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ドアホンや猫耳カメラが後付け簡単 iPhoneからすぐ使える「Aqara」が超便利!
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- Aqara
2024年3月29日 07:00
防犯や家族の見守りなどの用途に、宅内をスマート化できるカメラやセンサー類はさまざまなメーカーから登場している。春から引っ越しで新生活を送る人も、今の家でスマート化に興味のある人も、少ない手間で簡単に使えて、安心で快適な生活環境にできる自分にぴったりの製品はどれだろう、と探してみても迷ってしまうかもしれない。
最近は複数メーカーの機器が混在していたとしても、スマホのOSがもつ「ホーム」アプリなどを使って一括で操作できるようになってきたので、とりあえず見た目などの好みを重視して選んでもいい。けれど、どうせなら同じメーカーできれいに統一すれば使い勝手がよく、家に置いても気分もアガるはず。
じゃあ何がおすすめなのか。最近の注目株は、日本に上陸したばかりの「Aqara(アカラ)」というブランドだ。ネットワークカメラやセンサー、ドアベル(ドアホン)、ドアロック、照明にスマートカーテンなど、幅広いジャンルのスマートホーム機器をラインナップしている。欧米やアジアをはじめ170以上の国と地域で展開。中国では実店舗での販売も積極的に行なっているという。そんなAqaraがいよいよ日本にもやってきたのだ。
Aqaraには多数のアイテムがあってAmazonで販売されているけれど、今回は日本の一般的な戸建てや集合住宅で活躍させやすい室内カメラ「スマートカメラ G3ハブ」(15,980円)、ドアベル「スマートビデオドアベル G4」(16,980円)、人感センサー「スマート人感センサー FP2」(12,980円)の3つを中心にピックアップして実際に自宅で使ってみた。どんな風に便利に、かつ簡単に使えるのか、紹介しよう。
なお、Aqara製品はAmazonで3月29日(金)~4月4日(木)の期間限定で価格が15%オフとなるセールも実施されている。対象製品やクーポンコードなどの詳細は記事の最後に記載する。
使い始めはQRコードだけでセットアップがラクに完了
どれも周囲に溶け込むようなミニマルなデザインの、カッコよくてかわいらしい雰囲気もあるAqaraのスマートホーム機器。シンプルなのは見た目だけではない。最初のセットアップの手順もわかりやすく、誰でも簡単に使い始められるのだ。
基本的には専用スマートフォンアプリ「Aqara Home」を使って、「+」ボタンから追加したい機器を選んで画面の指示に従って設定していくだけ……なのだけれど、もっと手っ取り早く使い始めたいならスマホの「ホーム」アプリから設定する手もある。
たとえばiPhoneならAppleのホームアプリを起動して、それぞれの機器にプリントされているQRコードを読み取るだけで設定完了。新たにアカウント作成したりログインしたりする必要もなく、複数のスマートホーム機器を最短の手順で操作できるようになる。
一方で、もし機器を細かくカスタマイズして機能をフル活用したいなら、やはり専用アプリから利用するのがおすすめだ。
「Aqara Home」アプリでの機器の追加方法
後ほど詳しく紹介するカメラとドアベル、人感センサーの3製品を初めて使うときは、パッケージの開封から機器を操作できるようになるまで、せいぜい数分程度の作業。他のAqara製品のなかには、Wi-FiではなくZigBeeと呼ばれる近距離無線規格で通信するものもある。Wi-Fi通信の帯域を消費せず、低消費電力(電池が長持ち)でレスポンス良く制御できるのがメリットだが、それらの機器もアプリからパパッと初期設定可能だ。
また、一部の製品はスマートホーム機器の接続に関わる統一規格「Matter」にも対応している。Matterに対応する他の機器とともにシームレスに制御でき、管理も容易だ。そしてもちろん、Aqara製品の多くはAmazon AlexaやGoogle Homeを搭載するスマートスピーカーやディスプレイとの連携にも対応している。今使っているスマート機器をそのまま使いつつ、より利便性が高まるのはうれしい。
