ブルーエアの空気清浄機、全機種で浮遊ウイルス除去効果を実証

ブルーエア 650E

 セールス・オンデマンドは、スウェーデンの空気清浄機専業メーカー「ブルーエア」の全モデルが、日本電機工業会(JEMA)の制定した基準に乗っ取った「浮遊ウイルス除去」効果を実証したことを発表した。

 効果が実証されたのは、JEMAが2011年7月に新たに制定した基準「HD-124」に基づくもので、テストでは6畳程度の密閉した室内に、インフルエンザウイルスあるいは、大腸菌ファージを100個相当散布し、その後、空気清浄機を稼働しそのウイルスの除去量を一定時間後に計測するというもの。

 ブルーエアでは全モデルにおいて、同テストを実施。その結果、最上位モデルの「ブルーエア 650E」は、10分以内に99%以上の浮遊ウイルスを除去。搭載しているフィルターの数が少ない「ブルーエア450E」と「ブルーエア270E」は、いずれも20分以内に99%以上の浮遊ウイルスを除去したという。

「ブルーエア 650E」の実証データ「ブルーエア450E」の実証データ「ブルーエア270E」の実証データ

 ブルーエアは、米国家電製品協会(AHAM)が定める空気清浄機の清浄効果を示す「CADR」(Clean Air Delivery Rate:クリーンエア供給率)においても、NO.1の性能評価を獲得するなど、各国で高い評価を得ている。

 ブルーエアは、独自の「3ステップHEPASilentフィルター」を搭載した空気清浄機。空気清浄に特化した製品で、最上位機種の「ブルーエア 650E」では、1時間あたりの最大清浄空気供給量は約830立方mで、65平方m(約39畳)の室内の空気を約5回清浄することができるという。フィルターは6カ月ごとに交換する必要がある。

 適用床面積39畳の「ブルーエア 650E」の希望小売価格は119,700円、21畳の「ブルーエア 450E」は79,800円、12畳の「ブルーエア 270E」は54,600円。





(阿部 夏子)

2011年11月24日 15:59