネックにすればジャケットやコートのインナーベストとして重ね着しやすくなる。撥水加工が施され、急な雨にも対応できるという。

薄さ0.05mmのシート状ヒーターを内蔵

手のひらから体全体を温める電気式カイロ

冬の定番あったかアイテムと言えば「カイロ」。そんなカイロも、充電することで繰り返し使える電気式の製品が、各社からリリースされている。手で持つだけでなく、体の様々な場所にあてて温められる点が便利だ。

インテリアショップ「Francfranc(フランフラン)」から発売された、「繰り返し使えるカイロ」シリーズも、その一つ。特に「両手で使える充電式カイロ」は、本体が2つに分離し、それぞれを両手に持ったり、2人でシェアしたりできる。価格は5,000円。

両手で使える充電式カイロ

電源スイッチを入れると5秒ほどで温かさを感じ、強・弱の2段階で温かさを調整できる。モバイルバッテリーとしても使え、スマートフォンなどを充電可能。2つに分かれた片方にはミラーが付いており、外出時の身だしなみチェックにも役立つ。

外出時の身だしなみチェックに役立つミラー付き
本体カラーはピンクまたはグレーの2色

家の中でも外でも様々なシーンで役立つヒーター内蔵ブランケット

家の中でも外でも、サッと膝に掛けたり肩から羽織ったりできるブランケットは便利なアイテム。さらにヒーター内蔵であれば、寒さをしのぐだけでなく、より体を温めやすくなる。

メルクロスの「BRID」ブランドのUSBブランケット「2023 MOLDING USB QUILT BLANKET BICOLOR」は、別売モバイルバッテリーをつなげると、内蔵ヒーターが温まるブランケット。価格は6,160円。

2023 MOLDING USB QUILT BLANKET BICOLOR

温度は「強(約45℃)・中(約40℃)・弱(約32℃)」の3段階で調節でき、電源オンから約10分で温まるという。約2時間で自動で電源オフになる安全設計で、丸洗いも可能。

サイズは120×80cmで、重さは400g。本体カラーはオレンジ、レッド、ブルー、グリーンの4色をラインナップ。ブランケットと同色の専用バッグ付属。

スナップボタンで留められるので、羽織りやすい
ブランケットと同色の専用バッグが付属する

超薄いシート状ヒーターを内蔵した腹巻き

冷えやすく温まりにくい腹部を温めるのに効果的な腹巻き。そんな腹巻きにシート状のヒーターを搭載したのが、ロア・インターナショナルの「ホットHaramaki ポケット」。価格は13,200円。

ホットHaramaki ポケット

印刷した銀ナノインクが発熱する、厚さ1.5mmの超薄型シートを内蔵。電源を入れると、最大50℃まで素早く発熱する。また電磁波の発生はほとんどないとする。温度調節は3段階。5,000mAhの専用バッテリーが付属。

ベルトの前面には両手がすっぽりと収まるポケット付きで、お腹とポケット内部を同時に温められる。対応ウエストサイズは約61~100cm。バッテリーとヒーティングマット部を取り外せば、ベルト部の水洗いが可能で、清潔に使い続けられる。

対応ウエストサイズは約61~100cm

自転車やバイクで必須の手袋にヒーターを内蔵

寒い季節に自転車やバイク、電動キックボードなどに乗る際に必須なのが、手袋。もちろん徒歩時にも、手をポケットに入れて歩くよりも、格段に安全だ。

サンコーの「USB式ヒーター手袋 でんき手ぽっか TBKR23HBK」は、USB給電式のヒーター内蔵手袋。価格は9,980円。

USB式ヒーター手袋 でんき手ぽっか「TBKR23HBK」

手袋の左右それぞれにモバイルバッテリーを収納できるポケットを備え、2つ付属するバッテリーを接続して使用する。電源ボタンを長押しして電源を入れると、指先や手の甲の部分に搭載されたヒーターが温まる仕様。3段階の温度切り替えが可能で、設定温度ごとにランプの色が変わる。左右それぞれで、異なる温度設定ができる。また手袋をしたままでもスマホ操作が行なえるほか、汚れたら洗濯機で洗えて、いつでも清潔に使えるとする。

左右それぞれに付属のモバイルバッテリーを接続。バッテリーはポケットに収納できる
手袋をしたままでもスマホ操作できる
河原塚 英信