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アイリスオーヤマ、人感センサー付セラミックヒーター2機種を発売

 アイリスオーヤマは、「人感センサー付セラミックヒーター」の新モデル2機種を9月中旬より順次発売する。加湿機能を搭載した「加湿セラミックヒーター SHH-121」と、ハイポジションタイプの「セラミックファンヒーターハイタイプ JCH-12DH」の2機種で、参考価格は順に24,800円(税抜)、19,800円円(税抜)。

加湿セラミックヒーター SHH-121
セラミックファンヒーターハイタイプ JCH-12DH

 人の動きを感知して、稼働する人感センサー搭載のセラミックファンヒーター。同社によると、セラミックヒーターは、「速暖性が高い」、「部屋の空気を汚さない」などの利点がある一方、「部屋の空気が乾燥しやすい」、「体を局所的にしか温められない」という声もあるという。新モデルでは、これらの声に応え、加湿機能を搭載したタイプと、全身を温めることができるタワータイプの2機種を展開する。

加湿能力は約17畳まで対応する600ml/h。加湿と暖房、それぞれ単独運転も可能

 「加湿セラミックヒーター SHH-121」は、暖房と加湿が同時に稼働することで、部屋の乾燥を防げる点が特徴。それぞれ単独運転にも対応する。

 加湿方式は加熱超音波式で、加湿能力は約17畳まで対応する600ml/hとした。そのほか、水位が確認しやすいように、タンクにLEDライトを搭載した。タンク容量は3Lで約5時間の連続加湿運転に対応する。

 本体サイズは、250×275×400mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.9kg。消費電力は暖房(強)に加湿を組み合わせた時で1,350/1300W(50Hz/60Hz)。適用床面積は暖房機能が8畳、加湿機能が17畳。

上下に2つのヒーターを備える。それぞれ単独運転も可能

 「セラミックファンヒーターハイタイプ JCH-12DH」は、体全体を温めることができるタワー型のモデル。それぞれのルーバーは上下方向に手動で動かし、風向きを調整できる。

 本体には、上ヒーターと下ヒーターを搭載しており、上下別々に温風や電源の設定が可能。運転モードは「人感センサー」「連続」「室温連動」の3つを用意し、室温連動は室温変化によって自動で運転を制御する。

 本体サイズは270×710mm(直径×高さ)で、重量は約3.7kg。消費電力は1,200W(600W×2)。

阿部 夏子