1台3役、家族ウケもいい“ネコミミ”ネットワークカメラ
そんなAqaraのスマートホーム機器のなかでも最初に導入しておきたいのが、ネットワークカメラの「スマートカメラ G3ハブ」だ。見た目はご覧の通り、ネコミミ(?)付きでかわいらしく、でもシンプルで室内に溶け込むデザインとなっている。
ハブというだけあって、この1台に多数の機能が詰め込まれている。まず1つ目は高解像度(最大2,304×1,296ドット)のカメラだ。110度の範囲を見渡せるカメラレンズを搭載しつつも、リモート(アプリ)からレンズ部を上下左右に動かすこともでき、水平方向は360度全方位の視界を確保できる。映像と音声はmicroSDカードへの録画に加え、クラウド録画(有償/最大30日間)にも対応する。
赤外線ナイトビジョンLEDライトにより暗闇でもモノクロ映像でくっきり映し出すほか、AI画像認識によって被写体を判定し、通知や録画、カメラ追従などを自動実行する機能もある。人の姿と顔、それとペット(犬猫)の認識に対応しているので、家族の帰宅確認、留守中の防犯やペットの監視に活用することで、安心安全につなげられる。
2つ目は、他のスマートホーム機器のハブとなる機能。一番最初に導入してほしい理由の1つはこれだ。スマートカメラ G3ハブ自体はWi-Fi接続だけれど、ZigBee対応機器のハブとしても機能するため、スマホからスマートカメラ G3ハブを介して、照明やセンサーなどのZigBee対応機器を操作できる。もちろんスマートスピーカー・ディスプレイからスマートカメラ G3ハブを介しての機器操作もOKだ。
そして3つ目は、赤外線リモコンの機能。テレビやエアコンのような一般的な家電を、スマートカメラ G3ハブを通じてAqara Homeアプリのリモコン画面から操作できるようになるものだ。初期設定は、家電の種類とメーカーを選び、ボタン操作で家電が動作するかどうかをステップバイステップで確認していくだけなので、これも簡単。
スマートリモコンは、今ではわりと知られるようになった機器だけれど、カメラに搭載するのは珍しい。でも、カメラもリモコンも「できるだけ部屋全体を見通せる場所に置きたい」ものであることを考えると、この取り合わせはけっこう合理的なのかも。これで、家にあるテレビや照明などたくさんのリモコンをいちいち探す手間が省けてスッキリする。
こうした1台3役の機能を兼ね備えていることと、特に3つ目の赤外線リモコンを有効活用することを考えると、設置したくなる場所は家の中心となるリビング付近だ。筆者宅でもリビングのテレビやエアコンが見通せるキッチンの上(梁)にカメラを吊り下げる形で設置してみたところ、これがかなり“正解”だった。家族がリビングやダイニングで過ごす姿を捉えられるだけでなく、アプリ操作でカメラを回転させれば180度反対側のキッチンの様子も把握でき、ほとんど死角なしに観察できる。
ハブの機能は、ZigBee対応機器が別のフロアの部屋にあってもきちんと電波が届いてスムーズに制御できるし、赤外線リモコン機能もたとえばテレビからスマートカメラ G3ハブまで、6m以上は離れていたのにサクサクコントロール可能だった。最近はテレビの付属リモコンがヘタり気味でボタン操作しても反応しにくくなっていたので、これはかなりうれしい。
もう1つ付け加えると、スマートカメラ G3ハブは家族ウケもすごくよかった。最初はとりあえずキッチンの上に無造作に置いていたのだけれど、いつもなら他のどんな高機能な機器を置いても邪魔そうな目で筆者に圧をかけてくる家族が、スマートカメラ G3ハブについてはなぜか一切文句を言われず、むしろ喜ばれてしまった。ネコミミ効果は絶大のようだ……。
AI顔認識にボイスチェンジャーもある「スマートビデオドアベル G4」
来客を知らせるドアベル(ドアホン)は、一般的には住宅の建築時に配線して設置するものなので、住宅設備のなかでもとりわけ後から交換しにくいアイテムの1つだ。
