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散らかった部屋でも使えるのが新常識。ロボット掃除機DEEBOTが賢くて助かりました

吸引と水拭きが同時にできて、自動ゴミ収集機も付属するエコバックスの最新モデル「DEEBOT T10 PLUS」。比較的コンパクトでやさしい印象のデザインが気に入っています

今のロボット掃除機って、失敗なく掃除してくれるの?

一昔前のロボット掃除機は「段差で止まった」「思ったよりキレイにならない」など、不満が多かった家電のひとつです。そんな印象を持つ方も、ぜひ注目していただきたいのが最新のロボット掃除機。家電カテゴリーにおいて驚くほど進化しているジャンルでもあります。

なかでもエコバックスのロボット掃除機は、賢さが魅力。カメラで床にあるさまざまな物を認識して、避けつつ掃除してくれます。さらに吸引と水拭きが1台でできるのも特徴的。ちょっとくらい散らかっていても、避けつつゴミを吸い、拭き掃除までしてくれるのです。家事をラクにしてくれる相棒のような存在と言える、先進的なロボット掃除機として知られています。

エコバックスの最新モデル「DEEBOT T10 PLUS」(以下、T10 PLUS)は「回避性能がさらにアップした」とのこと。使う人が片付けをしなくてもきちんと掃除できるのか、掃除の手間をどれだけ減らしてくれるのか、試してみることにしました。

アプリで素早く部屋の状況を把握し、無駄なく掃除ができる

T10 PLUSの第1印象は、白いボディが軽やかで、いい意味で目立ちすぎないというところです。部屋に置いても圧迫感がなく、インテリアに溶け込むところが気に入りました。高機能になればなるほど大きくなっていくロボット掃除機ですが、かなりコンパクトにまとめられています。

シンプルなデザインですが中身は高機能で、吸引だけでなく水拭き清掃が同時にできる1台2役。また、充電台はゴミ収集ステーションにもなっているので、掃除の後にロボット掃除機がステーションに戻ると、ダストボックスの中のゴミを自動で吸い上げて空にします。ステーションの使い捨て紙パックは容量3.2Lで、最大60日分を溜めておけるので、毎回ゴミを捨てる必要がありません。

ロボット掃除機を選ぶなら、自動ゴミ収集機能は個人的にマストです! 一度使うと手放せなくなります。ゴミを溜めてくれるのは本当に便利

このような基本的な機能はもちろん魅力的ですが、特筆すべきは「賢さ」です。以前使用していたDEEBOT T9+も賢くて、あまりぶつからず静かでした。これ以上、賢くなるんだろうか……と思っていたのですが、実際に使ってみたところ、さらに進化していました。

賢く動くには、まずは周りがしっかりと見えて、部屋の状況を把握できることが大事です。本体の前方には120万画素、148.3度の超広角レンズの高性能HDRカメラ「Starlight RGBカメラ」を搭載しています。業界初のスマートな障害物回避システム「AIVI 3.0」で、暗い環境でも障害物を検知できるようになりました。

本体サイズは353×353×103.3mm(幅×奥行き×高さ)
裏側。サイドブラシが2つあり、真ん中にゴム製のメインブラシを備えています
サイドブラシで隅にあるゴミをかきこみます
メインブラシは取り外してお手入れ可能。細かいゴミや髪の毛をしっかり絡め取って吸引します
超広角レンズの高性能HDRカメラを搭載しています

さらに、狭い場所や間取り、家具もしっかり識別できるとのこと。これはD-ToFセンサーで距離を測定し、SLAM技術でマップと自分の位置をリアルタイムに把握する「TrueMapping 2.0」により実現しているものです。

実際に運転をはじめると、狭いところもどんどん入っていきます
隅の掃除もぬかりがありません
暗い場所でもマッピングは行なわれていました

マッピング機能が超優秀、家具も把握してアプリに反映

実際に走行させてみると、あっという間にマップが作成され、それがとても正確で驚きました。アプリではテーブルやベッドなど家具のレイアウトを自由に3Dマップで見ることができますが、リビングにあるテーブルとソファの場所と形状も認識され、マップに反映されていたのです。マッピング機能がとても優秀なことを実感しました。

アプリに登録したT10 PLUSのトップ画面
3Dマップで見てびっくり! 何も設定していないのに、ちゃんとソファとテーブルを認識していました。ソファは角度だけ違っていたので直すことにしました
ソファの向きを正しい位置に戻し、現在の状況に合わせて丸テーブルなども追加。こういった操作性も直感的でわかりやすく、設定のしやすいアプリとなっています

