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大きなダイヤルが便利! リモコンを「SwitchBot ハブ3」にすると何が変わる?
- 提供:
- SWITCHBOT
2025年7月15日 12:30
SwitchBotから登場した、新しいスマートリモコン「SwitchBot ハブ3」。家じゅうの照明や家電、デジタル機器を快適かつラクに使うための中心になる製品が、さらにアップデート。従来機種「SwitchBot ハブ2」の機能性を継承しつつ、新しいデザインと操作性によって、誰でもスマートホーム機器を使いこなしやすいようになりました。
具体的にどう進化したかのポイントを踏まえて、SwitchBot ハブ3を実際に使いながら、どのように生活が変化するのかという魅力を紹介していきます。
リモコンにディスプレイとダイヤルが付いた! 画面を見ながら直感操作
スマートリモコンとは、エアコン、テレビ、照明などの家電の赤外線信号を学習し、スマホアプリと連携できる学習リモコンのことです。外出先から室内の家電を遠隔操作したり、タイマーや温度/湿度などに応じた自動化なども行なえます。スマートスピーカーやスマートディスプレイなどと連携することで音声での操作も可能になります。
最近では単体でスマホ連携が可能なエアコンや照明などもありますが、ほとんどの家電が赤外線リモコンで操作する現状において、スマートリモコンこそがスマートホームの中核的な存在といえます。家電が増えていくにしたがってリモコンも増えがちですが、その操作をスマートリモコン1台でまとめてできるようになるのもメリットです。
スマートリモコンがもう一つ重要な役割を果たしているのが、スマートホーム機器の“ハブ”機能です。SwitchBotのスマートホーム機器は数多くありますが、照明の壁スイッチや給湯器のスイッチなどを自動化する「SwitchBot ボット」や、カーテンの開閉を自動化する「SwitchBot カーテン」シリーズ、玄関錠の開閉を自動化する「SwitchBot ロック」など、ほとんどの機器が単体では遠隔操作ができません。これらに加えて「SwitchBot ハブ」シリーズのスマートリモコンと連携することで、遠隔操作が可能になるのです。
ただし、従来のSwitchBot ハブシリーズは、スマートホーム機器を操作するためには基本的にスマホ画面からの操作が必要でした。SwitchBot ハブ2はカスタマイズできる2つのタッチボタンはあったものの、単体では他の機器の状態などを確認することができない、シンプルな本体になっています。
新しいSwitchBot ハブ3の大きな特徴は、独自設計の「Dial Master」です。ダイヤルを回すことでエアコンの温度を1℃刻みで調整したり、照明の明るさを10%ずつ変更したりできるものです。
加えて本機は「ホーム」、「戻る」、「メニュー」、「ON」、「OFF」の5つのボタン、2.4インチの液晶ディスプレイ、さらにカスタマイズが可能な4つのタッチボタンを持っています。日付/時刻や、温度/湿度を表示するだけでなく、メニューや各種スマートホーム機器の操作画面を表示することで、画面を見ながら操作できるというのが大きな進化ポイントです。これらの新機能が実際どんな時に役立つのか、使いながら説明します。
赤外線リモコンを自動学習してラクラク登録
まずはSwitchBot ハブ3の基本機能として、家電の赤外線リモコンを学習してみましょう。スマホ向け「SwitchBot」アプリ(Android/iOS対応)をインストールしてSwitchBot ハブ3を登録したら、SwitchBot ハブ3のホーム画面中央にある「赤外線リモコン」の右側の「+」をタッチして赤外線リモコンを登録します。
赤外線リモコンは「エアコン」、「テレビ」、「ライト」などカテゴリーが分かれているので、登録したいカテゴリーを選んで学習させます。10万1,000機種以上のリモコンが登録されている(2024年12月時点)とのことなので、ほとんどの機器が自動学習できるはずです。
ちなみに、従来機種のハブ2やハブミニを使っている方は、登録済みの家電などを一括コピーしてハブ3に移行できる機能もあります。リモコンを1つ1つ改めて登録しなくてもまとめて1回で済むため、ユーザーにかなりうれしい機能といえます。
無事に赤外線リモコンの登録が完了したら、続いて「デバイス&シーン管理」で登録した機器をSwitchBot ハブ3に登録します。登録した機器をすべてSwitchBot ハブ3の画面で操作できるのではなく、その中から画面で操作したい機器だけを厳選して転送するイメージです。
機器の登録が完了すると、「デバイス&シーン管理」の画面に機器が一覧表示されます。一覧表示から登録した機器を選択すると、機器によってはSwitchBot ハブ3の操作インターフェースをカスタマイズできます。
スマートロックの施錠確認やスマートカーテンの連携なども可能
SwitchBot ハブ3は赤外線リモコンのほか、SwitchBot製品の一部を登録して操作できます。対応するのはスマートロックの「SwitchBot ロック」シリーズ、壁のスイッチなどを押してくれる「SwitchBot ボット」、スマートプラグ「SwitchBot プラグミニ」、スマートカーテンの「SwitchBot カーテン」シリーズのほか、照明、ロボット掃除機、加湿器、空気清浄機などです。
筆者の場合、玄関錠にはSwitchBot ロック Proを取り付けているほか、給湯器のお湯はりボタンにSwitchBot ボットを取り付け、寝室と仕事部屋のカーテンにはSwitchBot カーテン3を取り付けていますので、これらを登録することにしました。
