私の2020

自粛生活で使い方が変わったスマートウォッチ。欲しくなったオーブントースター

家電 Watchの筆者や編集部員が、2020年を振り返りながら、使ってみてよかったものや、注目した話題、動向などについて自由に語るコーナーです。
「スマホの着信通知」目的で買ったスマートウォッチだが、「スポーツ」目的で使うように

2020年は新型コロナウイルスの影響で、筆者の暮らしも大きく変わった1年だった。2019年は平日も休日もほぼ毎日外出していたこともあり、2020年は自宅にいる時間が圧倒的に増えたのだ。その変化に伴い、使い方が大きく変わったり、新たに購入したいと思ったりした電化製品にも出会った。その中の2つの家電を紹介したい。

スマートウォッチは本来(?)の使い方に

前年の2019年半ばに私は初めてスマートウォッチを購入した。それは、Fossilの「Fossil スポーツスマートウォッチ」。製品名やラバー製のバンドから想像できるように、スポーツ使用を想定したスマートウォッチだ。

だが、購入の目的は「電話やメールの連絡を逃さない」ようにするため。外出時は常にスマートフォンを手に持っているわけにもいかず、かといってメールが届くたびにスマホを鞄から取り出すのはなかなかに面倒だった。また、バイブレーション通知機能をオンにしていても鞄の中にスマートフォンが入っているときは電話やメールの通知に気づかないことがあった。そこで、ブランドが好きで、43gと軽量で着けやすそうなFossilのスマートウォッチを購入するに至ったのだ。

2020年の3月までは、電話やメールを通知するデバイスとして利用していたスマートウォッチだが、4月の緊急事態宣言発令に伴い、在宅ワークをする時間が大幅に増加した。それまで鞄の中にあることが多かったスマートフォンは常にデスク上にあり、スマートウォッチをわざわざ使う必要がなくなってしまった。

購入してから1年間も経っていないスマートウォッチを使わなくなるのは勿体ないと、思いついた活用法はウォーキングのお供だ。新型コロナウイルス流行前は仕事や遊びで毎日1万歩ほど歩いていたのが、3月以降は買い物に行く1,000歩ほどになってしまった。そこで8月頃からウォーキングをするようにしていたので、ウォーキングの記録を付けるためにスマートウォッチを使い始めた。

Fossil スポーツスマートウォッチは、健康管理アプリ「Google Fit」と同期し、歩数や歩行距離、心拍数を測定できる。また、スマートウォッチ単体でGPS機能も搭載し、ウォーキングした場所の位置情報の記録が可能だ。これらの機能をフル活用すると、ウォーキングをした日としない日が一目でわかり、長期間にわたって歩数の管理ができるので、ウォーキングのモチベーションが上がっている気がする。これからもスポーツスマートウォッチを「スポーツ」目的で使うことの方が多くなりそうだ。

それまで電池の消耗が激しい心拍数測定はしたことがなかったが、ウォーキングに利用するようになってから使うように

中がモチモチのトーストを作れるオーブントースターが欲しい

二つ目に挙げる家電は、以前は「買わなくてもいい」と思っていたものの、購入に前向きになった「オーブントースター」だ。数年前からオーブントースターの無い生活をしているが、欲しいと思ったのは自粛生活が始まってからだ。

オーブントースター購入に前向きに。写真はドウシシャの「Kamome スチームコンベクションオーブントースター K-CT1」

筆者宅のキッチンはあまり広くないため、キッチンに多くの家電を置くのが難しく、多機能に使える家電だけを置いている。その代表がオーブンレンジである。オーブンレンジさえあれば、冷凍品の解凍など温める機能のほか、グリルやオーブン調理も可能。トーストも、オートメニューやグリル機能を使えば、時間はかかるが焼き上げることができる。

オーブンレンジのグリル機能で焼くトーストなのだが、トースターと比べて綺麗な焼き目は付かず、結構パサパサで固くなってしまう。それでも、トースターを置くには場所を確保しなければならないし、何よりトースターでできる機能のほとんどをオーブンレンジで行なえたので、以前はトーストを買う気が全くなかった。

しかし、2020年の3月以降に在宅勤務が増え、出勤時間に充てていた時間を自由に使うことができるため、朝食にこだわるようになった。ここで気になり始めたのがパサパサのトーストだ。厚切りの食パンを焼いても固くなってしまう、オーブンレンジでつくるトーストに満足できなくなってしまった。

そこでオーブントースターを買おうとインターネットサーフィンをしていると、スチーム機能や熱風を放出する機能を持つコンベクションオーブンが目に留まった。スチームが放出できるのであれば、固くないトーストが焼けそうだ。

実際に、スチーム機能を搭載したドウシシャの「Kamome スチームコンベクションオーブントースター K-CT1」を使う機会があったのだが、外はサクサクとしながら中はモチモチのトーストが焼けた。中がもっちりとしたトーストを食べたのはかなり久しぶりかもしれない。もうオーブンレンジで焼いたトーストに戻れないと思ってしまうほどおいしかった。キッチンにオーブントースターを置くスペースはないが、この際リビングに置くのでも構わないと思うほど、オーブントースター、特にコンベクションオーブントースター購入を前向きに検討し始めている。

コンベクションオーブントースターで焼いたトースト。トーストを割いた断面からもモチモチさが伝わるだろうか

大塚 愛理