東芝、ビームランプ形とボール電球形のLED電球

~明るさを強化した電球色タイプ

 東芝ライテックは、LED電球の新製品として、ビームランプ形の電球色タイプ「150W形相当 18.8W LDR19L-W」と、ボール電球形の電球色タイプ「60W形相当 10.0W LDG10L」を、9月20日に発売する。希望小売価格は、ビームランプ形が15,750円、ボール電球型が7,350円。

ビームランプ形 150W相当 18.8W  電球色タイプ LDR19L-Wボール電球形 60W相当 10.0W  電球色タイプ LDG10L

 主に店舗照明などで使用されるビームランプ形は、白熱電球ビームランプ150W形相当の明るさを備えた電球色のLED電球。同社が既に発売しているLED電球ビームランプでは、150W形相当の明るさは昼白色のみで、電球色では100W形相当の明るさまでしかなかった。同社によると、店舗照明や看板照明、ライトアップなどでは、白熱電球ビームランプと同等の光色で、さらなる明るさが求められているという。

 また、前面カバーとボディの間に丸型のパッキン「Oリング」を入れることで、高い防水性能を実現しているという。さらに、既存の白熱電球ビームランプにそのまま置き換えて使用できるよう、ほぼ同サイズ、同形状としている。

 本体サイズは121×135mm(直径×高さ)で、重量は480g。口金はE26。消費電力は18.8Wで定格寿命は40,000時間。同等の明るさの白熱電球ビームランプと比べると、消費電力は約82%減、寿命は6倍となる。光色は電球色のみ。

 ボール電球形は、従来モデルの電球色タイプ「LDG9L」より、明るさを強化した点が特徴。従来モデルは全光束が530lmだったのに対し、本製品ではボール電球60W形相当の明るさに当たる730lmで、1W当たりの発光効率は73.0lm/Wとなった。同社によれば、これは既発売の昼白色タイプ「LDG10L」と同じ明るさで、“業界最高の全光束値・ランプ効率”を実現しているという。

 また、サイズ・形状とも、同社の白熱電球のボール電球「ホワイトボール GW100V57W95」と同等。器具デザインとのマッチングや雰囲気を損なわずに、ホワイトボールからの置き換えができるという。

 本体サイズは95×127mm(直径×高さ)で、重量は145g。口金はE26。消費電力は10.0Wで、定格寿命は40,000時間。光色は電球色のみ。






(正藤 慶一)

2011年8月29日 13:36