東芝、容量26Lで設置しやすいオーブンレンジ「石窯ドーム」

石窯ドーム ER-JD8

 東芝ホームアプライアンスは、容量26Lの過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-JD8」を10月中旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後。

 高温で素早く焼き上げ、食材の旨みを閉じ込める“石窯”の焼き上げを目指した「石窯ドーム」の新製品。容量30L未満のモデルは今回が初めてとなる。

 庫内4面に遠赤外線を発生する塗料をコーティングしているほか、熱を素早く庫内に循環させるため、庫内天井を湾曲させた独自の「石窯ドーム構造」を採用する。

 ER-JD8では、従来本体の右側にあった操作ボタンを扉の下に変更したことで、庫内の横幅を広く確保した。庫内幅は390mmで、横長の皿にも対応するほか、幅19cmの皿を使った場合2枚並べて入れることができるという。

 また、キッチン棚などにも設置できるように、本体は高さ348mm、奥行き400mmの省スペース設計とした。

 調理機能では、食材の余分な油脂を落としながら調理する「過熱水蒸気調理」機能、250℃の高温オーブン機能、1,000Wの高出力と赤外線センサーで素早く温めできるレンジ機能などを備える。そのほか、スチームで庫内の汚れを浮き上がらせる「手間なしお手入れ」コースも搭載する。

 本体サイズは、480×400×348mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は13kg。最大消費電力は電子レンジ使用時の1,390W。レンジ出力は1,000W/600W/500W/200Wに対応する。本体カラーはライトグレー。

「ER-JD7」左からグレイッシュホワイト、ブラック

 下位機種として、過熱水蒸気調理を省略した「ER-JD7」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後。庫内容量は26L。本体カラーはグレイッシュホワイトとブラック。





(阿部 夏子)

2011年9月7日 15:50