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もはや掃除機を超えた価値! 全部入りのDEEBOT X1 OMNI、実はお買い得かも

フラッグシップモデル「DEEBOT X1 OMNI」

ワールドワイドにロボット掃除機を展開するエコバックスから、新たなハイエンドシリーズとして、「DEEBOT X1(ディーボット エックスワン)」シリーズが、3月にデビューした。

これまで上位モデルとしてTシリーズ、Nシリーズを展開してきた同社の新しいハイエンド製品なら、これまでのT9+やN8+クラスで採用してきた自動ゴミ収集機は当然ながら付属。印象が大きく変わった本体デザインに加え、多くの機能が一新され、より完成度を高めている。今回はシリーズで3機種ある中でも最高峰となるフラッグシップモデル「DEEBOT X1 OMNI(オムニ)」をお借りして、じっくり使ってみた。

DEEBOT X1 OMNIの本体(右)とステーション部(左)

ただのロボット掃除機と侮るなかれ。DEEBOT X1 OMNIはもはや、ただ吸って回るだけの掃除機を超えたIT機器へと進化した。そして子育て世代に欲しかった機能も充実している。さっそくご紹介しよう。

なお、Amazonが2022年7月12日(火)~7月13日(水)に実施する「プライムデー」において、「DEEBOT X1 OMNI」が期間限定で25% OFFの148,500円となる特価販売も実施。さらに家電 Watch読者向けに特別クーポンも提供されるとのことだ(セールの詳細は記事の最後に記載)。

まったく新しくなったデザイン

まず掃除機本体から見ていこう。基本的な構造は従来機にも近いが、デザインはデンマークを代表する世界的なデザイン事務所 「ヤコブイェンセン・デザイン」の手によるもの。オーソドックスに見えながら都会的なテイストを感じさせるデザインになっている。

ヤコブイェンセン・デザインによる新ボディ

天面から飛び出した円盤部は、D-ToF距離測定センサーだ。D-ToF(Direct-Time of Flight)は近年、自動運転でも採用されて話題になっている機能で、レーザーパルスを周囲に照射して、壁から反射してくるまでの遅延時間を測定して距離を算出。どのように掃除するかを素早く判断してくれるために重要な部分だ。

さらに、部屋を効率的に掃除するためのマッピング技術も次世代の「True Mapping2.0」を搭載。暗い場所でも正確に間取りや家具を把握、マッピングしてくれる。そのあたりの便利さも実際の使用感と合わせて後ほどご紹介したい。

天面から飛び出した円盤部はD-ToF距離測定センサー

天面のフタは、全体がガバッと外れるスタイルに変更され、ダストボックスへのアクセスがしやすくなった。とはいえ普段はマグネットでぴったりくっついているので、動作時にフタが外れることはない。

天面のフタは全体が外れる方式に変更

正面のセンサー群が、新搭載の障害物回避システム「AIVI 3D」だ。右側が120万画素/148.3度の超広角なHDRカメラ「Starlight RGBカメラ」で、真ん中が3D物体回避のTrue Detect 3D 2.0センサー、左側はカメラ用ライトだ。

正面に搭載の新障害物回避システム「AIVI 3D」

このセンサーからのデータを高速処理するのが、「地平線Sunrise3チップ」だ。 車の自動運転システムにも使用されている高性能プロセッサーで、障害物識別の所要時間は最短で1/20に短縮。AI学習により、18種の物体を識別する。

DEEBOTには吸引と同時に水拭きもできるモデルが多いが、今回DEEBOT X1 OMNIに搭載された水拭きシステムは、2つの円形モップが回転する「OZMO Turbo 2.0」。従来の幅広な1枚のモップ型システムが「ぞうきんがけ」だとすると、今回はモップが回転することでより積極的な「拭き掃除」になった。

底面から見たところ。2つの回転モップがユニーク

もちろん吸引力も大幅にアップしている。DEEBOT N7/N8+が2,300Paだったのに対し、DEEBOT X1シリーズはエコバックス史上最強の5,000Paとなった。カーペットに潜むペットの毛などもガンガン吸い上げる。

そしてDEEBOT X1 OMNI最大の特徴は、全自動クリーニングステーション側にある。従来機と同様、掃除機内のゴミを吸い出して紙パックにためておく機能があるが、従来機が容量2.5Lのダストボックスだったのに対し、本機は3Lの大容量、最大約60日分に強化されている。つまり手動のゴミ捨ては、だいたい1年間に6回で済むという計算になる。

ステーション側の進化がすごい
自動ゴミ収集は容量が約2倍に

加えて回転モップは、ステーション内で自動洗浄され、熱風乾燥してくれる。当然これには、ステーション内に仕掛けがある。ステーションの上蓋を開けると、タンクが2つ見える。右側のタンクが給水タンクで、こちらに水道水を入れておく。

