東芝の餅つき器「もちっ子 AFC-287」

メーカー・製品名
東芝の餅つき器「もちっ子 AFC-287」

投稿者
神奈川県 小澤 正さん

購入時期
1979年

購入時の金額
35,800円

思い出
　わが家では60年ほど前から、毎年、年末に杵と臼を使い、餅つきをしていました。餅つきのメンバーは、祖母と両親そして兄と私でした。

　餅の種類は、鏡餅・のし餅・あんこ餅・きなこ餅と沢山作りました。それを正月に雑煮にしたり、あべかわにしたりして、美味しく食べていました。

　しかし祖母が亡くなり、我々子供が成長して家から出ると、両親は餅つきをやめ、この餅つき器を農協から購入して毎年餅をつくっていました。

　当時田舎に帰ると母は餅を焼いてくれ、自宅に帰るときは持たせてくれました。その母が5年前に亡くなり、父が施設に入り本器が使われなくなりました。

　兄と相談して私が田舎から自宅に持ってきて、年の瀬には餅つきを行なっています。今度は、私たちが子供たちに持たせています。

　本餅つき器は　祖父親子三代で使用、そして祖父親子孫4代で食べてます。非常に思い出深い餅つき器です。まだまだ現役です。