パナソニックのLEDネックライトがキッズデザイン賞優秀賞を受賞
パナソニック「LEDネックライトシリーズ」 |
パナソニックは、同社の「LEDネックライトシリーズ」が第6回キッズデザイン賞において、優秀賞(キッズデザイン協議会会長賞)を受賞したことを発表した。
キッズデザイン賞は、内閣府認証NPOキッズデザイン協議会が主催する顕彰制度で、「子どもたちの安心・安全に貢献するデザイン」、「創造性と未来を拓くデザイン」、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」が選出のポイントとなる。第6回目の開催となる2012年度は、過去最高となる377件の応募があり、そのうち250件が受賞した。
「LEDネックライトシリーズ」は、特に優れたものに贈られる優秀賞を受賞。首にかけて使う防滴構造の小型LEDライトで、両手を使わずに手元や足元を照らせる点が特徴。
点滅機能を搭載した「BF-AF11P」 |
2004年に発売以来、ユーザーより「夜間に、塾等から帰宅する子供を自動車の運転手が視認しやすい機能がほしい」との要望があったことから、点滅機能を搭載した「BF-AF11P」を発売。LEDを点滅させることで、連続使用時間を従来の15時間から100時間に長時間化し、外出や帰宅の途中での安全・安心を高める商品としてさらに用途を広げたとしている。
なお、パナソニックではLEDネックライトシリーズ以外にも加湿空気清浄機、ビルトイン食器洗い乾燥機、卓上食器洗い乾燥機、システムキッチンなどがキッズデザイン賞を受賞している。
また、大阪府(大阪府産業デザインセンター)/積水ハウス株式会社/大和ハウス工業株式会社/株式会社ジャクエツ環境事業/NPO法人GIS総合研究所/パナソニック株式会社の連盟で応募した「こどもOSに基づくデザイン発想ツール『プレイフル・デザイン・カード』の開発と検証」は、審査員長特別賞を受賞。これは、子供の行動観察調査から、共通した行為を21のキーワードで表現。それらの行為に対応した安全・安心面での留意点をカード形式でまとめることで、建築・環境デザインやプロダクト等のデザイン発想ツールとして提案したもの。
(阿部 夏子)
2012年7月31日 13:38