特に集合住宅だと、建物のエントランスにあるオートロックとの兼ね合いで新たに設置することが難しいときもある。しかしそういった環境でも、Aqaraのドアベル「スマートビデオドアベル G4」なら比較的簡単に後付け設置が可能だ。
取り付け方法は、ドアベル本体の背面側にある両面テープで貼り付けるか、ねじ留めするかの主に2通り。集合住宅のように個別の玄関に既存のドアベルがあって撤去できない場合は、(既存のものを使わないように貼り紙などしたうえで)その横に並べて設置すると良さそうだ。
後付けということで、当然ながら配線は不要。バッテリーではなく、安価で入手性も高い単三形電池6本を使用するのが特徴的だ。専用バッテリーや交換不可の内蔵バッテリーだと、充電時に(バッテリーや本体の予備がないと)少なからず使えない時間が発生するため「来客のない真夜中に充電しないと!」と焦ってしまうが、電池ならその場で交換するだけ。約4カ月という電池もちも十分だ。
ちなみに配線して使えるようにもなっている。既存ドアベルの配線が規定の電流・電圧(交流12~24V/0.2Aまたは直流8~24V/0.5A)であれば、背面にある端子に接続することで電池切れの心配なく使い続けられる。また、同時に電池も入れておくと、停電になったときは自動で電池駆動に切り替わる仕組みにもなっているようだ。
ドアベルとの通信はWi-Fiになるので、たとえば宅内のWi-Fiルーターから屋外のドアベル本体を設置する場所まで距離があると電波が届かず安定して使えないのでは、と思うかもしれない。でも、その点は同梱の別体型チャイムが解決してくれる。ドアベルのボタンを押すと呼び鈴を鳴らしてくれるスピーカーであるとともに、実はWi-Fi中継機でもある。宅内Wi-Fiをチャイムが中継して、ドアベルまで電波を届きやすくしてくれるのだ。
さて、スマートビデオドアベル G4はスマートなドアベルとしてどんな風に便利に使えるのだろうか。ドアベルを鳴らした瞬間にチャイムのアラームでお知らせされ、スマホにも通知すると同時にドアベルのカメラ映像で相手の姿を素早く確認、録画しつつ音声で相手とやりとりする……といったことはもちろん可能。留守中に宅配物が届いたとき、リモートからスマホで応答して置き配をお願いする、みたいな使い方もできる。
スマートビデオドアベル G4には他にもたくさんの機能があるのだけれど、なかでもユニークなのがAIによる顔認識機能とボイスチェンジャー機能だ。
AIによる顔認識機能は、ドアベルのカメラで捉えた人物が誰かを自動で判定してくれるというもの。相手が誰かによってチャイム音を変えることも、決まったメッセージ内容で通知することも、Aqaraの他のスマートホーム機器と連携することもできる。顔認識機能を使うときは、あらかじめスマホのカメラで撮影した写真か、ドアベルのカメラで捉えた写真のなかから選択して登録しておこう。
筆者の場合は毎日のように宅配物をやりとりしているので、顔見知りの配達員がドアベルを鳴らしたときに決まったチャイムを鳴らし、同時に「宅配が来ました」というプッシュ通知を受け取るように設定。こうすることで、ドアベルの映像を確認することなく素早く来客対応できるようになった。反対に知らない人のときは、敷地全体を見渡せるカメラで録画を開始する、といった使い方もアリだろう。
もう一方のボイスチェンジャー機能は、ドアベルのマイクとスピーカーを通じて相手と会話するときに、ユーザー側の声をリアルタイムに別の声に変えてくれるもの。通話ボタンを押すと自分のそのままの声で話す「オリジナル」の他に、「叔父」「ロボット」「ピエロ」の3種類も選択でき、そのなかから好きな声にして相手と話すことができる。
特に女性の一人暮らしだと、見知らぬ相手にそうとは気付かれたくない人もいるはず。3種類の声のうち「ロボット」と「ピエロ」はジョークっぽさがあるのでお遊び的な機能かもしれないが、オジサンっぽい声になる「叔父」は使い勝手が良いのではないだろうか。
人のいる場所がわかる人感センサー、転倒検知や睡眠モニタリングもできる
