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注目の水拭き掃除機で床が感動的ツルツル! 自分流でラクできたRoborock Dyad Pro
- 提供:
- Roborock
2023年7月12日 08:00
ここ最近、注目されている家電といえば「水拭きクリーナー」。床を水拭き掃除しながら、汚れた水とゴミを吸引する新ジャンルの家電です。いままでの掃除では水拭きの前に掃除機をかける必要がありましたが、水拭きクリーナーなら一度の掃除で吸引と拭き掃除がまとめてできます。
そんな水拭きクリーナーのなかでも注目の製品がRoborockから7月14日に発売される「Roborock Dyad Pro(ロボロック ダイアド プロ)」。パワフルな掃除力に大容量バッテリー、汚れセンサーの搭載に自動洗浄と乾燥機能まで……とにかく、水拭きクリーナーに欲しい機能がこれでもか! と盛り込まれています。
しかも、クリーナーとしては珍しいスマートフォンとの連携機能まで搭載。価格62,800円という本製品、気になる使い勝手を我が家でじっくりチェックしてみました。
手ごわいクレヨンの汚れが水だけで簡単に落ちた!
Roborock Dyad Pro(以下Dyad Pro)は、本体サイズが260×303×1,109mm(幅×奥行き×高さ)、重さ4.8kgという水拭きクリーナーです。本体上部には清水タンクがあり、運転中はこのタンクからヘッド内のローラーブラシに適量の水を供給。濡れたローラーブラシを回転させることで床をパワフルに水拭きします。
本体重量4.8kgと聞くと、掃除機と比べて重いと感じるかもしれません。しかし、実際に使ってみると、この重量のおかげでローラーブラシが床にしっかり接地し、頑固な汚れも落としてくれると実感できました。
そして、汚れ落ちで注目したいのが、独特な形状をしたローラーブラシ。一般的な水拭きクリーナーはローラーブラシが1列しかありませんが、Dyad Proはなんとブラシが2列並んだ配置です。
3つのローラーブラシがそれぞれ回転することで、ベタベタ汚れや液体汚れだけではなく、ホコリや砂などの固形ゴミまで強力に掃除します。吸引のパワーも、最大17,000Paとなかなかパワフルです。
今回は水だけで掃除しましたが、汚れがひどい場合は洗剤も使用可能です(ユニリーバ製のRoborock専用洗剤が8月上旬に発売予定)。ヘッドにある洗剤用タンクに洗剤を補充すると、床の汚れ具合に応じて自動的に洗剤量を調整してくれます。ちなみに、タンク満タン時で清水タンク20杯分※の掃除ができます。
※エコモードを使用した場合のメーカー検証に基づく。ご家庭の環境などにより異なる場合があります。
もうひとつの注目ポイントが、ローラーブラシの幅がヘッド幅とほぼ同じということ。ヘッドを壁につけて掃除すると、壁際1mmまでローラーブラシがしっかりと届きます。水拭きクリーナーは、壁からブラシまでの幅が1cm以上ある製品も多いので、ここまで「壁際のゴミが掃除できる」のはかなり魅力的です。
手軽さだけを求めるならば、市販されている床掃除用の使い捨てウェットシートもありますが、頑固な汚れまで落とす掃除力なら断然Dyad Proが上。特に、水拭きクリーナーは汚水を吸引回収するので、水拭き掃除でよくある「掃除したつもりが汚れを塗り広げてしまった」という失敗がほぼありません。油汚れを掃除したあとは、しっかりベタつきがとれているのです。
掃除力の高さだけではなく、スマホにつながるIoT対応というのもDyad Proの特徴です。Roborockの専用アプリと連携させることで、いつでもバッテリー残量やDyad Proの状態をチェックすることができます。
温風乾燥に音声案内、使いやすさを考えた機能が盛りだくさん
掃除をする際の基本的な事前準備として、まずは清水タンクに水を補充します。操作方法はシンプルで、本体をロック解除して電源ボタンを押すだけです。
本体を立てると、安全のために運転を一時停止してヘッドをロックします。ヘッドが広く安定して自立するので、サッと置いてパッと掃除を再開できるのも好印象でした。
ロックを解除するには、ハンドルを斜めに傾けます。自走式なので、本体の重さによる掃除の負担はほとんど感じませんでした。
運転モードは、床汚れのレベルに合わせて吸引力と水量を調整する「オート」、最大パワーで掃除する「MAX」、そして長時間の掃除ができる「ECO」の3つ。そのほか、水をこぼしたときなど水分を吸い取ることを目的にした「吸水モード」も選択できます。このモードは最大1分のみ利用可能で、1分経過後はオートモードに切り替わります。
今回掃除したのはキッチン、リビング、脱衣所、トイレの約50m2ほどのスペースで、清水タンクは半分ほど減っていました。掃除後に充電ドックにDyad Proをセットすると、自動的にローラーブラシの洗浄運転と温風乾燥運転が始まります。
水拭きクリーナーの多くは自動洗浄モードを搭載していますが、実はこの「温風乾燥運転」を搭載している製品はあまりありません。濡れた状態のローラーブラシは放置すると臭くなるため、多くの製品は自動洗浄後にブラシを本体から外し、ドックに立てた状態で乾燥させる作業が必要。このブラシのケアが必要ないのはズボラな筆者にとってうれしいポイントでした。
自動洗浄後は「汚水タンクをキレイにしてください」というアナウンスが流れるので、汚水タンクを掃除します。ちなみに、Dyad Proはこの汚水タンクのアナウンスに限らず、多くのシチュエーションで音声案内が流れます。「本体ロックを解除してください」「清水タンクに水を補充してください」など、迷いそうな動作をほぼすべて音声でサポートしてくれます。音量もアプリで調整可能で、操作に慣れたら案内を切ることもできます。
裸足で過ごす気持ち良さを家族も実感!
今回使ってみて、ズボラな筆者としては、なんといっても温風乾燥機能の搭載がお気に入りでした。掃除後に「ブラシを外して乾燥させる」タイプのクリーナーは、次に掃除をするときに「ブラシを装着する」手間が面倒で掃除を先延ばしにしてしまうことも。Dyad Proならそんな心配もありません。
また、実は最初「この機能、本当にいるのかな?」と思っていたスマートフォンとの連動機能も、音が大きめな自動洗浄を外出時間に予約するなど、意外と便利に活用できました。スマートフォンとの連動は、実は使ってみるとより自分好みに細かくカスタマイズできて楽しいです。
かなり便利なDyad Pro。これだけあれば掃除機はいらないか? と、きかれると意見は分かれるところではあります。ヘッドが大きめなので、細かな隙間や階段などは少々苦手ですし、掃除のたびに汚水を捨てる作業が必要になるので軽量コードレスクリーナーのような「気軽にチョコチョコ掃除」には向きません。個人的には、普段はコードレスクリーナー、週末はDyad Proといった形でうまく使い分けすれば、家の掃除を楽に、かつ快適にできそうです。
我が家は築約20年。暑い季節は家族全員がペタペタと裸足で生活しています。しかし、Dyad Proでの掃除後は、歩くたびに床がキュキュッと鳴るようになりました。自分では床用シートなどで定期的に掃除をしているつもりだったのですが、取り切れていない汚れがあったのかもしれません。家族からも「裸足の気持ち良さが、いつもとぜんぜん違う!」と大好評です。
(協力:Roborock)