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65歳以上の女性でも取り出しやすい液晶タッチパネル搭載の縦型洗濯機

「Jコンセプトシリーズ」の縦型洗濯機「NA-JF801」

 パナソニックは、50~60代をメインターゲットとした家電「Jコンセプトシリーズ」の新製品として、取り出しやすさにこだわった縦型洗濯機「NA-JF801」を7月中旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は18万円前後(税抜)。

 乾燥機能なし、容量8kgの縦型洗濯機。メインターゲットであるシニア世代の使い勝手を重視して、取り出しやすさにこだわった点が特徴。製品開発にあたっては、65歳以上の平均的な体格を元に、本体の高さや、槽の深さなどを徹底検証した。前面の高さは従来より低く、洗濯槽の底の高さは従来より高く設定。さらに投入の面積は従来より約14%広くし、業界最大の大きさとした。これにより、伸長152cmの方でも、無理なく手が届き、腰への負担を軽減できるという。

フタを開けたところ
ゆったりと流れる水面をイメージしたという清流柄を採用する
65歳以上の平均的な体格を元に、本体の高さや、槽の深さなどを徹底検証した
従来機種(左)と比べると、前面の高さは低く、洗濯槽の槽のそこは高くなっている
投入口の面積は従来より約14%広く、業界最大の大きさ
従来機種の投入口。NA-JF801に比べると狭い

 また、脱水後にパルセーターを小刻みに回転させることで、槽の周りに張り付いた衣類をはがし、取り出しやすくする「からみほぐし機能」も搭載する。さらに、フタの接合部は凹凸の少ない部品を採用し、お手入れしやすい構造とした。

 操作部は、パナソニックの縦型洗濯機としては初めて、液晶タッチパネルを採用。業界最大の大きさで、文字が見やすく、操作しやすいという。

脱水後にパルセーターを小刻みに回転させることで、槽の周りに張り付いた衣類をはがし、取り出しやすくする「からみほぐし機能」を搭載
フタ接合部は、凹凸が少なく、ホコリが溜まりにくい
パナソニックの縦型洗濯機としては初めて、液晶タッチパネルを採用する

 本体サイズは599×626×1,017mm(幅×奥行き×高さ)。

阿部 夏子