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アイリスオーヤマ、業界標準より約1割明るく“高齢者に優しい”シーリングライト
~調色しても明るさが変わらない設計を採用
(2013/6/21 15:40)
アイリスオーヤマは、定格光束を業界標準より約1割明るく設定した「LEDシーリングライト ALシリーズ」を6月24日より発売する。調光・調色ができる適用畳数8畳の「CL8DL-A1」、12畳の「CL12DL-A1」、調光のみ対応する8畳タイプの「CL8D-A1」、12畳タイプの「CL12D-A1」の4機種で、価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は順に19,800円前後、24,800円前後、16,800円前後、19,800円前後。
シーリングライトの明るさの目安となる定格光束を、業界標準より約1割明るく設定したシーリングライト。一般社団法人日本照明工業会によると、高齢化に伴い光を感じる力は少しずつ衰えていくため、高齢者は若年者に比べてより明るさが必要で、70代は20代の3倍以上の照度を必要だという。
同社ではこれを踏まえ、新シリーズを“高齢者に優しい商品”と位置づける。一般社団法人日本照明工業会ガイドでは、適用畳数8畳までの標準定格光束として3,800lmを表示基準としているが、ALシリーズでは4,200lmを実現、12畳タイプの標準定格光束5,000lmのところ、ALシリーズでは5,400lmとした。
さらに、新機能として調色しても明るさが変わらない設計技術を新たに搭載した。同社によると、従来のLEDシーリングライトは電球色や昼光色に調色すると、明るさが低下し、それが不満にもつながっていたという。ALシリーズでは、LEDチップの発光効率を最大限に引き出す電源・設計技術を採用したことで、調色しても明るさが一定で光束が低下しないという。
調光・調色ができる適用畳数8畳の「CL8DL-A1」と、12畳の「CL12DL-A1」には、「読書」「食事」「くつろぎ」の3つの生活シーンにあった調光・調色が設定されており、リモコンのボタンで簡単に切り替えできる。調光は10段階、調色は11段階。色温度は2,800K(電球色)~6,500K(昼光色)で、平均演色評価数はRa83。本体サイズは680×146mm(直径×高さ)。
調光のみ対応する8畳タイプの「CL8D-A1」と、12畳タイプの「CL12D-A1」は10段階の調光機能を備える。色温度は6,500K(昼光色)で、平均演色評価数はRa83。本体サイズは680×146mm(同)。