ステーション内部に2つのタンク

清掃を開始すると、給水タンクから本体内に給水され、水拭き用の水として使用される。清掃が終了して本体がステーションに戻ると、給水タンク内の水を使って内部のトレイ内でモップが洗浄される。汚れた水は回収され、左側のタンクへと移されるという仕組みだ。この全自動水拭きシステムは、業界初となる。

キレイな水でモップを洗い、その水は隣のタンクへ

2つのタンクの間には、ツールボックスがある。ここには本体を掃除するためのブラシや、回転モップのスペアを収納することができる。

タンクの間はツールボックスになっている

完全おまかせで平気。モノを避ける能力が高い

DEEBOT X1 OMNIを1週間試用してわかったことは、レベルアップした障害物回避能力は、掃除前の段取りを大きく減らしてくれることだった。従来のロボット掃除機では、掃除前に床に伸びているケーブルを片付けておかないと、確実に巻き込んで身動きが取れなくなってしまうこともあった。また軽く動いてしまうもの、例えばペットの餌入れみたいなものは押し倒してしまい、お掃除ロボットなのに逆に盛大に散らかすという悲惨なことにもなりがちだった。

だが新搭載の障害物回避システム「AIVI 3D」では、床にあるケーブルのようなものも認識して、避けて掃除してくれる。観葉植物もちゃんと認識している。またドレープカーテンに果敢に挑戦して巻きとられて自爆、みたいなことも起こらない。

進化した障害物回避システム「AIVI 3D」で、ケーブルの巻き込みトラブルなし

動きを見ていると、そもそもバンパーにもぶつからず、その前で停止、回避しているのがわかる。DEEBOTには以前から留守中にタイマーで清掃を開始する機能があるが、この回避能力なら何の準備もせず、安心して任せられる。

2つの円形モップが回転する「OZMO Turbo 2.0」は、小さいお子さんがいる家庭に是非オススメしたい。筆者も経験があるが、小さい子がいると、フローリングの床に「謎のベタベタ」が発生していることはないだろうか。

多くは食べこぼしを踏みつけた痕だったり、キャンディの包み紙が裏返って貼り付いた痕だったりするわけだが、こうした「謎のベタベタ」も「OZMO Turbo 2.0」なら問題なく綺麗にしてくれる。やっぱり回転してこすってくれる拭き掃除は、パワーが違う。

水がなくなったりモップが汚れてくると、自動清掃の途中でも一旦ステーションに戻り、モップ洗浄とタンクへ給水が行なわれる。それが完了すると、また清掃を再開する。

水がなくなると自動でステーションへ帰還して補充する

モップがけと吸引掃除の切り替えは簡単だ。本体からモップを引っこ抜けば吸引清掃モードになる。またモップがけモードのときは、カーペットを自動認識してそこには乗り上げないようになっている。

モップをスポッと抜けば吸引清掃モードに

ステーションへの帰還も、かなり賢い。これも高い障害物回避機能のおかげだろうが、足だらけのダイニングテーブルの下からでも、あちこちぶつかって行き詰まるということもなく、横から抜けて回り込んで帰るみたいなことも、難なくこなしてくれる。古いタイプのロボット掃除機をお使いの方はお分かりだろうが、これまでは最短コースでステーションに向かい、障害物にぶつかったら場当たり的に回避するだけなので、結局戻れずバッテリー切れで力尽きるみたいなことが起こっていた。

清掃終了からステーションに戻るまで

DEEBOT X1シリーズは後ろに充電端子があるため、バックでステーションに戻るようになったが、背面にカメラがないにも関わらず、「バックで車庫入れ」は筆者より上手い。ここから約10秒間でゴミを吸い上げたのち、モップの洗浄と温風乾燥に入る。

約1週間拭き掃除したあとの汚水タンクを見てみると、かなり白濁しているのがわかる。従来は拭き掃除の成果がこのような形では実感できなかったが、実際に可視化されると、DEEBOT X1 OMNIでよかったという気になる。

1週間が経過した汚水タンク

マップ機能に追加された「家具エリア清掃」も面白い機能だ。これは3Dモデルを使って部屋の家具配置を再現しておくと、清掃対象としてその「家具」が指定できる。これにより、ダイニングテーブルの下だけもう一回掃除して欲しいといった細かい指示も可能になった。

新搭載の家具エリア清掃で、ダイニングテーブルを指定

清掃以外の強力な機能

進化が止まらないDEEBOTだが、特にDEEBOT X1シリーズの大きな進化は、音声コマンドに対応したことである。以前から、手持ちのスマートスピーカーを使った音声コマンドには対応していたが、本シリーズからは独自の音声コマンドが追加され、スマートスピーカーがなくても声で操作できるようになった。スマホアプリを立ち上げる必要もなく、声をかけるだけで掃除を始められる。