マップ上に家具を設定しておくと「テーブルだけ掃除」といった指示ができるのでとても便利です。子供がいる我が家では、ソファとテーブルまわりがお菓子などで散らかることが多かったのですが、ピンポイントの掃除でとてもラクになりました。

エリアのラベル付けもできます。リビングとキッチンに分けることにしました

部屋の外周をグルッとまわり、中の広い部分は塗りつぶすように正確に掃除するのは以前と変わりませんが、より動きに無駄がなくなりました。単にまっすぐ規則正しく動くのではなく、障害物に合わせて向きを少しずつ変えながら、まるで目があるかのような動きで障害物を避けながら移動し、掃除をしてくれるのです。

「目があるの?」と疑いたくなるほど、モノにぶつからずに避けながら走行します

カーテンのドレープに合わせてキワを走行する

アップグレードした高性能障害物回避システム「AIVI 3.0」は、AIチップとカメラの組み合わせにより障害物の種類を識別します。置いてあるスリッパ、細いコードなども認識して避けていました(※1)。モノの形状に合わせてぶつからないようにまわりを掃除してくれるので一帯はピカピカに。これなら、ちょっとくらい部屋が散らかっていても、ロボット掃除機が勝手に避けながら掃除してくれるので大丈夫ですね。

スリッパを置いておきましたが、スルッと避けていきます
一番厄介なコード類。ここに引っかかって止まってしまうロボット掃除機もあるのですが、T10 PLUSはそんなことは一度もありませんでした

個人的に驚いたのは、カーテンのドレープです。ドレープの形状に合わせてロボット掃除機が動き、キワまで掃除しています。以前はここまでカーテンの形状に合わせた動きはしておらず、かなり手前で方向転換していたのでキワまでは掃除できていませんでした。T10 PLUSは、カーテンのドレープに合わせてギリギリまで近付き、サイドブラシがゴミをかき集めて掃除をしているので、窓際までキレイです。

ぜひ見てほしい動画です。ドレープのキワに合わせ、きめこまかく動いています。賢い!

拭き掃除でいつもフローリングがスッキリ

T10 PLUSは、振動式水拭き機能が「OZMO PRO 3.0」にパワーアップしています。水拭きするには「OZMO PRO 3.0 振動モップシステム」を本体に装着。こちらには水タンクがあり、水を入れておくことでモップにムラなく水が浸透していきます。モップへの給水量は3段階調節が可能で、モップシステム装着時はカーペットを検知すると自動で回避するので、カーペットが濡れる心配はありません。モップは洗えるタイプと使い捨ての2種類のうち、どちらかを選んで装着できます。

T10 PLUSの水拭き掃除は最大毎分600回、モップを前後に振動させながら床をこするようにして拭きます。モップはブルブルと勢いよく振動し、床にしっかりモップを密着させて拭き掃除を行ないます。

中に水を入れ、繰り返し使えるモップをつけました。面ファスナーで取り外し簡単
振動しながら移動していきます。床がピカピカに!
キレイだと思っていたのですが、水拭きしてみると結構汚れていました……。モップはサッと洗うと汚れが落ちます

子供がいるとジュースなどの飲み物をこぼすことがあり、その都度手で拭いていますが、きちんと拭いたつもりでも、なんかベタベタする……ということがあります。そんなときは最後にT10 PLUSで水拭きをしておけば安心。

いつも実感するのですが、意外と人間の目は信用できないもの。すべて拭き取ったつもりでも、どこかに汚れが残っているんですよね。ロボット掃除機は、人間が見落としてしまう汚れた場所も機械的にきっちりとくまなく掃除してくれます。こういったことを日常的に体験すると、床掃除は賢いロボット掃除機にまかせたほうが確実、と感じます。

高い吸引力で、香りも楽しめる

水拭きをしない吸引のみのモードでは、振動モップシステムの代わりに水タンクがないエアフレッシュナーを取り付けます。吸引モードは2つのサイドブラシで広範囲のゴミを集め、メインブラシでゴミをかきこみ、吸い上げます。カーペットを認識できるため、カーペットを検出すると乗り上げ、自動で吸引力を高めます。カーペットまでしっかり掃除したい場合は、吸引のみにしておくと便利です。

