シャープ、癒し・安眠効果がある「さくら色」LEDシーリングライトの廉価モデル

~6畳タイプを追加。「目にやさしい」効果も確認
さくら色LED照明 DL-C506V

 シャープは、「安眠」「癒し」の効果を実証したLEDシーリングライト「さくら色LED照明」の新製品として、自動調光・調色機能を省いた廉価モデル4機種を、7月13日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、12畳用「DL-C506V」が50,000円前後、10畳用「DL-C406V」が45,000円前後、8畳用「DL-C306V」が40,000円前後、6畳用「DL-C206V」が35,000円前後。

 10段階の調光・調色機能に加え、“ソメイヨシノ”と“八重桜”という、2種類のさくら色の光色が選べるLEDシーリングライトシリーズの新製品。今回発売する4製品は、同社が3月に発売した「DL-C604V/C504/C304」の廉価モデルで、基本的な機能やデザインは同じだが、一日の生活サイクルに合わせて光色や明るさを自動的に変化する「エコあかリズム さくらプラス」は省かれている。

 さくら色の光の効果については、民間の研究機関が行なった調査によれば、寒色の光と比べて「気持ちが癒される」「寝付きが早い」、暖色と比べて「快適度が高い」「よく眠れる」「目覚めが良い」などの効果があるという。また新たに、寒色と比べて「目にやさしい」という効果も確認できたという。

 ラインナップは12畳用、10畳用、8畳用に加え、6畳用も用意される。寝室からパーソナルルーム、子供部屋など、部屋の広さに合わせて選べる。

暖色・寒色と比較した、さくら色LEDの効果
現行製品のDL-C604Vを加えると、6~14畳用までラインナップが揃うことになる

 機能面では、就寝前に徐々に明かりを落とす「おやすみリズム」、ゆるやかに明るさを抑えて消費電力を抑える「エコ調光」を備える。また、シャープ製スマートフォンの専用アプリ「ELMシーリングライトリモコン」でも、調色やさくら色の選択ができる。

 このほか、直進的なLEDの光を広げるために、器具内にはLEDの光を集光・拡散するレンズ、発光面全体に光を導く導光板、光を広げる拡散カバーを採用。同社ではこれを「LED光設計技術」としており、寒色・暖色・さくら色の光が発光面に広がる薄型照明が実現できたとしている。

独自のLED光設計技術を採用

 本体サイズは全機種が600×48mm(直径×高さ)。DL-C506Vの重量は3.2kgで、全光束は5,200lm、消費電力は80W。寿命は全機種が40,000時間。

寒色暖色
さくら色「ソメイヨシノ」さくら色「八重桜」
寒色で点灯中のようす暖色で点灯中のようす
さくら色「ソメイヨシノ」で点灯中のようすさくら色「八重桜」で点灯中のようす付属するリモコン





(正藤 慶一)

2012年7月6日 13:05