実際にSwitchBot ハブ3から操作してみましょう。操作はDial Masterの右上にあるメニューボタンから始めます。メニューボタンを押すと、「デバイス&シーン管理」で登録した機器が一覧表示されます。十字ボタンもしくはダイヤルを回して選択し、中央のOKボタンを押します。
SwitchBot カーテン3の場合、「ON」ボタンで全開、「OFF」ボタンで全閉できます。そのほか、4つのタッチボタンにそれぞれ「10%」、「30%」、「50%」、「70%」が割り当てられており、カスタマイズできるようになっています。
SwitchBot ロックシリーズの場合、SwitchBot ハブ3の画面上で施錠状態が分かるようになるので、そちらも登録してみましょう。
Fire TVなどのストリーミングデバイスも連携可能
SwitchBot ハブ3は、Apple TVやFire TVなどのストリーミングデバイスとも連携できるので、筆者宅にあるFire TV Cubeと連携してみました。
SwitchBotアプリのSwitchBot ハブ3のホーム画面から「デバイス&シーン管理」を選び、「デバイス管理」の画面を開いてから「+」ボタンを押し、「サードパーティー操作」を選び、ペアリングを行ないます。
最後に、4つのタッチボタンをカスタマイズしてみることにしましょう。カスタマイズはSwitchBotアプリのSwitchBot ハブ3のホーム画面を開き、「ディスプレイ表示」メニューから行ないます。
SwitchBotアプリでは、複数の機器の操作を「シーン」として登録することもできます。例えば「おでかけ」というシーンにテレビとエアコン、照明をオフにする機能を割り当てるといった感じです。シーンはSwitchBotアプリのホーム画面から追加できるようになっているので、その方法を紹介しましょう。
ハブ3には、新たに人感センサーも搭載されました。これにより、自宅に人がいるかどうかを外出先からも知ることができるようになりました。
これを「ジオフェンス機能」と組み合わせると、スマホ(を持っている人)が自宅のエリア圏外にあって、しかも人感センサーが家に誰もいない状態だと感知すれば「留守の間はエアコンなど家電の電源を全て自動でオフにする」といったことができて、節電にもつながります。
その逆で、帰宅時に自宅のジオフェンス範囲に入るとエアコンをオンにして、ドアを開けた瞬間に照明が自動で点灯してくれる「手ぶらオートメーション」も簡単に実現できます。家が人の行動に合わせて「おかえり」と出迎えてくれるようなもので、快適な状態で自宅に帰れるわけです。
もう一つの注目は、複数のスマートホームブランドを連携できる「Matter(マター)」に対応する点です。iOSの場合はApple TVやHome Podシリーズなどのホームハブ、Androidスマホの場合はGoogle Nest Hubなどを用いてMatterに対応できます。
特に便利なのがアップルの「ホーム」アプリ対応です。iOSのSwitchBotアプリで操作できるのはもちろんのこと、Matter対応することでiOSのホームアプリやコントロールセンターからSwitchBot製品を操作したり、状態を確認したりできるようになります。
ホームアプリに対応するためには別途スマートスピーカーの「Home Pod」シリーズもしくは「Apple TV」シリーズ(第4世代以降)が必要になりますが、iPhoneやiPadなどを日常的に活用している人に便利な機能といえます。
SwitchBot ハブ3の魅力は、やはりディスプレイと操作インターフェースを搭載している点にあります。従来のハブ製品では操作にスマホアプリが必要でしたし、音声で操作するためにはスマートスピーカーが必要でした。SwitchBot ハブ3ならスマホやリモコンを探さなくても画面を見ながら操作できるので楽です。音声操作のようにつっかえて失敗してしまうこともありませんし、深夜や早朝など声を出しづらい時間帯でも簡単にスマートホーム機器を操作できます。
ここまで説明した通り、最初だけ機器を登録したり、カスタマイズしてしまえば、次からはボタンやダイヤルを操作するだけでさまざまな機器やシーンをコントロールできるようになるのが、分かっていただけたと思います。
SwitchBot ハブ2からハブ3に進化したことで筆者が実感した最も大きなメリットは、「カスタムボタンの分かりやすさ」だと思います。ハブ2にも2つのカスタムボタンがありましたが、歳を重ねてしまうと「このボタンには何を割り当てたっけ?」とど忘れしてしまうことがあります。しかしSwitchBot ハブ3の場合、ボタンに機能を割り当てる際にアイコンを設定できるため、画面を一目見てどのボタンに何の機能を割り当てたのかが分かります。画面を見ながら、間違えずに操作できるのが大きな魅力だと感じました。
日常使いに関する注目ポイントは、ボタンやダイヤル、ディスプレイによって「スマホなしでも操作できる」こと。頻繁にアプリを使わなくても多くの操作ができて、家族で使いやすくなっています。
また、長く使い続ける上での不安をなくす改善もされています。もしネットワークが切断した時やサーバー障害があった時も、エアコン操作を可能にする「ローカルコントロール機能」があります。ネットにつながることでより便利になる機器ですが、万が一の時も、日常に近い操作感で使えるのは心強いです。
スマートリモコン本体だけでエアコンや照明などを操作したり、スマート家電やカスタマイズしたシーンを動作させたりしたい、といった人の希望を叶えてくれる、より快適な製品が登場したといえそうです。
一般販売価格:16,980円
セール価格:12,980円
※在庫状況等の事情により、予定より早く終了する可能性があります。
(提供:SWITCHBOT)





































