シャープ、スタンダードモデルのサイクロン式掃除機

~プラズマクラスター機能は省略
EC-CP12

 シャープは、上位モデルからプラズマクラスターイオン放出機能などを省いた、スタンダードモデルのサイクロン式掃除機「EC-CP12」を、6月10日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。

 スタンダードモデルのサイクロン式掃除機で、最上位モデルの「EC-VX220」と比べると、プラズマクラスターイオンの発生機能や、吸い込んだゴミを圧縮する「Wスクリュープレスごみ圧縮」などの機能が省かれている。

 集塵機構は、高速旋回気流でごみと空気を分解する「遠心分離サイクロン」で、モーター駆動のパワーヘッドも採用。床面に合わせて自動で運転を切り替える「エコ掃除」機能も備える。本体内には微細なハウスダストをキャッチするHEPAクリーンフィルターも搭載し、ダストカップのフタを回すことで、フィルターのクリーニングもできる。

 本体サイズは、257×363×248mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.8kg。吸込仕事率は450W。運転音は約57~64dB。消費電力は約240W~1,000W。集塵容量は0.35L。本体カラーはゴールド系(シャンパンゴールド)。

EC-CT12

 EC-CP12の下位モデルとして、ヘッド内のブラシがモーターで動くパワーヘッドではなく、空気の吸い込みで動く「タービンヘッド」となった「EC-CT12」も同時に発売した。価格はオープンプライスで、点灯予想価格は25,000円前後。本体カラーはベージュ系。







(正藤 慶一)

2011年6月10日 13:44