東芝、タイ洪水でエアコン・冷蔵庫・オーブンレンジの発売延期

 東芝ホームアプライアンスは、タイでの大規模な洪水被害の影響で、エアコン、冷蔵庫、オーブンレンジの新製品について、発売を延期すると発表した。

 発売が延期となる製品は、エアコンが「大清快VOiCE NDRシリーズ」全9機種。冷蔵庫が「ベジータ(VEGETA) シリーズ」全6機種のうち、「GR-E55F/GR-E50F/GR-E47F」の3機種。オーブンレンジが「スチームオーブンレンジ・石窯ドーム ER-JD7」。いずれも11月または12月の発売を予定していた。延期後の発売日と出荷時期は未定としている。

 なお、大清快VOiCEのうち、「RAS-221NDR/RAS-251NDR/RAS-562NDR」の3モデルについては、発売日を当初の11月上旬から11月中旬に変更したうえで、初回生産分の約100台のみ出荷する。初回生産分の出荷後の発売時期は未定。

 同社では発売が遅れた理由として、冷蔵庫とオーブンレンジは“一部の部品調達が困難なため”、エアコンは“製造する東芝キヤリアタイ社の操業が停止したため”としている。

声で操作をするエアコン「大清快VOiCE」は全機種で発売が延期庫内を高湿度に保つことで、野菜を新鮮に保つ冷蔵庫「ベジータ」は3機種が延期スチームオーブンレンジの「石窯ドーム」は、「ER-JD7」が発売延期。上位モデルの「ER-JD8」は発売中






(正藤 慶一)

2011年10月28日 17:30