「人感センサー」とだけ聞くと、「そこに人がいるかどうかを検知して、他の機器と連携するだけでしょ?」と思ってしまうかもしれないが、Aqaraの「スマート人感センサー FP2」はちょっと違う。きっとみなさんが思っている5倍はいろいろなことができ、幅広い用途に使える人感センサーだ。
主な機能としては、高精度のミリ波レーダーセンサーにより一定範囲内の動くもの(人など)を認識するモーション検知と、内蔵の照度センサーで周囲の明るさを把握できるようにする照度計の2つ。このうちレーダーセンサーは、最初に動作モードを選択することで3通りの使い方が可能となる(後者の照度計は常に利用できる)。
1つ目は「ゾーン検出」。これは人感センサーを壁に取り付けて、その正面側にいる一定範囲内(幅6m×奥行き8m、最大40m2)の人の存在と動きを検知するモードだ。センサーから見てどのあたりに人がいるのかを把握でき、最大で同時に5人まで認識できる。この検知機能を応用して、「特定の範囲内に人がいるときに何らかの機器連携やアクションを実行する」といった自動化が可能になる。
たとえば部屋が暗い状態で、室内の一角に人が移動したときは、その付近にある照明を明るくし、人が離れたら暗くして、人が検知されなくなったら消灯する、のような自動化が考えられる。また人数カウントも可能なので、店舗などで来客数をざっくり把握したいときにも活用できる。これまでだと複数のセンサーとAI画像認識などを組み合わせた比較的大がかりなシステムが必要だった仕組みも、スマート人感センサー FP2(と必要に応じて他のAqara製品)を用意するだけで簡単に実現できるわけだ。
2つ目は「転倒検知」。このモードでは、センサー本体を天井から真下に向けて設置することで、その下に人がいるかどうかを認識し、人が転倒したかどうかも検知する。たとえば人の転倒を検知したら、付近に設置しているカメラで録画を開始して、プッシュ通知で知らせる、といったような自動化が可能だ。
これは、離れたところにある高齢の家族が住む実家や、介護施設などで使いたくなるモードかもしれない。ちょっとした転倒でも命に関わることがあるので、可能な限り早期に気付けることが大事。ただ、実家であってもさすがに常時カメラで監視するのは気が引けるし、家族も嫌がるだろう。でも人感センサーなら映像を撮影しているわけではないので心理的な負担は互いに少ないはず。この春から実家を離れて暮らす、というときには、念のためこの人感センサーを設置しておくのもおすすめだ。
3つ目は「睡眠モニタリング」。寝室の壁にセンサーを設置しておくと、その部屋で眠っている人の動きなどを検知して睡眠の質を推測し、数値で教えてくれるモードだ。睡眠の時間、浅さ・深さを計測できるのに加えて、心拍や呼吸についても測定する。きちんとした睡眠が取れているかどうかは翌日以降の疲労感や仕事のパフォーマンスにも影響してくるので、継続的にモニタリングするようにして健康的に眠れているかどうかを逐次チェックしたい。
ユニークな機能満載で、使うほどに楽しくなる機器たち
日本市場では後発となるAqaraだけれど、設置や設定が簡単ですぐに使い始められるうえに、他メーカーにはないユニークな機能も魅力的。生活が安心、便利になるだけでなく、複数の機器を組み合わせたときの連携方法をいろいろと考えるのも楽しくなってくる。
今回紹介した3製品以外には、手に持って動かすことで他の機器を操作できるサイコロ型コントローラー「Cube T1 Pro」が販売中のほか、今後は1つ1つのLEDを別のカラーで光らせるなど多彩なライティング方法を選べるテープ型LEDの「LED Strip T1」も発売予定。これらもかなり面白い製品だ。春からのスマートな生活のスタートに、まずはAqaraのスマートホーム機器から揃えていってみてはいかがだろうか。
有効期間:3月29日(金)~4月4日(木)
15%オフ クーポンコード: RFIGL7OR
対象製品:スマートカメラ G3ハブ、スマートビデオドアベル G4、カーテンドライバー E1 ロッドバージョン、カーテンドライバー E1 トラックバージョン、人感センサー P1、人感センサー FP2、水漏れセンサー、ローラーシェードドライバー E1、スマートキューブ T1 Pro、シーリングライト T1M
(提供:Aqara)