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エコバックス、障害物を賢く避けるAI搭載ロボット掃除機

DEEBOT T10 Family

エコバックスジャパンは、直販ストア限定モデルの「DEEBOT(ディーボット) T10 Family」2モデルを6月29日に発売した。ラインナップは「DEEBOT T10 DBX33」と、自動ゴミ収集機を付属する「DEEBOT T10 PLUS DBX33-22」。価格は順に109,800円、139,800円。

AIを用いた高性能障害物回避システム「AIVI 3.0」を搭載。家具や壁への衝突を軽減し、スマートに回避するという。

同回避システムは、120万画素数のHDRカメラと業界最先端というAIチップを搭載することで実現。従来機と比べて、約16倍の処理速度で障害物を認識。障害物の種類を正しく識別し、家具や壁への衝突を軽減する。ペットなど動くモノに対しても、賢く回避しながら安全に走行が可能だという。AIチップが学習し回避精度を継続的に高めつつ、マッピングシステム「TrueMapping2.0」との組み合わせにより、最短ルートで効率的に清掃する。

障害物の種類を識別し、回避しながら掃除していく
マップを作成していく

スマートスピーカーと連携させずとも、本機に話しかけるだけで清掃を始める。アプリを立ち上げる必要もなく、手がふさがった状態でも「OK YIKO(オーケーイコ)、掃除開始」と言うだけで、簡単に掃除が始まるのだ。また本機が作成したマップに、ソファやベッドの位置をアプリで設定することで、「OK YIKO、ソファの下の掃除を開始して」などと言えば、細かくエリアを指定して、声で清掃を指示できるという。

そのほか、Amazon AlexaやGoogle アシスタントとの連携も可能。

細かいエリアを指定して、声で清掃を指示できる

3,000Paの吸引力に加えて、毎分最大600回で振動する水拭きモップ「OZMO PRO 3.0」を備える。振動数は3段階で調整可能。

チリやホコリのほか、床のべたつきまでも綺麗にする。吸引清掃のみでは掃除できていなかった小さなゴミなども、水拭きまで行なうことで解消。床のざらつきなどを気にすることなく、素足で快適に過ごせるようになるという。

毎分最大600回で振動する水拭きモップ「OZMO PRO 3.0」を搭載する

専用アプリでは、本機が内蔵する広角148度の120万画素カメラで撮影した映像を、外出先からでも確認できる。留守中のペットや、別室にいる子供の様子を確認できるとする。通話できるほか、撮影や録画も可能。

留守中のペットの様子を、アプリで確認できる

「DEEBOT T10 PLUS」に付属する自動ゴミ収集機は、最大60日分のゴミを収納可能。掃除が完了すると、清掃時に溜まった本体ダストボックスのゴミを、自動で吸い上げる。密閉型の紙パックを採用し、自動ゴミ収集機から取り出す際に口が閉じる構造のため、ゴミ捨て時にチリやホコリが舞い上がらない。

「DEEBOT T10 PLUS」のロボット掃除機の本体サイズは、353×103.3mm(直径×高さ)。最大稼働時間は260分(静音モード)。ダストボックス容量は400ml。