ニュース
北海道電力、7%の節電要請が再開
~対象時間帯を8時~21時へ拡大
(2013/1/7 15:30)
1月7日から、北海道電力の7%節電要請が再開した。3月8日までの平日が対象で、1日のうち8時~21時が対象時間帯となっている。
北海道電力は、2012年12月10日から「2010年比で7%」の節電要請期間に入っていたが、年末年始の休暇期間は「数値目標を伴わない一般的な節電」へと要請のレベルを引き下げていた。
企業などの活動が再会する7日から改めて7%の節電を要請し、12月中は16時~21時までだった時間帯も8時~21時に拡大した。
北海道電力は、寒冷で冬期に電力需要が増える特殊事情や、本州との電力融通のための連系線の容量が小さいこと、電力需要に対して発電機1台が占める割合が高く故障の際に影響が大きいことなどの理由から、一段と厳しい節電が要請されている。
気候の変動による影響も大きく、昨年末の12月26日と27日には寒波の影響で2日連続で今冬の最大電力を更新した。
なお、北海道電力と沖縄電力を除く電力会社8社についても、「数値目標を伴わない一般的な節電」が要請されている。