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主婦が買って後悔したキッチン家電1位は「電子レンジ・オーブンレンジ」――マーシュ調べ
~“高機能すぎて使いこなせない”。2位は炊飯器
(2013/4/22 00:00)
インターネット調査会社のマーシュは、20~60代の既婚女性を対象に、キッチン家電に関するアンケートを実施。この結果、“買って後悔したキッチン家電”の1位に、電子レンジ・オーブンレンジが選ばれた。対象人数は500名。
“キッチン家電を購入して、何らかの後悔をしたことがあるか”という問いでは、約半数の48.6%が「ある」と回答。一方で「なかったと思う」は38.8%、「まったくない」は4%だった。また、2軒以上店を回って購入した人は、1軒だけの人、またはネットショッピングで買う人よりも、後悔した経験のある人の割合が高かったという。
“購入して後悔したキッチン家電”では、電子レンジ・オーブンレンジが33.1%で、2位の炊飯器(22.3%)を約10ポイント上回る結果になった。以下、ジューサー・ミキサー(20.7%)、冷蔵庫(20.7%)、フードプロセッサー(16.9%)と続く。
後悔した理由としては、電子レンジ・オーブンレンジについては「汚れがつきやすく、多機能すぎて使いこなせない」(20代)、「加熱ムラがあった」(50代)、「食器棚の横上10cm開けなければいけないので、食器棚を買い換えた」(60代)など。
炊飯器では「期待したほどお米がふっくらしない」(20代)、「釜に米がこびりつく。いくら調節してもそこが焦げ付く」(40代)、「3~5回で内釜の塗装が剥げてきた」(50代)、冷蔵庫では「使っていくうちに小さく感じた」(30代)、「ドアポケットが壊れやすい」(40代)などの声があった。
“後悔したキッチン家電はその後どうしたか”については、「我慢して(あきらめて)使った」が68.2%でトップ。2位は「使わずに持っている」(21.5%)で、少数意見では「捨てた」「修理・交換した」「別の製品に買い換えた」「人に譲った、売った、リサイクルに出した」という声もあった。「返品した」は0人だった。
また、キッチン家電を購入する際に、平均で何件くらいの店舗に見に行くかについては、「2軒」が44.8%で1位、2位は「1軒」(21.9%)、3位は「3軒」(20.7%)だった。ネットショッピングや通販で購入する「0軒」は7.8%で、年代別では20代の比率が他の年代よりも高かったという。