「OK YIKO(オーケー イコ)」と呼びかけると、「ここにいます」と返答する。そのあとにボイスコマンドで、清掃の開始や停止の操作、バッテリー残量や吸引力のレベルなどが確認できるようになった。日本語だと「オーケーいい子」「オーケー行こう」といった話し方でも反応していたので、覚えやすい。

音声コマンドだけでコントロール可能に

搭載の高解像度カメラを使った「ビデオマネージャー」も、大きな進化ポイントだ。清掃中に写真や動画を撮影できるが、それ以上に便利な機能がある。「指定場所に到着」機能は、マップ上で場所を指定すると、そこまで移動して様子を撮影してくれる。例えばペットの餌入れが倒れてないかな、といった確認もできる。

ペットの餌入れの状況を確認

移動を自分で前後左右に操作することもできるが、途中に障害物があると、自分で避けて行かなければならない。だがこの機能を使えば、掃除機が自動で障害物を避けながらそこへ向かってくれるので、失敗がない。これはもはや、地上を走るドローンである。

「家の巡回」機能は、掃除ではなく家の中を走行して巡回してくれる機能だ。スマートフォンアプリでリアルタイムの映像が見られるほか、ポイントごとに写真を撮影してくれるので、あとで見直すこともできる。気に入った写真はスマートフォンにダウンロードできる。

家の中を自動巡回中
巡回スケジュールを予約することもできる
気に入った写真はダウンロードもできる

「音声通話」機能も便利だ。スマートフォンのアプリを使って、掃除機を経由した通話ができる。誰と話すわけでもなくても、室内の様子を音と映像でモニターできるので、留守中の家の状況を確認できる。

例えばお子さん一人で留守番しているときに「音声通話」で話声が聞こえたら、「指定場所へ到着」機能を使って子供部屋まで様子を見に行くことができる。お友だちが遊びに来ているなら「冷蔵庫にプリンがあるから食べなさい」などと声がけすることもできる。もしかすると翌日に保育園で「○○ちゃんのママはロボット?」という噂が立つ可能性もあるかもしれない……。それくらい、もはや家族の一員に近い存在ともいえる。

手動でも自動でも、留守中の様子を掃除機で見守りできるのは、家庭内に監視カメラを設置するよりもはるかに気が利いている。今ロボット掃除機が、ただの掃除機を超え始めた瞬間なのかもしれない。

全部入りのフラッグシップ、意外に安い!?

DEEBOT X1 OMNIがどれだけのことを自動化できるのか、多少なりともご理解いただけたかと思う。まず賢い障害物回避システム「AIVI 3D」のおかげで、ケーブルをどけたり観葉植物を片付けたりといった「掃除機のためのお世話」をする必要がなくなった。集めたゴミも自動的に吸い上げ、約2カ月はほっといていい。水拭きモップも毎回自動洗浄自動乾燥で、「臭いぞうきんで部屋中を拭かれた」ようなこともない。

DEEBOT X1 OMNIはハイエンドモデルゆえに、198,000円という価格に躊躇するところもあるだろう。だが例えばあなたが仕事の手を休めて、従来通り掃除機とモップで30分掃除するとしよう。国税庁民間給与実態調査統計の平均年収から時給換算すると、30分でだいたい1,100円の損失となる。1カ月で33,000円の損失だ。DEEBOT X1 OMNIを導入すると、ちょうど半年で元が取れる。もちろんそれ以降もずっと床掃除から解放されることを考えれば、それほど高い買い物でもないだろう。

なによりもこれで節約できる時間は、月に15時間にもなる。余暇がそれだけ増えるわけで、その時間を使って新しいことにチャレンジできるだろう。

夫婦2人で働いていると、なにかと家の中のことが滞ってくる。生きていくために炊事、洗濯は毎日やるとしても、掃除は後回しになりがちだ。だがDEEBOT X1 OMNIなら、テレワークでも出勤でも、どちらでも床掃除は安心して任せられて、ゴミ捨てなどの面倒さも大幅に減らせる。加えて最新のロボティクスで家庭内の状況も把握できるとなれば、「掃除機を買った」以上のメリットが得られる。

モーターは定評ある日本電産(Nidec)製。日本語でのサポートはもちろんあり、2年間のメーカー保証付きなので、もし故障した場合も国内サービスセンターで最短3日の修理など、他の海外製品だとありがちな不安要素がないのも助かる。

ロボット掃除機の枠を超えたDEEBOT X1 OMNIで、新しい生活様式をより快適なものに変えていこう。

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【更新】セール情報を更新しました(2022年7月1日)

(協力:エコバックス)