疑似ゴミをまいてみました。細かい粉と大きなペット用の砂です
ペット用の砂が1粒残っていましたが、微細なごみを取り切っています

またエアフレッシュナーには、芳香剤(エアフレッシュナーカプセル)をセットするスペースがあります。専用の芳香剤が1個オマケでついてきますが、やさしい香りなのでとても好きです。一般的な芳香剤は置いている付近だけ香ることが多いのですが、移動しながら部屋の隅まで香りを届けてくれるので、とても気に入っています。

エアフレッシュナーは本体のお尻側から装着します
エアフレッシュナーカプセル。キツい香りではなく、優しくふわっと漂う感じです

スマートスピーカーなしで使える音声操作「OK、YIKO」の反応がスゴイ

エコバックスが独自開発した音声アシスタント機能「YIKO(イコ)」も搭載しています。独自機能なのでスマートスピーカーを持っていなくてもOK。手がふさがった状態でも「OK YIKO(イコ)、掃除開始」の一言で、いつでも簡単に掃除を始められます。

個人的にとても気に入った音声アシスタント。反応が早くストレスなし!

使ってみるとスマートスピーカーよりも反応が早いので驚きました。返事は「ハイ」ではなく、「ここです」とキリッと答えてくれます。こちらの音声もよく聞き取ってくれるので、「テーブルを掃除して」といった指令もちゃんと理解して行動してくれます。一般的なスマートスピーカーのように独特な間がなく、何度も言い直すこともありませんでした。

掃除の開始方法は、スマホ、本体のボタン、声の3通りから選べますが、個人的にはこの音声アシスタントが便利すぎて声、スマホの順番で使用しています。

見守りカメラとして、外出中もロボット掃除機から室内を確認できる

ビデオマネージャー機能を使えば、外出中でも本体のカメラを通して部屋の中を確認でき、見守りカメラとしても使えます。広角なので部屋を見渡すことができ、ペットや子供などを確認できます。

見守りカメラとしても使えます。スマホで遠隔運転もできるので、操作して家中を確認することも可能

暗い夜間なども、ちょっとした灯りで部屋の状況を把握できます。音声通話もできるので、家族と会話も可能。出かけたときにビデオマネージャーを起動し、T10 PLUSを手動で操縦して室内を確認することもできるので、旅行中などの家の見回りにも便利です。

手で掃除するよりも床面をキレイにしてくれる

ロボット掃除機を使ったことがない方からよく聞かれるのは、「手で掃除したほうがキレイになるのではないか」ということ。もちろん、ロボット掃除機が入れないような狭いすき間などは、一般的なクリーナーを使うことになりますが、床面に関してはロボット掃除機のほうが丁寧で、ゴミの取りこぼしは圧倒的に少ないのです。

特に私のようなズボラ主婦は手で掃除をすると、目で見えている汚れた場所を中心に掃除しがち。スティッククリーナーのヘッドを前後させながら、順番に横へスライドしてくまなく掃除しているつもりでも、すき間なくすべての床面を掃除するのは大変なものです。

T10 PLUSはセンサーとマッピング機能が優秀です。自分で掃除をするよりT10 PLUSで掃除したほうが、ゴミの取りこぼしがはるかに少ない、ということは日々実感しています。手で掃除するのは本体が入れない場所をたまに掃除するのみとなりました。特に来客の際は、必ずT10 PLUSで掃除をするようにしています。

履歴を見ると、自分でやるよりきちんと隅から隅まで掃除してくれているなあ……と安心します

新モデルではセンサーの精度が上がっているので、多少散らかっていても大丈夫というのは嬉しいですね。コードにからまって止まってしまうこともなかったので、留守中も安心してまかせられます。水拭きのときはカーペットに上らず、吸引モードではカーペットの上をしっかり掃除してくれるので、状況に合わせて使い分けると、いつでも床面はピカピカ。花粉のシーズンも安心です。

T10 PLUSは部屋で目立ちすぎないスッキリした白いデザインも魅力で、アプリ連携もわかりやすく、使い続けるほどに愛着がわくロボット掃除機です。これまでのロボット掃除機では「あまりキレイにならなそう」と思っていた方も、賢くて頼れるT10 PLUSを検討してみてはいかがでしょうか。

置きっぱなしにするロボット掃除機だからこそ、馴染むデザインもいいですね

※1 環境と物体の形状により左右される場合があります

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