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シャープ、操作がわからなくても音声と画面でガイドするFAX
~受話器をコードレス化
(2013/7/3 13:49)
シャープは、音声と画面表示で操作が確認できるFAX「デジタルコードレスファクシミリ fappy(ファッピィ) UX-850CL/CW」を、7月19日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機1台タイプの「UX-850CL」が30,000円前後、子機2台タイプの「UX-850CW」が40,000円前後。
クリアな音質で通話できるDECT 1.9GHz方式のFAX。音声のサポート機能を充実した点が特徴で、画面にエラーメッセージが表示された場合などに、本体の音声案内ボタンを押すことで、基本操作や対処方法を音声と液晶画面でガイドする。また、相手の音声が聞こえにくい場合は、「音量大」ボタンを押すことで、音量が一気に大きくなる。
さらに、かけてきた相手の名前を音声で知らせる「新・誰からコール」も備える。電話帳に未登録の番号からかかってきた場合は、都道府県名を読み上げる。
電話機能ではこのほか、親機の受話器をコードレス化した。話しながら部屋を移動するなど、コードレス子機と同じような使い方ができるという。また、電話に出る前に、相手を確認してから対応する「聞いてから応答」機能、かかってきた電話を電話帳登録者/番号通知者/非通知に区分し、緑/黄/赤の3色のLEDで表示する「あんしんLED」機能も備える。
FAX機能では、親機の約4.9型の大型液晶画面でFAX内容を確認してから印刷する「見てからプリント」機能を搭載。必要なものだけ印刷できるため、用紙代やインクリボン代が節約できるという。画面表示は、液晶画面脇の上下ボタン、または数字ボタンでスクロール可能。7段階のズーム機能も備える。
親機サイズは319×190×88mm(幅×奥行き×高さ)で、記録紙トレイ伸長時は319×256×279mm(同)となる。重量は約2.4kg。消費電力は待機時で約2.5W、最大で約90W。記録紙サイズはA4。コードレス子機の本体サイズは50×29×176mm(同)で、重量は約145g。親機、子機の液晶は漢字表示に対応する。本体カラーはホワイト系。
下位モデルとして、親機の受話器が有線式の「UX-610CL/CW」を、8月23日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機1台タイプの「UX-610CL」が19,000円前後、子機2台タイプの「UX-610LW」が29,000円前後。本体カラーはゴールド系とブラウン系の2色が用意される。